tsubuyaki622の日記

母の闘病記

病院の闇(1)

 

      病院の闇(1)~(5) 始

 

 


母は病院の産婦人科で、腹水を全量抜かれ、すべて廃棄されたことで、
速に体力を消耗して死に至った
。享年81歳。



2021年6月に7回忌も済み、気持ちの高ぶりも治まって、病院での診療内容
を、『冷静に』振り返ることができるようになった。


そこで私見は極力省いて』『客観的事実』ならびに『合理的推論』
基づき、注釈と解説を添えて『私の体験談』を語ることにした。



      ≪≪≪治療経過概要≫≫≫



2013年6月11日卵巣がんⅢ期と診断されたが、手術、抗がん剤の治療は
受けず診察のみでしばらく様子見。


2014年4月15日から5月17日まで、都内クリニックでマイクロ波による温熱
療法を計7回受けた
ことで体調が悪化



2014年8月12日から9月9日にかけて最小限の放射線照射を5回受けたあと、
体調は急回復した。


2015年1月28日白内障手術の相談をした際、心電図を見た眼科の女性研
修医から、手術の前提として心房細動の治療を受けることを求められた


2015年2月9日循環器科で診察を受けたところ、心電図を見て『ほってお
いたら脳梗塞になる』と脅され
2月23日からメインテートとシベノール
3月9日からは不本意ながら抗凝固薬エリキュースの服用を始めた。


2015年2月24日から3月3日にかけて、右左の白内障手術を受けた。


脳梗塞の恐れがあると言っておきながら抗凝固薬服用後初の診察日であ
る2015年3月30日
には、今後は訪問医から同じ処方と診察を受けるように
と、循環器科の医師が母に告げた。つまり丸投げ


2015年4月に入ると、抗凝固薬のせいでお腹が急速に大きくなりだしたの
で、2015年4月22日に主治医が、循環器科で処方された3薬の服用中止を指
示。


2015年4月28日に、主治医が腹水抜きの入院を決めた


2015年5月7日、8日の両日入院して腹水を抜いた


腹水抜きは、主治医の指導のもと、精神疾患を発症して、抑うつ状態にあ
った研修医
が担当
したが、腹水全量を抜き取って廃棄


2015年5月20日、腹水抜き後初めての診察で、主治医が余命3カ月を宣告
まさに青天の霹靂であった。


卵巣がんはⅢ期のままで、これまで余命の話などまったく無かったのに、
いきなりの宣告で呆然自失状態に陥ってしまった。


2015年6月に入ると急速に体力が衰えていき、とうとう2015年6月22日

帰らぬ人となってしまった


死後すぐに、生前母が主治医と約束していた解剖をお願いしたが、主治医
は頑なに拒絶
した。


母の死の20日2015年7月12日腹水抜きを施行した研修医が過労自殺


2015年9月28日、病院の医事課員に『病気の経過』をまとめた書類を渡し、
医療事故調査を依頼。事故調査委員会を立ち上げて調査すると返答


2015年12月15日一向に返事が来ないので電話で確認すると『主治医が
何も問題はなかったという』
ので、事故調査委員会は立ち上げなかった』
返答。『二月以上もほったらかしにした挙句』のはてに。


2016年1月7日『所管警察署に告訴状を提出』するも、解剖を行っていな
いとの理由で受理されず



2016年1月21日警察のはからい産婦人科医長と主治医から治療内容に
ついて説明を受けた
が、納得できる説明ではなかった


2016年2月9日600頁余のカルテを入手

 

 


            [2015-01診療記録]



          ≪≪≪全体の構成≫≫≫



病院の闇の『核心部』は、2015年4月22日に始まる『腹水抜き』であるの
で、まずは4月22日の腹水抜きから読んでいただきたい


腹水抜きに至るおおもとは、2015年2月9日循環器科医師が標準12誘導心
電図を見て、『ほっておいたら脳梗塞になると脅し』『もうそのままでいい』

と母が言ったのに、抗凝固薬エリキュース等を処方されたことにあると思う。


循環器科を受診するきっかけは、2015年1月28日白内障手術に際しての
標準12誘導心電図で、『心房細動』の恐れがあり、『心房細動の治療を受け
なければ、白内障の手術をしない』
と、眼科の女性研修医に言われたこ
とにある。

2013年5月から2014年末までは、病院の闇に至る導入部であるので、読み
飛ばしてもらってかまわない。



       ≪≪≪卵巣がんⅢ期と診断≫≫≫



母は都内総合病院の呼吸器科に通院して、肺病の診察を長い間受けていた
が、2012年末から頻尿を自覚するようになり、2013年5月10日産婦人科
で診察を受けたところ、6月11日『ClassⅢの卵巣がんと診断された。


放射線科での治療を除いて、産婦人科では腹水を抜くまで治療は受けてお
らずず、『診察と検査のみ』の2年間であった。


【2013年6月11日 9:24 主治医カルテ】

画像上はOvKⅢ期を疑う
 本人に下記の通りIC(Informed Consent)施行
 悪性の可能性が高い旨を告知した。」


インフォームド・コンセント

「精査の結果からは卵巣癌が最も疑われる。」

「下腹部痛も頻尿も卵巣腫瘍が原因ではないかと思われる腹水も貯留して
 おり、腹膜播種も疑われていることから卵巣癌であれば少なくともⅢ期
 以上
ということとなる。」

「画像上は遠隔転移はなさそうである。
 だがこれらはあくまでも推察でしかなく、卵巣癌と診断が確定した訳で
 はない
。」

卵巣癌の診断は手術で摘出したものを病理組織診断することで診断

 となる。」


【2013年6月21日 母のメール】

 主治医の先生が、

「変わりがあったら夜、夜中いつでも入って来なさい、○○さん(母)の
 ことは皆知っていますし何とでも対
 処できます。」

 と言って頂きました。
 お若い先生ですがマトモ!。

《と言っておきながら、亡くなった後に母が主治医と約束していた剖検を
 お願いしたところ、無碍もなく断られた。》



          ≪≪≪細胞診≫≫≫



2013年8月28日産婦人科腹水穿刺し25ml採取


【2013年8月30日 腹水病理検査レポート(細胞診)】

「若干リンパ球優位の著明な炎症性背景に反応性中皮細胞や組織球が多数
 見られます。」

 

「その中に若干の核形不整と明瞭な核小体の見られる異型細胞集塊がごく
 少数見られます。標本上、腺癌の可能性がありますが、異型が著明では
 なく、あまり多くないため
classⅢ
とします。」


【2013年9月12日 16:33 主治医カルテ】

「腹満軽度、著明な増悪なし
 US上も腫瘤増大なし、腹水増多なし」


【2013年11月20日 16:19 主治医カルテ】

「腹満あるも下腹部全体は柔らかい
 腫瘤の可動性良い
 出血は漢方の影響か?多量ではないことから様子をみる」

 

「TA:腹水少量のみ 、腫瘤変わらず、腸嬬動良い」


【2014年1月15日 診療情報提供書 主治医→訪問医】

「骨盤腔MRI検査では多房性充実性の骨盤内腫瘍であり、正常卵巣が同定
 できないことから、また腹水も伴っており、卵巣原発悪性腫瘍の可能性
 を強く疑う結果でした。」

 

「先日腹水試験穿刺を行ったところ、やや黄色の強い漿液性の腹水を認め、
 細胞診結果は疑陽性(腺癌疑い、検鏡では卵巣原発の可能性が高いと思
 われます)でした。」



          ≪≪≪温熱療法≫≫≫



2014年3月4日横浜で、マイクロ波による温熱療法クリニックを受診、診断
(O-リング法)
で、がんではなく真菌が原因と診断される。


【2014年3月12日 15:46 主治医カルテ】

がんでないと断言できる訳ではないが、確定診断は付いていないことは
 間違いない事実である
。」


【2014年3月12日 母の日記】

 主治医の先生が、マイクロ波による温熱療法の先生は、サギ、インチキ
 と言う。


【2014年3月31日 12:12 主治医カルテ】

西洋医学的には真菌感染を強く疑うには採血上は根拠に乏しい


          ーーーーーーーーーー


一月後の2014年4月8日、横浜の温熱療法クリニックで、一転して真菌は

消えたと言われた都内のマイクロ波による温熱療法クリニックへの転院

を勧められ、4月15日に受診、診断(O-リング法)で今度はがんではなく、
結核菌が原因
と言われる。


2014年4月15日から5月17日まで都内の温熱療法クリニックマイクロ波

による温熱療法を都合7回受けたが、受けるたびにお腹が大きくなり体調が

悪くなった


《がんではなく結核菌との診断だったので、温熱療法は必要なかったはず。
 結核菌が温熱療法で消えるはずもない。》


温熱療法の診断(O-リング法)では、真菌が原因と言ったり、はたまた

 結核菌が原因と言って、がんとは関係ないような診断をしたが、それぞれ

 一月後には菌が消えたと診断された


真菌だ、結核菌だと言われて、振り回された挙句に、温熱療法でお腹が
 膨らんできて苦しくなっただけ
。骨折り損のくたびれ儲けでは済まない
 ような、大きなダメージを負ってしまった。》


《主治医がサギだ、インチキだと言ったのも分かる気がする。》


【2014年5月14日 16:33 主治医カルテ】

診察上は腫瘤の顕著な増大はなさそう
 当初よりは大きいが
 腹水増多もなし
 動きも悪くはない」

 

結核(菌)は否定的
腹満感に対してやれることはオピオイド導入か放射線治療
「適応があるかどうか、明日paliativeな放射線治療に関して放射線科医
 師にconsultする」


【2014年5月14日 他科依頼票 主治医→放射線科医師】

「悪性の疑いの状態であり、まだ悪性と確定診断が付いている訳ではござ
 いません
。腹水細胞診も疑陽性の結果でした。」

腫瘍生検は実施しておりませんあくまでも臨床的に悪性の疑いが高い
 という判断です。」


          ーーーーーーーーーー


一月後の2014年5月17日都内温熱療法クリニックで、結核菌は消えた
言われた
温熱療法7回目、逆効果しかなく、これで打ち切る。



          ≪≪≪放射線治療≫≫≫



2014年5月15日苦痛を和らげようと病院の放射線科を受診したが、

放射線照射による副作用に不安を感じ一旦保留した。夏になるといよいよ

苦痛が増してきたため、2014年8月12日から9月9日まで、最小限の放射線

照射を5回受けた


事前に放射線科の医師から、最小限の量の放射線なので、効果はあまり期
待できませんよと言われていたが、とにかくダメモトで受けることにした。


【2014年8月8日 他科依頼返信 放射線科医師→主治医】

死後剖検のこともある様で、在宅死を希望されつつも、当院での剖検も
 希望されています



          ーーーーーーーーーー


2014年8月22日頃からは、辛さも半分くらいになる。9月13日には体調も良
くなる。


【2014年9月17日 15:56 主治医カルテ】

腹部全体大分柔らかくなってきている
 腫瘍縮小あり、TAで分かるレベルの腹水貯留なし」


【2014年9月18日 母のメール】

 全ての検査が合格で腫瘍マーカーも下がっているとか。
 昨日は食べ物を細かく聞かれ、自慢げに本を見て、あらゆる良いとされ
 る食事をしていると話して来ました。


          ーーーーーーーーーー


2014年9月19日呼吸器科医師の診断で、

腹部が小さくなっている。」

と診断された。

 

2014年10月7日腹部が大幅に凹んだ



       ≪≪≪奇跡が起きた≫≫≫



2014年10月17日には、呼吸器科の医師から、

『奇跡が起きましたね』。」
「○○さん(母)、本が書けますね。」

と言われるほどに良くなった。


都内クリニックでのマイクロ波による温熱療法で悪化した体調を、

 病院の放射線治療で直したことになる。》


体調悪化と同時に腫瘍マーカー値も急増したが、放射線治療後に

 急減した。》


まったく無駄な寄り道をしたことになった。》


温熱療法で体調が悪化したことで、辛さを和らげるため、ステロイド
(デカドロン)の服用を増やしたことが、後の白内障につながったようだ

 余計なものを拾いこんでしまった。》


【2014年10月17日 母のメール】

 今回の奇跡も放射線もさることながら、次には何を食べてるか?と呼吸
 器科の医師から詳しく聞かれました。なんせ、卵巣がんのマーカーが半
 分になった
・・・ま、放射線が効いたんだろうとは思うけどね・・・。


【2014年10月22日 16:07 主治医カルテ】

「腹満++も腫瘍増大はない
 腹水少量のみ
 腸管が目立つ
 少し浮腫あり←ステロイド??」


          ーーーーーーーーーー


2014年10月22日産婦人科の主治医からも奇跡が起きたと言われた


【2014年11月26日 16:43 主治医カルテ】

「張ってはいるが腫瘍は縮小あり
 腸管が張っている
 TV:腹水なし腫瘍一部壊死を疑うエコー像あり
 腹満の訴え強いが診察上は腫瘍は縮小しており全体は柔らかい


          ーーーーーーーーーー


2014年11月26日には、産婦人科主治医から、

がんが縮小しており、がんの心配がなくなってきた。」

と言われた。


【2014年12月25日 17:20 主治医カルテ】

「腹満+も腸管ガスメイン
 腫瘍増大は明らかではなし、腹水増多なし」



      ≪≪≪白内障治療≫≫≫



【2015年1月21日 12:07 眼科研修医カルテ】

 【診療予約】
  眼科:全身検査
  予約日時:2015-01-23 09:00
  次回診察前検査:
  患者リストヘのコメント:
  医療従事者へのコメント:○○(眼科研修医)先生からの依頼

  眼科:機能検査
  予約日時:2015-01-28 14:00
  次回診察前検査:
  患者リストヘのコメント:
  医療従事者へのコメント:術前チャートお願いします。
              ○○(眼科研修医)先生からの依頼

 【診療予約】
  眼科:研修医
  予約日時:2015-02-06 13:00


【2015年1月21日 13:29 放射線科医師カルテ】

腫瘍マーカーは減っている
 腹部膨満などの症状が強い。放射性腸炎か。御本人と相談し、ビオフェ
 ルミンを内服することとした。」


【検体検査結果】
 生化学検査,血液検査,腫瘍関連 採取日時:2015-01-09
 WBC           H 129
 HGB             13.2
 PLT             26.2
 GOT(AST)        25
 GPT(ALT)        21
 LDH           H 331
 TP              6.4
 ALB             3.6
 BUN             18.4
 Creatinine      0.53
 BNP院内       H l19.1  
 CA125         H 1513.0 ↓
 CA19-9        H 601.7   ↓
 CEA           H  7.0  ↓


【2015年1月22日 14:27 眼科医師カルテ】

 【検体検査】
  入院
  採取日時:2015-01-23

 【生理検査】
  標準12誘導心電図
  検査日時:2015-01-23

 【細菌検査】
  眼脂(右)
  採取日時:2015-01-23


【2015年1月23日 9:22 標準12誘導心電図検査】



          [2015-01-23標準12誘導心電図]


【2015年1月23日 10:21 呼吸器医師カルテ】

2014/4/18と比較し著変なし(レントゲン写真)。
 右胸水は少し減った印象。」


【2015年1月28日 14:53 放射線科医師カルテ】

「9、10月は調子よかった。マーカーは下がったと言わ
 れるが、おなかは腫れてきた感じがする。
 ビオフェルミン良い気がする。」


【2015年1月28日 15:34 主治医カルテ】

「腹満軽度増大あるものの腫瘍の著明な増大はない
 腹水少量のみ、圧痛なし」


2/24(眼科入院)に病棟に会いに行くことにする


《実際、当日(2/24)病室の廊下で主治医に遭遇した際、『背後から母の
 両肩を抱える』
のを私は見た。》

《親密さのあらわれ》

 




            [2015-01-28主治医カルテ]



         ≪≪≪心房細動の兆候≫≫≫



2015年1月28日、眼科で白内障の手術の相談をした際、術前検査の
『2015-01-23標準12誘導心電図』を見た眼科の女性研修医が、

『心房細動の治療を受けなかったら、白内障の手術は行いません。』

と条件をつけた。


2015-01-23の標準12誘導心電図を見ただけで、白内障の手術に支障を

 きたすほどの心房細動と診断できるのか。》


《心房細動の治療を受けろというのは、保険診療点数稼ぎか。》

 


【2015年1月30日 母のメール】

「今回残ってる大事な右肺下に溜まっていた水(多分之で命がなくなると
 いわれていた)も減って、押し上げられていた肺が伸びて広がり、(どう
 りで呼吸が楽になり昼間は在宅酸素無しで暮らしていられます。)」

「先日もお向かいの○○さん(元師長)『これを取っちゃいたいね』と、

 膨らんだお腹を見ていたけど、どうにもならない!。」



        ≪≪≪脳梗塞の恐れ≫≫≫



【2015年2月6日 13:59 眼科研修医カルテ】

 【診療予約】
  循環器:○○医師(他科依頼・月)
  予約日時:2015-02-09 10:30


【2015年2月9日 10:37 眼科研修医カルテ】

  【他科依頼】
  循環器:○○先生への依頼


【2015年2月9日 10:37 他科依頼票 眼科研修医→循環器科医師】

 [依頼事項] 心電図異常について

 [依頼目的] 上記について御高診お願い申しあげます

 [依頼内容]
 白内障手術前の方です。術前検査で心電図異常(心房粗動と側壁心筋梗
 塞疑い)を指摘
されております。

 2013年の心電図でも側壁心筋梗塞疑いは指摘されていたようで現在胸部
 症状もありません
が、心電図異常について御高診頂けませんでしょうか。

 


【2015年2月9日 10:47 標準12誘導心電図検査結果】



          [2015-02-09標準12誘導心電図]


【2015年2月9日 13:12 循環器科医師カルテ】

 ECG異常:AF

 127/75  P82
 Ⅲ音なし no murmur

「心エコー・ホルター予約」

 【生理検査】
 「標準12誘導心電図
  検査日時 : 2015-02-09」

 【生理検査】
 「24時間ホルター心電図
  検査日時 : 2015-02-12 13:00」

 【生理検査】
 「心臓超音波
  検査日時 : 2015-02-13」

 【診療予約】
  循環器 : 医師
  予約日時 : 2015-02-23



         

            [2015-02-09循環器医師カルテ]

 



【2015年2月9日 15:53 他科依頼返信 循環器医師→眼科研修医】

 [返信内容]
 本日再検したECGは洞調律であったため発作性心房細動と思われます。
 心エコー・ホルター心電図など精査いたしす。

 


          ーーーーーーーーーー
 

 

不本意ながら2015年2月9日に、循環器科で検査、診察を受けたところ、
『2015-02-09標準12誘導心電図』を見て、

『ほって置く訳にはいかない。脳梗塞になる。』

《2015/2/19 母のメール》

と脅された。母が、

『もうそのままでいい』

と言ったのに、

脳梗塞の心配があり、ほって置く訳には行かない』

《2015/3/24 母のメール》

と言われ、心房細動治療薬を処方されることになった。


『2015-02-09の標準12誘導心電図』を見ただけで、脳梗塞の心配』

 あり、『ほって置く訳にいかない』と断言できるのか。2月12日の24時間

 ホルター心電図検査の結果は2月22日に出た。》


『結論ありきの診断』か。》


脳梗塞診断は循環器科医師の保険診療点数稼ぎか。》

 


       ≪≪≪24時間ホルター心電図≫≫≫



2015年2月12日24時間ホルター心電図装置装着。

2015年2月13日、24時間ホルター心電図装置返却。

 

【2015年2月19日 母のメール】

白内障の前検査で今度は心臓が引っかかってしまい、24時間ホルター付
 けに行ったり次の日に取り外し、やエコーなど・・・。」

『ほって置く訳には行かない由、脳梗塞になるって』、それも困るけど、

 『血をサラサラにする薬(エリキュース、抗凝固薬)は他の病気に悪い!』

 と・・・。」

終結果は23日に。24日は予定の(白内障)手術日。」

 


          [2015-02-19母のメール]

 


【2015年2月20日 11:32 呼吸器医師カルテ】

「眼科の術前検査でaf見つかり、精査中
 浮腫は弾性ストッキングも使いつつ、少しいい。
 ラシックスはほぼ毎日服用
 体重が少し増えてきた。41kg→45kg」


【2015年2月20日 母の日記】

「○○先生(呼吸器科医師)の予約外来。サンドを食べて廊下へ出たら、
『○○先生(主治医)に肩をつかまれ又奇遇』。」

《親密さの現れ》



     ≪≪≪24時間ホルター心電図結果≫≫≫



【2015年2月22日 判読レポート

 基本調律
  □洞調律  ■心房細動 □心房粗動 □心室調律
  □ペースメーカリズム  □その他
  心拍数   平均: 91拍/分 最大:158拍/分
       最小: 62拍/分
 心室性期外収縮
  □なし ■散発 □頻発
  □単源性 ■多源性
  ■連発 最大:2連発
 心室頻拍:■なし
 上室性期外収縮:■なし
 上室頻拍:■なし
 房室ブロック:■なし 
 洞房ブロック:■なし
 ポーズ:■なし
 ST変化:■なし


【2015年2月22日 判読コメント

 終日心房細動
 心拍数は最小、平均、最大、62、91、158/分
 夜間は60~80/分、日中は80~120/分で推移しやや頻脈傾向です。
 PVC:246拍/日、多源性、最大2連発(単源性)
 自覚症状の記載はありません。ポーズの出現なし。

 □正常範囲 ■要観察 □要定期観察 □要精査 □要治療 □要再検査

 以上6種類の内の「要観察」と記載


【2015年2月22日 検査レポート(生理検査)

 [超音波所見]

 *検査時Af(HR:100~120台)
 LV wall motion: LV systolic function正常。
 明らかなasynergy(-)
 Wall thickness: W.N.L.
 Chamber size: LA dilatation( 51×38mm )
 明らかな血栓認めません。
 Valves: atherosclerosis of Aov
     mild MR, TR( max PG:37mmHg )
     IVC拡張無く、呼吸性変動も保たれています。
     一〉推定PA圧: 42mmHg
 TMF: 一相性
 IVC: hot dilated

 




        [2015-02-22 24時間ホルター心電図判読]

 




               [2015-02-22 超音波所見]



        ≪≪≪循環器科医師の処方≫≫≫



【2015年2月23日 11:08 循環器科医師カルテ】

「ホルター実施時は終日AF。」

『本人と相談し抗凝固も含め投薬開始する』

 

 (抗凝固のみ眼科手術終了後から。)
 明日眼科手術→手術には支障ないと思われる。」

 【診療予約】
  循環器 : 医師
  予約日時 : 2015-03-09 9:30

 【処方】
  メインテート錠 (0.625mg)  2錠
  シベノール錠100mg     2錠 
  分2 (朝,夕)食後       02-23から14日分

 【生理検査】
  標準12誘導心電図
  次回診察前



 

           [2015-02-23循環器医師カルテ]

 

 

ホルター心電図判読レポートは、脳梗塞を起こすという2015年2月9日
 診断を裏付けるに足るほどのものなのか。》

循環器科医師の言う『相談』は、『脅迫』に近い。》

 


【2015年2月23日 14:40 循環器科医師カルテ】

 [眼科御担当医殿御侍史]

「発作性心房細動のため貴科(眼科)より御依頼いただいた患者です。」

「発作性心房細動に対して投薬治療を開始しておりますが念のため抗凝固
 療法のみ貴科(眼科)治療終了後から開始予定としております
。」

「入院中は可能であれば心電図モニター管理を御願い申し上げます。」


          ーーーーーーーーーー


2015年2月23日、発作性心房細動と診断。判読レポートでは『要観察』
あった。


《24時間ホルター心電図検査では『要観察』であったのに、『抗凝固薬』
 を服用する必要があったのか。》


循環器科医師はなぜホルター心電図の判読レポートで、『要観察』とな
 っていることを、母に知らせなかったのか。医師としての説明責任と告
 知義務に違反していないか。》


《知らせたら、脳梗塞になるという根拠が揺らいで、自身のメンツが保て
 なくなるからか。》


《母も『要観察』であったと知っていたら、安心して、処方薬服用を保留
 することもできただろうに。》


《循環器医師は、脳梗塞になるという自身の最初の診断を何としても押し
 通したかったのか。》


この医師が循環器科の担当になったことが、母の不幸の始まり

 なったと言えそうだ。》


2015年2月23日循環器科の医師からメインテートとシベノール服薬

を指示された。


2015年2月24日右目白内障手術

2015年3月3日左目白内障手術



      ≪≪≪エリキュース追加処方≫≫≫



2015年3月9日循環器科の医師からエリキュース(抗凝固薬)の服薬を指示
された。


【2015年3月9日 9:15 標準12誘導心電図検査結果】



          [2015-03-09標準12誘導心電図]

 

 

【2015年3月9日 10:15 循環器科医師カルテ】

「95/47 P63」

本日よリエリキュース追加。」

 【処方】
  メインテート錠(0.625mg)  2錠
  シベノール錠100mg     2錠
  分2 (朝,夕)食後      03-09から21日分

  エリキュース錠 (2.5mg)   2錠
  分2 (朝,夕)食後      03-09から21日分

 【生理検査】
  標準12誘導心電図
  次回診察前

 


【2015年3月9日 診療情報提供書 循環器科医師→訪問医】

「心エコーでは病的所見なく非弁膜症性心房細動と診断し、ホルターECG
 では終日心房細動であったものの外来受診時は洞調律に復調しておりま
 した。」

担癌患者であり喀血既往もあるためできるだけ洞調律維持を図るためシ
 ベノールを開始
し、『抗凝固療法の導入は慎重に検討』いたしましたが

 『虚血性脳血管障害は回避したいとの御希望』もあり、眼科術後から

 エリキュースを開始しております。」

「喀血などの際にはエリキュース休薬はやむを得ないと思います。」

 


          ーーーーーーーーーー

 


脳梗塞になると脅されれば、誰だって服薬を受け入れざるをえない。母
 が『もう結構です』と言っているのに、なかば脅迫されて服用させられ
 たのが真相。》


《この病院の医師にとって、まずは『そろばん』で、患者の『健康管理は
 二の次』
なのか。》


《この病院には処方箋のノルマがあるのか。処方箋を出すことが医師個人

 の成績評価の対象となるのか。》


          ーーーーーーーーーー


循環器科の医師は、精密検査結果は脇に置いて、眼科研修医からの治療要
請にすなおに応じた。両者共に保険点数稼ぎか。

 


【2015年3月11日 母のメール】

 私は、只でさえ通院もいい加減疲れるのに、(2月)23日もまた増えた
 循環器へ呼び出され、心臓の薬を持たされました。

 『これをほって置く訳には行かない』由。



        ≪≪≪耳の聞こえが悪くなる≫≫≫



2015年3月15日頃から急に左耳が、はれぼったい感じになり、少し聞こえ
が悪く噛んだ音が、中で響くような感じが続いた



【2015年3月24日 母のメール】

 眼科の前検査で心臓が悪いことを発見され、

『もうそのままでいい』

 と、私は言いましたが、

脳梗塞の心配があり、ほって置く訳には行かない』

 とか、またまた行く診察室がふえてしまった・・。

 



           [2015-03-24母のメール]

 



【2015年3月25日 15:29 主治医カルテ】

45-46kgで推移

腹満感の自覚は強い増大は軽度のみ
 癌性腹膜炎を疑う硬結はない


腹水少量のみ

現状変わらず、また1か月後」





           [2015-03-25主治医カルテ]

 


【2015年3月27日 9:45 呼吸器科医師カルテ】

「目の手術無事に終えた。直後はすごく良くなった気がするが、だんだん
 そうでもなくなってきた。」

左耳がおかしい。3月15日から急におかしくなった。耳鼻科にかかりた
 い。動悸もない。」


《左耳の調子が急におかしくなったのも、循環器科で処方されたメインテ
 ート、シベノール、エリキュースの副作用ではないか。他に思い当たる
 ふしなし。》


          ーーーーーーーーーー


2015年3月27日耳鼻咽喉科と歯科口腔外科で診察を受けたが原因不明

と診断された。


【2015年3月27日 他科依頼票 呼吸器科医師→耳鼻咽喉科医師】

3/15頃より、急に左耳が、はればったい感じがあり、少し聞こえが悪く
 噛んだ音が、中に響くような感じが続いている
とのこと。」


【2015年3月27日 他科依頼票 耳鼻咽喉科医師→歯科口腔外科医師】

「耳異音 顎関節症疑い
 耳異音を主訴に当科紹介されました。
 開口時にクリック音を認め、その際の異音を感じているようです。顎関
 節症の所見はありますでしょうか。」


【2015年3月27日 他科依頼票 歯科口腔外科医師→耳鼻咽喉科医師】

「左顎関節部ですが、開閉口運動も良好で、関節雑音の触知ありません。
 顎運動時に音がすると訴えているが、関節雑音を疑う所見がありませし、
 その他顎関節に明らかな異常と考える所見も確認できません。」


【2015年3月27日 他科依頼票 耳鼻咽喉科医師→呼吸器科医師】

耳内所見・聴力からは主訴との因果関係は不明でした。顎関節症に関し
 て当院歯科に見て頂きましたが可能性は低そうです。当科的に積極的に
 治療の対象となる疾患は指摘出来ませんでした
。」

 


               病院の闇(2)につづく