tsubuyaki622の日記

母の闘病記

東京医療センターの重大医療事故_統合版(1)

 

東京医療センターの重大医療事故_統合版(1)

 

 

Amebaでは文字数制限のため東京医療センターの重大医療事故』を(1)~(11)に11分割しました。

Hatena移行後もそのまま引き継いでいましたが、Hatenaでは文字数に余裕があるので、二つにまとめて東京医療センターの重大医療事故_統合版』(1)~(2)を作成しました。

内容は同じです。

 



       東京医療センターの重大医療事故(1)

 


       ≪≪≪母の医療事故の大まかな経過≫≫≫



母は、亡くなる30年以上前から国立東京第二病院、現在の独立行政法人国立病院機構 東京医療センター呼吸器科に通院して、肺病の後遺症の診察と処方を受けていた


2013年6月に頻尿で東京医療センター産婦人科にて診察を受けたところ、主治医が『卵巣癌の疑い』でclassⅢと診断した。


手術も検討したが肺機能に問題があり予後に不安が残るということで断念した。


その後は主治医が、2015年5月に腹水穿刺するまでの2年間、定期的に診察しながら経過観察を続けた


2014年4月から5月にかけて、知人に紹介されたマイクロ波による温熱療法を都内のクリニックで計7回受けたが、かえって体調が悪化してしまった。


苦痛を和らげようと、5月に東京医療センター放射線科での放射線治療を検討したが、副作用を懸念して一旦は断念した。


8月に入ると、いよいよ苦痛が増してきたので、2014年8月から9月にかけてごく弱い放射線照射を計5回受けた


これが予想外の効果を発揮して、マイクロ波による温熱療法のあと悪化していた腫瘍マーカー放射線照射によって急速に改善した。


この頃から健康に配慮した食事療法を取り入れ、しだいに体調も良くなっていった。


2014年10月に入ると、呼吸器科医師、産婦人科主治医ともに奇跡が起きたと喜ぶほどの回復ぶりであった。


2014年11月には、主治医から、『癌(卵巣癌の疑い)が縮小しており、癌(卵巣癌の疑い)の心配がなくなってきた』とまで言われている。


2015年初頭が母の体調のピークであった。


2015年1月21日に医療センター眼科の研修医が白内障と診断し、手術を受けることになった1月23日測定の心電図検査結果から『心房細動の治療を受けなかったら、白内障の手術は行いません』2月6日に告げられた

 

2015年2月9日に医療センター循環器科の医師が、2月9日測定の心電図を見て脳梗塞の心配があり、ほって置く訳にはいかない』と診断した。


2015年2月12日に受けた『24時間ホルター心電図検査』の結果が、『要観察』であったにもかかわらず、循環器科医師2月23日メインテート(降圧薬)シベノール(抗不整脈薬)3月9日にはエリキュース(抗凝固薬)の心房細動治療薬

3薬を処方。脳梗塞になると脅迫され、仕方なく服用を始めた


この処方が逆効果となり、せっかく良くなっていた体調も低下の一途をたどりだした


2015年2月24日に右目3月3日に左目白内障手術を受けた。


2月23日にメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)を飲み始めた翌日の、2月24日にはもう白内障手術をしている。眼科の研修医は、たった1日の心房細動治療薬の服薬で治療を済ませたことにした


これでは実質的な意味のないまったくの形式的な処置に過ぎず、白内障手術の前提としていた心房細動の治療は、実際のところ必要なかった


眼科の研修医が余計なことさえ言わなければ、循環器科医師の診察、処方を受けなくて済み母の運命が暗転することもなかった


2015年3月30日循環器科医師は、中野なおクリニックの訪問医に『24時間ホルター心電図検査』の結果も渡さないで、以後の診察と処方を『丸投げ』した。


2015年4月1日中野なおクリニックの訪問医の診察で、脈拍

が40台に低下していたので、訪問医院長から訪問医を通して

4月1日にメインテート(降圧薬)、6日にはシベノール(抗不整脈

薬)を半減するよう電話で指示


訪問医の指示でメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)を半減したことを4月13日に循環器科医師に相談したところ、訪問医による脈拍の測定が『正確に脈をカウントできていたかどうかが問題』として、元の処方に戻すよう指示されたが、循環器科医師の指示には従わなかった


2015年4月腹部膨満に悩む母が、向かいに住む東京医療センター産婦人科の元看護師長宅を訪れて相談したところ、腹水抜きを勧められた


2015年4月22日と28日の両日、産婦人科主治医の診察の際に、元看護師長が腹水抜きの直談判


4月22日の診察では、循環器科医師が処方したメインテート

(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)、エリキュース(抗凝固薬)

心房細動治療薬3薬すべての服用を止めるよう主治医が指示


4月22日の時点では実施に消極的だった主治医であるが、元看護師長に押し切られて4月28日に腹水穿刺を決断

 

 

4月22日の主治医のカルテより。

 

『穿刺は肝臓・小腸近く、現時点での量ではリスクの方が怖

 い』

 

2015年5月7日と8日に、主治医の指揮、指導のもと研修医が腹水抜きを実施したが、精神疾患に伴う抑うつ状態にあって、注意力が減退していた』研修医が、監視を怠ってメインの腹水溜まりの腹水を全量流出させてしまった結果、内臓を損傷するという『重大な医療事故』を起こしてしまった

研修医のカルテより。


『腹水700mlで流出止まつた』

『(穿刺針の)向きや深さを変えたり、シリンジ(注射器の筒)

 で陰圧かけるも引けず』


2015年5月18日、主治医は退院サマリー『卵巣癌末期』と記載したが、手術は受けておらず卵巣癌とは診断されていない医師の禁じ手の『カルテの虚偽記載』である。


2015年5月20日腹水穿刺後はじめての診察で、主治医が突然『余命3ヶ月宣告』をした。研修医による内臓損傷の事実をひた隠しにして、卵巣腫瘍の悪化を装った悪質、悪辣な『でっち上げ宣告』であった。


主治医の2年間の診察で初めて受けた余命宣告が、『いきなりの余命3ヶ月宣告』(実際は余命1カ月)であった。医学的合理性に欠けた不自然な診断で、余命宣告が卵巣腫瘍ではなく、内臓損傷が原因であることを明確に示している


研修医が、メインの腹水溜まりの腹水を全量流出させたことによる内臓損傷が直接の死因となって、2015年6月22日に母が死亡。享年81歳。さらに20日後の7月12日には研修医が後を追うように過労自殺した。


母が息を引き取ってすぐ主治医に電話。かねてより母が辻浩介主治医と約束していた死後の解剖をお願いしたところ、驚いたことに主治医からは次のような言葉が返ってきた


『診察の際に話には出ましたが、正式に約束したわけではあ

 りません。』

『医学的には既に診断がついていることなのです。』

『いまさら解剖しても得られるものは何もありません。』

『解剖することに、何の興味も関心もないし、意味もないこ

 とです。』


と冷淡、冷酷に言い放ち、いくらお願いしても、取りつく島もない、問答無用の否定的な返答しか得られず、やむなく解剖を断念させられた。


主治医は以前カルテに、『卵巣癌の診断は手術で摘出したものを病理組織診断することで診断となる』と書いている。母は手術を受けていない『卵巣癌の疑い』の段階で『病名は未確定』なのに、既に診断はついていると言って解剖を拒絶



2015年9月28日母の病気の経過をまとめた資料を持って東京医療センターを訪ね、医療事故として調査してほしい旨伝えた。担当の企画課員は、事故調査委員会を立ち上げて調査する』と応えた。


2015年12月16日東京医療センターの企画課員に、医療事故調査の進捗状況を問い合わせた。企画課員は、産婦人科の主治医が『処置内容に問題はなかった』と言ったので、そのまま調査もしないで2月半の間放置していたと応えた。


医療事故でなければ事故調査をしたが、医療過誤は認められなかったといってさっさと連絡してくれば済むことなのに、医療過誤が現実にあったがために対応に苦慮して、ずるずると2月半もの間放置していたようだ。


企画課員が私への連絡をためらって正当な理由もなく二月半もの間放置したことで、東京医療センターは医療事故の存在を事実上認めたことになる


2016年1月7日警視庁碑文谷警察署に告訴状を持参して、母の医療事故について相談したが、解剖所見がないとの理由で受理されなかった


代替として担当医師による説明の場は設定できるとのことだったのでお願いした


2016年1月26日東京医療センター産婦人科の科長と主治医から、母の治療内容について以下の説明を受けた


『腹水抜きは血液検査や点滴と同じでリスクはなく、家族へ

 のリスク説明や同意書も必要としない処置である。』

『点滴するのに、いちいち家族に説明して同意書をとります

 か。』

『大量の腹水抜きに際し、事前に患者に説明する必要のある

 リスク事項は無く、リスクは点滴と同じレベルである。』

『腹水抜きは正常に処置されており、何も問題はなかっ

 た。』


と、科長は臆面もなく世間では通用しないような身勝手な見解を披瀝した。


科長はよくもまあ、いけしゃあしゃあとデタラメな説明ができるものだ素人相手なら簡単に騙せるとの奢った傲慢な考えが露骨に現れていた


2016年3月4日赤坂一ツ木法律事務所の弁護士と、東京リベルテ法律事務所の弁護士に母の医療事故ついて説明し、3月22日に医療事故調査契約を結んだ。両弁護士は『医療事故研究会』が選任した弁護士である。


2016年12月22日に両弁護士から医療事故調査報告書を受けたが、結論ありきの『でっち上げ報告書』で、頼んであった専門医の意見書も付いていなかったので、専門医による再調査を要請


2017年6月29日専門医の意見を両弁護士が聴取してまとめたとする報告書を受けたが、専門医ではなく両弁護士が作文しただけの、医学的合理性に欠けるピント外れの詐欺報告書であった。


2017年10月5日碑文谷警察署に医療事故被害相談に訪れた。担当の刑事に3時間半にわたって母の医療事故内容を説明したが、刑事は初めから迷惑顔で、威圧的、否定的な態度に終始し、被害届の受理を拒否


2018年1月12日碑文谷警察署の刑事に新たな資料を用意したので、もう一度説明に伺いたいと電話したが、『病院を潰したいのですか』と言われ面会を拒絶


母の医療事故をまともに扱ったら、東京医療センターが潰れてしまうと考えていたようだ医療センターを潰したくないから、医療事故として捜査しないということか


以上が、母の医療事故の大まかな流れである。


東京医療センター弁護士事務所碑文谷警察署どこに相談しても、医療事故ではないと否定されるばかりでまったく埒が明かないので、結局自分で医療事故であることを証明するしかないと考え、ブログに私なりの調査結果をまとめた



    ≪≪≪母の医療事故に関与した医療関係者≫≫≫



東京医療センター各診療科の医師ごとに、母の医療事故に結びついた重大事象について説明する。(かっこ内は現職)

東京医療センター眼科 研修医(医師)

東京医療センター循環器科 医師

東京医療センター産婦人科 主治医(慶応病院婦人科医師)

東京医療センター産婦人科 元看護師長(退職)

東京医療センター産婦人科 研修医(故人)

東京医療センター産婦人科 科長


付随して訪問診療の医師による母の医療事故への対応についても説明する。

■中野なおクリニック 院長 循環器科医師

■中野なおクリニック 医師 内科医師 アルバイト勤務

院長、アルバイト医師は一体となって診察していたので一緒に説明する。


法律事務所警察署の医療事故についての対応も補足的に説明する。

■赤坂一ツ木法律事務所 弁護士

■東京リベルテ法律事務所 弁護士

『医療事故研究会』が選任した両弁護士は協力して事故報告書をまとめたので一緒に説明する。


■警視庁碑文谷警察署 刑事



     ≪≪≪各章で説明する医療関係者ほか≫≫≫



東京医療センターの重大医療事故(1)

   ■東京医療センター眼科 研修医
   ■東京医療センター循環器科 医師

東京医療センターの重大医療事故(2)

   ■東京医療センター循環器科 医師

東京医療センターの重大医療事故(3)

   ■東京医療センター産婦人科 主治医

東京医療センターの重大医療事故(4)

   ■東京医療センター産婦人科 主治医
   ■東京医療センター産婦人科 元看護師長

東京医療センターの重大医療事故(5)

   ■東京医療センター産婦人科 主治医
   ■東京医療センター産婦人科 研修医
   ■東京医療センター産婦人科 主治医

東京医療センターの重大医療事故(6)

   ■中野なおクリニック 院長ほか
   ■東京医療センター産婦人科 主治医

東京医療センターの重大医療事故(7)

   ■中野なおクリニック 院長ほか
   ■東京医療センター産婦人科 主治医

東京医療センターの重大医療事故(8)

   ■東京医療センター産婦人科 主治医
   ■中野なおクリニック 院長ほか
   ■東京医療センター産婦人科 科長

東京医療センターの重大医療事故(9)

   ■東京医療センター 総括

東京医療センターの重大医療事故(10)

   ■赤坂一ツ木法律事務所 弁護士ほか

東京医療センターの重大医療事故(11)

   ■警視庁碑文谷警察署 刑事



■■■東京医療センター眼科 研修医■■■



      ≪≪≪眼科研修医の全診察日≫≫≫



2015年1月21日 白内障手術2月24日に実施と決める

2015年1月23日 標準12誘導心電図検査

2015年2月 6日 心房細動の治療が白内障手術の前提と告げられる

   〈2015年2月23日 メインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)
               服用開始〉


2015年2月24日 右目の白内障手術

2015年3月 3日 左目の白内障手術

2015年3月 6日 以後、5月20日まで定期的に眼科検診

   〈2015年3月9日 エリキュース(抗凝固薬)服用開始〉

   〈2015年5月8日 腹水全量流出に伴う内臓損傷

2015年5月13日 両目が真赤に充血、結膜下出血と診断


 
           ≪≪≪白内障手術≫≫≫



2015年1月21日東京医療センター眼科研修医の診察を受け白内障と診断2月24日に白内障の手術を受けることになった


2015年1月23日標準12誘導心電図検査を受ける。

 



 

          [2015-01-23 標準12誘導心電図]


2015年2月6日『2015-01-23 標準12誘導心電図』を根拠に

『心房細動の治療を受けなかったら、白内障の手術は行いま

 せん。』

と研修医が告げ、循環器科の医師に診察を依頼した。


白内障手術をするにあたり、心房細動の治療が必須であると、この心電図から判断できるのか疑問である。


病院の闇_統合版の”心房細動の兆候”で、眼科研修医の診察日を 2015年1月28日と書いたが、2月6日に訂正する。〉


2015年2月23日、医療センター循環器科の医師が、発作性心房細動の投薬治療を始めた

 メインテート錠(降圧薬)   (0.625mg)  2錠
 シベノール錠 (抗不整脈薬) 100mg   2錠 
 分2 (朝,夕)食後


2015年2月24日右目の白内障手術実施。

2015年3月 3日左目の白内障手術実施。



         ≪≪≪心房細動の治療≫≫≫



実に不可解なことに、眼科研修医は、

『心房細動の治療を受けなかったら、白内障の手術をしませ

 ん。』 

と言っておきながら、2月23日に心房細動の治療薬を飲み始めた翌日、2月24日にはもう白内障の手術をしている。


心房細動の治療薬をたった1日飲んだだけで、心房細動の治療が済んで、すぐに白内障の手術ができる状態になったととでもいうのか


たった1日の服薬で済むようなものだったら、最初から心房細動の治療など必要なかったはず。


循環器科での診察、検査、服薬などは、白内障の手術にはまったく必要ないものであった。


白内障手術をするにあたって、実質的にほとんどなんの意味もない心房細動の治療を求めている。単に形式的、事務的に処理したというだけ


眼科研修医が要求する心房細動の治療は、東京医療センター保険診療点数稼ぎと、診療実績を増やすことを目的に、診療科どうしが連携して無駄な診察、検査、処方を患者に強いるものであろう。


眼科研修医が白内障手術の前提として、心房細動の治療を求めなければ、医療センター循環器科で、『百害あって一利なし』の心房細動治療薬の処方など受けなくて済み、服用に伴う体調悪化を招くこともなかった


もちろんその後の致命的な腹水穿刺に結びつくこともなかったであろうことを考えると、眼科研修医の事務的、形式的で有害、無意味な治療要求は、実に罪深いものであったといえる。この要求が母の苦痛に満ちた悲劇の始まりとなった


眼科研修医には、この事実をよく胸に刻んでおいてほしい



■■■東京医療センター循環器科 医師■■■



東京医科大学卒の50歳代の医師。
医局内の若手医師を指導する立場?のはずだが、実際のところは???



       ≪≪≪循環器科医師の全診察日≫≫≫



2015年2月 9日 標準12誘導心電図で、放置すると脳梗塞になると診断

2015年2月12日 24時間ホルター心電図検査

2015年2月23日 本人と相談し抗凝固も含め投薬開始する
         メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)処方

   〈2015年2月24日に右目、3月3日に左目の白内障手術〉

2015年3月 9日 虚血性脳血管障害は回避したいとの御希望?
         エリキュース(抗凝固薬)追加処方
                   この時点で診察、処方の訪問医への丸投げを決めた

2015年3月30日 無責任にも以後の診察、処方すべてを訪問医に丸投げ
         訪問医への情報提供書は3月9日に作成済み 

2015年4月13日 体調不良で相談するも処方変更なし最後の診察



         ≪≪≪脳梗塞の恐れ≫≫≫



2015年2月6日に、医療センター眼科の研修医から、

『心房細動の治療を受けなかったら、白内障の手術をしませ

 ん。』

と言われ、しかたなく循環器科医師の診察を受けさせられた


【2015年2月9日 他科依頼票 眼科研修医→循環器科医師】

白内障手術前の方です。術前検査で心電図異常(心房粗動と側壁心筋梗塞疑い)を指摘されております。

2013年の心電図でも側壁心筋梗塞疑いは指摘されていたようで現在胸部症状もありませんが、心電図異常について御高診頂けませんでしょうか

 




     [2015-02-09 他科依頼票 中村奈津子研修医→坂本宗久医師]


2015年2月9日標準12誘導心電図をとり、医療センター循環器科の医師の診察を受けた。

 



          [2015-02-09 標準12誘導心電図]


【2015年2月9日 13:12 循環器科 医師カルテ】

 ECG(心電図)異常:AF(心房細動)

 127/75  P82
 Ⅲ音なし no murmur




         [2015-02-09 循環器科 医師カルテ]


循環器科医師は、2015-02-09 標準12誘導心電図を見て

『ほって置く訳にはいかない。脳梗塞になる。』

と脅した。同時に、

『血をサラサラにする薬(エリキュース、抗凝固薬)は他の病

 気に悪い』


循環器科医師は話している。

          (2015/2/19 母のメールより)


脳梗塞になると脅された母は

『もうそのままでいい』

と言ったのに、

脳梗塞の心配があり、ほって置く訳には行かない』

と言って、心房細動治療薬の服用を強要された。

         (2015/3/24 母のメールより)


【2015年2月9日 他科依頼返信 循環器科医師→眼科研修医】

本日再検したECG(心電図)は洞調律であったため発作性心房細動と思われます。心エコー・ホルター心電図など精査いたします。




   

        [2015-02-09 他科依頼返信 医師→研修医]


『2015-02-09標準12誘導心電図』を見ただけで、脳梗塞になると断言』できるのか。

眼科の研修医から心房細動の診療依頼を受けた時点で既に循環器科医師は心房細動と決めつけて、脳梗塞になると脅し短絡的、事務的に薬を処方することを決めたようだ。『結論ありきの恣意的な診断』である。


脳梗塞になると脅せば、母が服薬を受け入れざるをえまいと考えたうえでの診断であった。



      ≪≪≪24時間ホルター心電図検査≫≫≫



2015年2月12日24時間ホルター心電図装置装着

2015年2月13日24時間ホルター心電図装置返却


【2015年2月19日 母のメール】

白内障の前検査で今度は心臓が引っかかってしまい、24時間ホルター付
 けに行ったり次の日に取り外し、やエコーなど・・・。」

『ほって置く訳には行かない由、脳梗塞になるって』、それも困るけど、
 『血をサラサラにする薬(エリキュース、抗凝固薬)は他の病気に悪い!』
 と・・・。」

「最終結果は23日に。24日は予定の(白内障)手術日。」

 




            [2015-02-19 母のメール]


【2015年2月22日 判読レポート】

 基本調律
  □洞調律  ■心房細動 □心房粗動 □心室調律
  □ペースメーカリズム  □その他
  心拍数   平均: 91拍/分 最大:158拍/分
       最小: 62拍/分
 心室性期外収縮
  □なし ■散発 □頻発
  □単源性 ■多源性
  ■連発 最大:2連発
 心室頻拍:■なし
 上室性期外収縮:■なし
 上室頻拍:■なし
 房室ブロック:■なし 
 洞房ブロック:■なし
 ポーズ:■なし
 ST変化:■なし


【2015年2月22日 判読コメント】

 終日心房細動
 心拍数は最小、平均、最大、62、91、158/分
 夜間は60~80/分、日中は80~120/分で推移しやや頻脈傾向です。
 PVC:246拍/日、多源性、最大2連発(単源性)。
 自覚症状の記載はありません。ポーズの出現なし。

 □正常範囲 ■要観察 □要定期観察 □要精査 □要治療 □要再検査

 以上6種類の内の「要観察」と記載


【2015年2月22日 検査レポート(生理検査)】

 [超音波所見]

 *検査時Af(心房細動)(HR:100~120台)
 LV wall motion: LV systolic function正常。
 明らかなasynergy(-)
 Wall thickness: W.N.L.
 Chamber size: LA dilatation( 51×38mm )
 明らかな血栓認めません。
 Valves: atherosclerosis of Aov
     mild MR, TR( max PG:37mmHg )
     IVC拡張無く、呼吸性変動も保たれています。
     一〉推定PA圧: 42mmHg
 TMF: 一相性
 IVC: hot dilated



 


       [2015-02-22 24時間ホルター心電図判読レポート]




            [2015-02-22 超音波所見]



    ≪≪≪循環器科医師、心房細動治療薬を処方≫≫≫



【2015年2月23日 11:08 循環器科 医師カルテ】

BP(L)126/80 P72 reg

ホルター実施時は終日AF(心房細動)。」

本人と相談し抗凝固も含め投薬開始する
  (抗凝固のみ眼科手術終了後から。)
 明日眼科手術→手術には支障ないと思われる。

 メインテート錠(降圧薬)   (0.625mg)  2錠
 シベノール錠 (抗不整脈薬) 100mg   2錠 
 分2 (朝,夕)食後           02-23から14日分






          [2015-02-23 循環器科 医師カルテ]


2015年2月23日循環器科医師からメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)の服用を指示された。


『24時間ホルター心電図検査』『判読コメント』では、『要観察』となっており、『要治療』ではない要観察であるにもかかわらず、なぜメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)の服用を指示したのか。さらに3月9日からはエリキュース(抗凝固薬)も服用予定。


『本人と相談し抗凝固も含め投薬開始する』とあるが、相談ではなく脅しであった。母が『もうそのままでいい』と言ってるのに、脳梗塞になると脅迫して服用を強要


2015年2月9日循環器科医師のカルテに記載された『血圧は127/75』2月23日『血圧は126/80』で、ともに文句なしの正常値である。メインテート(降圧薬)を処方する必要性など、まったく認められないことは素人でも分かる。坂本宗久医師はなにを考えているのか。思考停止状態なのか、愚鈍なのか、ヤブ医者なのか、はたまたただのバカなのか


東京医療センターではこの程度の医者でも、循環器科医師として勤まるようだ。お粗末な病院である。


『24時間ホルター心電図検査』結果の『要観察』を母に説明していないし、もちろん検査結果のコピーも渡していない。せっかくの『24時間ホルター心電図検査』の結果について、医師としての説明責任を果たしておらず、告知義務にも違反していたことは明白である。


検査結果が要観察であったと知っていたら、循環器科医師の指示する心房細動の薬など服用しなかったであろう


循環器科医師が、2015年2月9日『2015-02-09標準12誘導心電図』を見て、『ほっておいたら脳梗塞になる』と脅した診断を2015年2月22日『24時間ホルター心電図検査』『判読レポート』本当に裏付けているといえるのか脳梗塞になるというのは、『口から出た出まかせ』のたぐいだろう


『24時間ホルター心電図検査』を行う以前に、『2015-02-09標準12誘導心電図』を基に、『ほっておいたら脳梗塞になる』と脅した手前、医師のつまらぬメンツもあってか前言をひるがえすことができずに強引に最初の診断を押し通したか


循環器科医師は『24時間ホルター心電図検査』で、『要観察』となっていることを説明しないで、『ほっておいたら脳梗塞になる』と、脅迫に近い形で処方薬の服用を強要している。こんなデタラメな診断が許されていいのか


眼科の研修医から診療依頼を受けた時点で、ほとんど短絡的、事務的、形式的に心房細動の治療を行うと決めてかかっていたようだ。


もう少し検査結果をよく検討して、冷静沈着に判断をすべきである。ダテで持ってる医師免許じゃないだろうに


なんとも不運なことに循環器科医師の診察、処方を受けたことが母の究極の不幸の始まりとなってしまった


【2015年2月23日 14:40 循環器科 医師カルテ】

 [眼科御担当医殿御侍史]

「発作性心房細動のため貴科(眼科)より御依頼いただいた患者です。」

発作性心房細動に対して投薬治療を開始しておりますが念のため抗凝固

 療法のみ貴科(眼科)治療終了後から開始予定としております。」

「入院中は可能であれば心電図モニター管理を御願い申し上げます。」




        [2015-02-23 循環器科 医師カルテ]



2015年2月24日右目の白内障手術

2015年3月 3日左目の白内障手術

 


     東京医療センターの重大医療事故(2)

 

 


■■■東京医療センター循環器科 医師■■■



     ≪≪≪エリキュース(抗凝固薬)追加処方≫≫≫



2015年3月9日循環器科医師からエリキュース(抗凝固薬)の服用を指示された。


【2015年3月9日 9:15 標準12誘導心電図検査結果】




          [2015-03-09 標準12誘導心電図]


【2015年3月9日 10:15 循環器科 医師カルテ】

「95/47 P63」

本日よリエリキュース追加。」


 【処方】
  メインテート錠(降圧薬)  (0.625mg)  2錠
  シベノール錠(抗不整脈薬)   100mg    2錠
  分2 (朝,夕)食後      03-09から21日分

  エリキュース錠(抗凝固薬)  (2.5mg)   2錠
  分2 (朝,夕)食後      03-09から21日分





        [2015-03-09 循環器科 医師カルテ]


循環器科医師自身が2015年2月9日に測定した『血圧は127/75』2月23日『血圧は126/80』である。2月23日からメインテート(降圧薬)シベノール錠(抗不整脈薬)を飲み始めて2週間後の3月9日には『血圧が95/47』異常に低くなっている


2月23日メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)の処方が不適切であることは明らかであるのに、3月9日に循環器科医師自身の測定で異常に低い血圧を測定しても処方を変えようとしていないなにも考えることなく、無意識、無造作に処方箋を書いているだけの怠慢で無能な医師であろう。


3月9日測定の『血圧が95/47』低すぎるのに、服用中の

メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)を止めるどころかさらにエリキュース(抗凝固薬)の服用まで指示している。循環器科医師が正常な精神状態にあるとは考えにくい



      ≪≪≪診療、処方を訪問医に丸投げ≫≫≫



【2015年3月9日 診療情報提供書 循環器科医師→訪問医


心エコーでは病的所見なく非弁膜症性心房細動と診断し、

 ホルターECG(心電図)では終日心房細動であったものの

 外来受診時は洞調律に復調しておりました。」

担癌患者であり喀血既往もあるためできるだけ洞調律維持

  を図るためシベノール(抗不整脈薬)を開始し、『抗凝固療法

 の導入は慎重に検討』いたしましたが『虚血性脳血管障害

 は回避したいとの御希望』もあり、眼科術後からエリキュ

 ース(抗凝固薬)を開始しております。」

喀血などの際にはエリキュース(抗凝固薬)休薬はやむを得

  ないと思います。」

 「引き続きの御加療を御願いしたく御報告申し上げた次第です。」





 

      [2015-03-09 診療情報提供書 循環器科医師→訪問医]

  
この診療情報提供書循環器科医師が3月9日に作成して3月30日の診察日に母に渡し4月1日の訪問診療日に母が訪問医に渡している。つまり3月9日の時点で、既に循環器科医師は訪問医に診療と処方を丸投げすると決めていたことになる。
 

診療情報提供書には、循環器科医師の診断内容と、処方のみが書かれているが、『24時間ホルター心電図検査』結果は添付されていない検査データも渡さないで診察と処方を丸投げするなど、まともな医師では通常ありえないことだろう。ヤブ医者ならやりかねないことだが。

 

循環器科医師が、脳梗塞になると脅して心房細動治療薬を処方しておきながら、そのあと経過診察等の実質的な診療もしないで訪問医に診察、処方を丸投げするつもりでいながら、診察、処方の基礎データである『24時間ホルター心電図検査』の結果を渡していない

 

診療情報提供書には『24時間ホルター心電図検査』の結果を同封すべきであろう。循環器科医師の屁みたいな診断内容や処方より、『24時間ホルター心電図検査』結果の方がはるかに意味のあるであろう。循環器科医師のあまりにデタラメな診察、診療、『丸投げ』のしかたには呆れるばかりである。完璧に医師失格であろう。


循環器科医師は『24時間ホルター心電図検査』結果を、意図して診断情報提供書に含めなかったようだ。診断情報提供書に含めれば検査結果が『要観察』で『要治療』ではなかったことがバレてしまうのを懸念したのであろう。

 

医師に課された説明責任、告知義務は患者に対してだけでなく『丸投げ』する相手の医師に対しても負っているはずだ。循環器科医師は医師としての責任、義務をまったく自覚できていないようだ。

 

【2015年3月24日 母のメール】

 眼科の前検査で心臓が悪いことを発見され

 『もうそのままでいい』と、

 と私は言いましたが、

 脳梗塞の心配があり、ほって置く訳には行かない』

 とか、またまた行く診察室がふえてしまった・・・。



 
            [2015-03-24 母のメール]



2月9日『2015-02-09標準12誘導心電図』を見て、循環器科医師は脳梗塞の心配があり、ほって置く訳には行かない』と診断し、2月12日『24時間ホルター心電図検査』を行い、『要観察』の結果に基づいて2月23日メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)を処方


次の診察日の3月9日にはさらにエリキュース(抗凝固薬)も追加処方している。循環器科医師は、この時点で既に訪問医に丸投げすると決めていて、次の診察日である3月30日には実際に訪問医に丸投げしてしまった。


脳梗塞になると脅して、心房細動治療薬3薬を処方したのだから、循環器科医師自身が心電図検査等による経過観察をしながら、処方の適否を検討して、適宜見直していくのが医師としての当然の責務であろう。まともに経過観察もしないで、はじめから訪問委に丸投げするとは、無責任の極みである。実にいい加減でデタラメ、チャランポランなクズ医師のようだ。


循環器科医師の情報提供書には、『抗凝固療法の導入は慎重に検討』いたしましたが『虚血性脳血管障害は回避したいとの御希望』もあり、眼科術後からエリキュース(抗凝固薬)を開始しております、とあるが慎重に検討』もっともらしくみせるために書いただけであろう。


脳梗塞になると脅されたから、やむなく服用を承諾したのであって、決して希望したわけではない。むしろ母は『もうそのままでいい』一旦は断っている


誰だった医師から脳梗塞になると脅迫されれば、無抵抗に従わざるを得ないであろう。循環器科医師は自分に都合のいい作り話をカルテに書いている。悪質極まりない悪徳医師である。自身の診療実績作りだけが目的のようだ。


『虚血性脳血管障害は回避したいとのご希望』とあるが、『24時間ホルター心電図検査』結果のどの部分から、『虚血性脳血管障害の差し迫った危険性』を読み取ることができるのか。


『24時間ホルター心電図検査』の結果が『要観察』で、『差し迫った脳梗塞の危険性もない』のに、他の病気に悪いと認識していながら”卵巣癌の疑い”で腹水が溜まっている母に、血液をサラサラにするエリキュース(抗凝固薬)を処方したのは、あまりに無茶で無責任な医療行為ではなかろうか。


もっとも循環器科医師の場合は、医療行為とは言わずアホな医師の『医療ごっことでも言ったほうが適切であろう。


何が循環器科医師をそこまで駆り立てたのか。保険診療点数を稼ぎたいのと、診療実績を積み上げて、医療センターでの自身の評価を上げることが目的なのか。当然循環器科医師本人の無能、無定見、無責任も要因になっていよう。




      ≪≪≪循環器科医師、早々と診察放棄≫≫≫



【2015年3月30日 10:42 循環器科 医師カルテ】

 BP(L) 118/67 P60

 かかりつけ中野なおクリニック(訪問診療)へ診療情報提供書作成し患者さんに手渡

 した。

 RP01 メインテート錠 (降圧薬)    (0.625mg)   2錠
    シベノール 錠 (抗不整脈薬)100mg   2錠
    分2(朝,夕)食後        03-30から14日分

 RP02 エリキュース錠 (抗凝固薬)   (2.5mg)  2錠
    分2(朝,夕)食後         03-30から14日分

 【他病院紹介 (変更)】 他病院への紹介
 循環器 → 中野なおクリニック [紹介]
 紹介年月日:2015-03-09

 【管理指導】
 診療情報提供料 I
 指導日時 :2015-03-30

 




          [2015-03-30 循環器科 医師カルテ]

 




           [2015-03-30 標準12誘導心電図]



診療情報提供書は、2015年3月9日に作成済みで、3月30日に母に手渡した


【2015年3月30日 FAX 母→訪問医】

 久保明花先生 3/30 ○○(母)
 またまた、お願い事が出来てしまいました。
 今日医療センター予約の循環器へまいりました。
 そこで、『通院も大変だろうから、訪問医先生の方から薬を
 頂きなさい』
と、お手紙を持たされ
 今日から先二週間分だけを貰って帰宅しました。

 次回四月一日にいらっしゃる時に、その先
 何週間分か間にあう様にお持ち頂けたら
 と思うのですが…。(毎度用を云い付ける様で恐縮…)
 書類は明後日にいらして下さった時にお手渡し
 し様と思っています。取り敢えず薬の名前を
 書いておきます。

 ①エリキュース錠(抗凝固薬)    2.5mg  一回一錠朝夕食後
 ②メインテート錠(降圧薬)       0.625mg 同上
 ③シベノール錠 (抗不整脈薬)100mg  同上
 でござます。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。





        [2015-03-30 FAX 母→訪問医]


2015年3月30日になると、循環器科の医師が、病院に通って来るのも大変でしょうからと、『今後は訪問医から同じ薬の処方を受けるよう』母に指示3月9日のエリキュース(抗凝固薬)処方後初めての診察日であった。


実に不思議なことに、脳梗塞になる恐れがある』と脅して、2月23日メインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)次の診察日3月9日にはエリキュース(抗凝固薬)を処方しておきながら、なぜかその後の経過診察等を一切行おうとせず次の診察日3月30日には訪問医に当然の如く診察と処方を丸投げした。


ほって置いたら脳梗塞になると脅したくらいだから心房細動や脳梗塞の診察は、初診の循環器科医師の責任で行うべきことで、訪問医が診察することではない。なぜ『訪問医に丸投げ』して、自身で経過診察をしなかったのか理解に苦しむ。なんとも無責任でいい加減な医師である。やる気がなく診療への熱意が感じられない、無気力のダラダラ勤務医師


訪問医だって自身で検査をして、脳梗塞になる恐れがあると診断したわけでもないのに、循環器科の医師から突然、診察と処方を丸投げされたら困惑するだろう。


しかも『24時間ホルター心電図検査』の結果も渡さないで、単に循環器科医師の診断内容』『処方薬の情報のみを伝えている』。訪問医にしてみれば、検査結果がないから診察も満足にできず、単に処方箋を出すだけになってしまう循環器科医師による『常軌を逸した無責任で無分別な丸投げ行為』医師に値しない愚かで情けない愚劣な所業である。


母に対して緊急の必要性のない薬を処方し、訪問医には検査結果も渡さないで、後の診察、処方を丸投げする行為は、処方の結果について責任回避せんがための、敵前逃亡に匹敵する卑怯な医療行為である。循環器科医師は医師失格であろう。


循環器の医師は診療の丸投げを日常的に行っているのだろうか。こんな無責任な医師にかかったら、患者は不運この上ないどころか、命にかかわる重大事態に陥りかねない
 

検査と処方箋で保険診療点数を稼いで、診療実績を積み上げたからもはや用済み、お払い箱か


『24時間ホルター心電図検査』の判読レポートの『要観察』から判断するに、循環器科医師の『ほっておいたら脳梗塞になる』という脅しは、24時間ホルター心電図検査』結果を無視した『でっち上げ診断』ではないか。


循環器科医師の処方薬の服用を始めてから、徐々にお腹が大きくなりだした



        ≪≪≪耳の聞こえが悪くなる≫≫≫



2015年3月15日頃から急に左耳が、はれぼったい感じになり、少し聞こえが悪く噛んだ音が、中で響くような感じが続いていると母が訴えた。


【2015年3月27日 呼吸器科 医師カルテ】

「目の手術無事に終えた。直後はすごく良くなった気がするが、だんだん
 そうでもなくなってきた。」

左耳がおかしい3月15日から急におかしくなった耳鼻科にかかりたい

 動悸もない。」


3月15日から左耳の調子が急におかしくなったのは循環器科で処方されたメインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)、エリキュース(抗凝固薬)の副作用ではないか。他に思い当たるふしなし。


2015年3月27日耳鼻咽喉科と歯科口腔外科で診察を受けたが原因不明と診断された。


【2015年3月27日 他科依頼票 呼吸器科医師→耳鼻咽喉科医師】

3/15頃より、急に左耳が、はればったい感じがあり、少し聞こえが悪く
 噛んだ音が、中に響くような感じが続いている
とのこと。」


【2015年3月27日 他科依頼票 耳鼻咽喉科医師→歯科口腔外科医師】

「耳異音 顎関節症疑い
 耳異音を主訴に当科紹介されました。
 開口時にクリック音を認め、その際の異音を感じているようです。顎関
 節症の所見はありますでしょうか。」


【2015年3月27日 他科依頼票 歯科口腔外科医師→耳鼻咽喉科医師】

「左顎関節部ですが、開閉口運動も良好で、関節雑音の触知ありません。
 顎運動時に音がすると訴えているが、関節雑音を疑う所見がありませし
 その他顎関節に明らかな異常と考える所見も確認できません。」


【2015年3月27日 他科依頼票 耳鼻咽喉科医師→呼吸器科医師】

「耳内所見・聴力からは主訴との因果関係は不明でした。顎関節症に関し
 て当院歯科に見て頂きましたが可能性は低そうです。当科的に積極的に
 治療の対象となる疾患は指摘出来ませんでした
。」

 

     ≪≪≪脈拍低下で心房細動治療薬半減≫≫≫



【2015年4月1日 訪問医 診療レポート】

血圧104/44、脈拍41

循環器でのお手紙を拝見したら、発作性心房細動でしたの

 で、やはり抗凝固療法は可能な範囲で続けた方がよいでし

 ょう。喀血のリスクはありますが、脳梗塞のリスクなどの

 ためには続けましょう。」

 




          [2015-04-01 訪問医 診療レポート]


【2015年4月1日 母の日記】

 訪問医先生からのTelにより、メインテート(降圧薬)を夜の分一粒飲まないことに

 する


循環器科医師が訪問医に渡した診療情報提供書には、『24時間ホルター心電図検査』の結果はない。だから、訪問医も自身では何も判断できず循環器科医師の診断を鵜呑みにする』ほかなかったのであろう。

2015年4月1日の訪問医の往診『血圧104/44、脈拍41』だったので、メインテート(降圧薬)は朝だけに、4月6日にはさらにシベノール(抗不整脈薬)も朝だけにして、夜は飲まないようにと訪問医が電話で指示してきた

訪問クリニックの院長は循環器の医師なので、院長が訪問医に処方薬の服用を半減するよう連絡させた。医療センター循環器科の医師のような『ボンクラ医師』には見えないものが、訪問クリニックの院長には見えていたということか。



【2015年4月6日 母の日記】

 メインテート(降圧薬)の夜分中止より、シベノール(抗不整

 脈薬)の夜を中止にと連絡を頂く。
 どうも具合悪く、先生(訪問医)に問い合わせた
結果


【2015年4月6日 母のメール】

 今日も薬の副作用だと判った、この何ともいえぬダルさ。




 

            [2015-04-06 母のメール]


訪問医からメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)を半減するように指示されたことでやっと循環器科医師の処方に問題があることが明らかになった

ただなにせ、3月9日記載の循環器科医師から訪問医への『診療情報提供書』には、『24時間ホルター心電図検査』の結果が含まれていなかったので、この時点ではさらに踏み込んで服用中止までは指示できなかったようだ。

医師の役割は患者の健康増進であるはずなのに、循環器科医師のようなボンクラ医師にかかると、逆に健康悪化に陥ってしまう。とんでもない医師である。こんなヤブ医者にかかったらもうおしまいだ




      ≪≪≪医療センター循環器科を再受診≫≫≫

 

2015年4月初旬体重がどんどん増加し始める


2015年4月8日メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)を朝、夕服用すると、訪問医による血圧測定『血圧が104/44』に下がり、『脈拍も40台』になることがあったので、循環器科を受診。処方した循環器科医師不在で、外来診療の日に再度診察を受けるよう看護師に言われた。


【2015年4月8日 看護師カルテ】

メインテート(降圧薬)と、シベノール(抗不整脈薬)を朝、夕で内服すると、血圧が

 下がった感じと、脈拍が60(40の間違いでは?)台になる。」

「上記訴えあり本日受診。

 来院時血圧122/78 P:68

 自宅の血圧計にて脈拍が40台になることがあったとのこと。

 現在は症状なし」

「現在症状なく経過。

 2/23の時点より処方内容変わりなく前回外来時と脈拍、血圧ともに変わりないため、

 主治医の外来を提案したところそうしたいとのことで本日の外来はキャンセルと

 した。」

「医師(循環器医師)外来日までに症状の変化があるようであれば病院に連絡し、受診

 するよう説明した。」

「わかりました。ありがとうございます。」


訪問医の指示で4月1日にメインテート(降圧薬)の服用を半減し、4月6日にはさらにシベノール(抗不整脈薬)も半減していたので、その効果があって4月8日の看護師の測定では血圧、脈拍ともに正常値に戻っていた


【2015年4月13日 看護師カルテ】

「予約外受診

 4/8にメインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)内服にて血圧と脈拍が下がる

 ような症状にて来院したが、しばらく症状変わりないため、主治医外来日の受診を

 すすめており、本日来院。」

「4/8以降自宅での脈拍は60前後、血圧は100前後で経過している。」

「ふらつきなどの症状なし。」

BP:120/65 P:67



    ≪≪≪循環器科医師、処方変更の必要なし≫≫≫



2015年4月13日予約外で循環器科を訪れ、4月1日の訪問医の診察で『血圧104/44、脈拍が41』だったので、訪問医からメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)を減量するよう指示されたと循環器科医師に説明した。


【2015年4月13日 13:47 循環器科 医師カルテ】

血圧が下がってしまうような感じがする
 かかりつけで見てもらったときに脈拍40台メインテート

 (降圧薬)を減量するように言われた。」

脈拍40台というのが『正確に脈をカウントできていたかど

 うかが問題』脈拍60台が続いているのであれば『元通り

 の処方に戻して』いただいてもよろしいのではないでしょ

 うか。」

 





          [2015-04-13 循環器科 医師カルテ]
 




             [2015-04-13 心電図]


循環器科医師からは訪問医の指示による減薬ではなく循環器科医師が処方した元通りの処方に戻すよう指導されたが、戻さなかったこれが最後の循環器科診察となった。


血圧、脈拍が正常値に戻ったのは、訪問医からメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)の減量を指示されて実行したことが功を奏したのである。


2015年2月23日メインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)を服用する前から血圧、脈拍ともに正常値を保っているのだから、無理してメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)を飲み続ける必要はないはず


『24時間ホルター心電図検査』結果の『要観察』からいっても、メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)、エリキュース(抗凝固薬)の服用は必要なかったというより、服用すべきでなかったということであろう。薬の服用は必要最小限に留めるというのが、医療の基本である。


脈拍が40台にまで下がったのは、メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)服用の副作用であろう。


訪問医からの減量指示の内容を循環器科医師に説明したが、

まったく聞く耳を持たずの対応であった。


循環器科医師の処方には戻さず、以後も訪問医の指示に従った。


医師なら脈拍を正確にカウントできないわけがない素人でも血圧計で間違いなくカウントできる循環器科の『ボンクラのポンコツ医師』は何を言ってるのか。

脈拍が40台と通常より低くカウントされたら、医師は当然もう一度カウントし直すから、間違いはおきない。


母が体調不良を訴え、訪問医がそれをみかねて、処方薬の減薬を指示したと話しても自らの処方を見直そうともせず、元の処方の維持を求めるとは、循環器科医師は状況変化に柔軟に対応できない、『思考停止状態の愚鈍なバカ医師』である。


循環器科医師の処方薬服用による副作用で体調不良を訴えているのに、まったく意に介さずといった態度。せっかく再診してもらいに来院したのに、むなしく帰宅することになった。


そもそも循環器科医師自身が、ほって置いたら脳梗塞の恐れがあると診断して処方しておきながら、自身で検査、診察を続ける意志がない。自身でけじめも付けられない厄介なトンデモ医師


昔取った既得権の医師免許の上にあぐらをかいて、漫然と惰性で診察を続ける『おっさん医師』。嘆かわしいかぎりだ。


訪問医に丸投げしてしまったので、もう関心を失ったか


循環器科医師の処方薬のおかげで、腹水が溜り腹部に圧迫感を感じるようになったことが、産婦人科主治医による腹水穿刺につながった循環器科医師の『百害あって一利なし』の処方によって、母は塗炭の苦しみを味わうことになってしまった。まったくやりきれない思いがする。


【2015年4月18日 母の日記】

 毎日苦しく、辛くなって来る。少しづづだけど本当にそう

 感じる


【2015年4月19日 母の病気メモ】

 刻々と膨らんで来る感じのお腹・・・。



      ≪≪≪心房細動治療薬すべて服用中止≫≫≫



【2015年4月22日 訪問医 診療レポート】

循環器の薬を飲んでから調子が悪かったようですねメインテート(降圧薬)を減ら

 しても徐脈が変わらないので、シベノール(抗不整脈薬)も減らします。」

「ひとまず、発作性心房細動の予防のためメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不

 整脈薬)は1錠ずつ継続しましょう。」

エリキュース(抗凝固薬)で血痰が出た影響もあるので、呼吸器科医師も中止した方が

 良いと判断するかもしれません今日(4月22日)の主治医(産婦人科医師)と金曜日(4月

 24日)の呼吸器科医師にも相談して見て下さい。」


2015年4月22日産婦人科主治医が、お腹が辛いと母がいうので、処方した循環器科医師の承諾を得ないで、メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)、エリキュース(抗凝固薬)すべての服用中止を指示

 




          [2015-04-22 訪問医 診療レポート]


【2015年4月22日 16:04 産婦人科 主治医カルテ】

「お腹苦しい
 両足も浮腫んだ
 右を下にすると痛い
 体重うなぎ登りで増えている、現在47kg

腹水++
浮腫著明
 腫瘤の顕著な増大はないが腹水貯留あり
 下腹部は腫瘤のためスペースなく上腹部メインにある
『穿刺は肝臓・小腸近く、現時点での量ではリスクの方が恐

 い』

「腹水貯留傾向あり
 穿刺よりはまずは利尿薬内服で排出期待


「来週火曜(4/28)眼科後に受診を
 場合によっては入院管理も検討


「徐々に増悪してきている旨説明した」


【2015年4月22日 母の日記】

 朝外廻りの掃除をする。訪問医が心電図とり。

 午後『元看護師長さん父上(運転)の車で、母上も乗り、

 (主治医)先生の診察』に入り、心臓の薬三種(メインテート

 シベノール、エリキュース)中にする。


心房細動治療薬すべての服用中止指示は、母の日記には書いてあるが、主治医のカルテには記載がない。処方した循環器科医師への配慮なのか、責任の所在を不明瞭にしたいのか。

心房細動治療薬、メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)、エリキュース(抗凝固薬)が卵巣腫瘍の患者に及ぼす副作用について、肝心の循環器科の『昼あんどん』医師が正しい情報、認識を持っていたのか疑問が残る。仮に持っていても、実行できなければ、なんの意味もないが

やはり循環器科の医師が処方した心房細動治療薬は、母にとって必要ないというより、服用すべきでない、服用してはいけない薬であったということになる。

訪問医や産婦人科の主治医母のお腹の状況を見るに見かねて段階を追って循環器科医師の処方薬の服用中止を決めた



この日の産婦人科主治医の診察で、いよいよ最悪の腹水穿刺の検討に入った。


2015年4月24日、呼吸器科の医師の指示で、血液検査を受けた


【2015年4月24日 9:50 呼吸器科 医師カルテ】

「BP109/67 P108 Spo2 96% KT36.6度
 BW42→45.9kg→44.7kg(1/9)→47kg(4/24)」

具合が悪い内出血や血痰が出る

心臓の薬が影響? 脈が40くらい

循環器の薬は全部やめることにした腹水があるので、

 いずれ穿刺の予定?。」


【2015年4月25日 母の病気メモ】

 日毎にお腹が膨らんでいく


2015年4月22日に循環器科の服薬を中止したことで、2015年5月1日頃には食欲が元に戻る

2015年5月4日頃には体もだいぶ楽になり、家事も問題なくこなしていた

結局、循環器科医師の心房細動処方薬は、必要ないどころか、健康を害するだけの処方すべきでない百害あって一利なしの、とんでもない薬であったということになる。責任感の希薄な坂本宗久医師は一体なにを考えて処方したのか強い疑問を感じる。こんな医者にかかったら、患者は崖っぷちに立たされることにもなりかねない実際に母は崖っぷちに立たされてしまった

2015年2月23日循環器科医師がメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)を処方し、3月9日にエリキュース(抗凝固薬)を追加処方。


2015年4月1日訪問医がメインテート(降圧薬)の半減を指示、4月6日にはシベノール(抗不整脈薬)の半減も指示、最終的に4月22日に主治医が上記3薬の全面服用中止を指示したことで、やっと循環器科医師のバカな処方を止めることができた

この間、母の体調は悪くなる一方で、これが原因で腹水穿刺となって、致命傷を負うことになった循環器科医師という無能でバカな医師の処方が母の死に繋がったことになる。



循環器科医師がはたして循環器科の医師としての適格性を備えているかを、東京医療センターは真剣に検討する必要があると思う。

 


      東京医療センターの重大医療事故(3)

 



■■■東京医療センター産婦人科 主治医■■■


日大医学部卒業後、慶応病院で研修
2013年4月 研修終了に伴い東京医療センターに赴任
2013年5月 母の卵巣癌の診察を始めた
2015年5月 母の腹水穿刺実施
2015年6月 母亡くなる
2015年7月 研修医が過労自殺
2017年8月 研修医の労災認定報道の直後に系列の

       慶応病院婦人科に栄転医療事故隠蔽目的の移動か



             ≪≪≪主治医の全診察日≫≫≫



2013年5月10日 下腹部に弾性硬の腫瘤を触知、可動性は良好

2013年6月11日 画像上はOvK(卵巣がん)Ⅲ期を疑う

2013年6月19日 (手術について)本人相当悩まれている

2013年7月17日 腹水増多なし、腫瘤12cm大(やや増大程度か)

2013年8月 7日 腫瘤触知するが圧痛はなく、全体的に柔らかい

2013年8月28日 腹水穿刺で25ml採取

2013年9月12日 (細胞診の結果)標本上、腺癌の可能性、

        classⅢとする

2013年10月 2日 腹水増多なし、腫瘤増大なし

2013年10月30日 可動性良好、腫瘤増大なし

2013年11月11日 腹水貯留あり、卵巣腫瘍11cm大変わらず

2013年11月20日 腹水少量のみ、腫瘤変わらず、腸蠕動良い

2013年12月 3日 著明な胸水増悪はなさそう

2013年12月11日 腹満なし、腫瘤触れるが増大なし

2013年12月25日 腫瘤12cm大、腹水増多なし

2014年1月15日 腹満訴え強い触診上は増大顕著ではない

2014年2月 5日 卵巣腫瘍12cm大、変わらず、腹水少量のみ

2014年3月12日 腫瘍14cm大とやや増大、腹水は目立たず

2014年3月31日 真菌感染を強く疑う根拠に乏しい

2014年4月 9日 腫瘍増大あり、緩徐に進行、腹水+

2014年5月 1日 腹満増悪なし、腫瘍増大なし、腹水増多なし

2014年5月14日 診察上は腫瘤の顕著な増大はなさそう

2014年6月 4日 腹水増多なし、腫瘍は軽度増大あり

2014年7月 9日 腫瘍16cm大↑、腹水目立たず

2014年8月 6日 腹満↑、腹水増多はないが腫瘍増大あり

2014年9月17日 腫瘍縮小あり、腹水貯留なし

2014年10月22日 腹満++も腫瘍増大はない

2014年11月26日 診察上は腫瘍は縮小

2014年12月25日 腫瘍増大は明らかではなし腹水増多なし

2015年1月28日 腫瘍の著明な増大はない、腹水少量のみ 

2015年3月25日 癌性腹膜炎を疑う硬結はない


2015年4月22日 腫瘤の顕著な増大はないが腹水貯留あり
           穿刺は肝臓・小腸近く現時点の量では

        リスクの方が恐い

2015年4月28日 腹水穿刺実施へ
        腫瘍増大・腹水貯留、今後は腹水穿刺を

        繰り返す

2015年5月 6日 腹水穿刺予定、1000ml程度目標にドレナージ

2015年5月 7日 右季肋部3cm下より腹水穿刺実施
        明日も1000mLドレナージしたい


2015年5月 8日 昨日の穿刺部より2cm下方より

          腹水穿刺実施(計1700mL)

2015年5月18日 退院サマリー卵巣癌末期(虚偽記載)

        腹水貯留

2015年5月20日 予後が月単位である、夏はこせない

        可能がある
        腹部膨満感は更なる増悪傾向、かなり

        病勢(診断は”卵巣癌の疑い”)が進行
           今後近いうちに再度腹水穿刺必要となる

        可能性高い
                   (組織診の
結果)低分化の腺癌

        卵巣の漿腺腫瘍の可能性

2015年5月27日 今後は在宅中心へ、当院通院も若干困難

2015年6月22日 死因は病死(診断は”卵巣癌の疑い”)で明

           らか、遺族と相談し病理解剖は実施せず
         (相談などではなく問答無用の拒絶!)




      ≪≪≪『卵巣癌の疑い』でⅢ期と診断≫≫≫



母は、亡くなる30年以上前から国立東京第二病院、現在の独立行政法人国立病院機構 東京医療センター呼吸器科に通院して、肺病の後遺症の診察と処方を受けていた


2012年末から頻尿を自覚するようになり、2013年5月10日に東京医療センター産婦人科で診察を受けたところ、6月11日主治医『卵巣癌の疑い』でclassⅢと診断した。


【2013年6月11日 9:24 主治医カルテ】

画像上はOvK(卵巣癌?)Ⅲ期を疑う
 本人に下記の通りIC(Informed Consent)施行
 悪性の可能性が高い旨を告知した。」

 




         [2013-06-11 産婦人科 主治医カルテ]


インフォームド・コンセント

「精査の結果からは卵巣癌が最も疑われる。」

「下腹部痛も頻尿も卵巣腫瘍が原因ではないかと思われる
 腹水も貯留しており、腹膜播種も疑われていることから卵巣癌であれば少な

  くともⅢ期以上ということとなる。」

画像上は遠隔転移はなさそうである。
 だがこれらはあくまでも推察でしかなく卵巣癌と診断が

 確定した訳ではない。」

卵巣癌の診断は手術で摘出したものを病理組織診断するこ

 とで診断となる。」


主治医は、卵巣癌が疑われると診断したが、卵巣癌とは診断していない。母は亡くなるまで手術を受けていないので、あくまで診断は『卵巣癌の疑い』というのが重要なポイントとなる。


『卵巣癌の疑い』の場合、卵巣癌のほかに『境界悪性腫瘍』もあり、卵巣癌の疑いだけで卵巣癌とは確定できない


2013年6月から7月にかけて手術を検討したが、肺機能に問題があり、予後に不安が残るということで断念した。



            ≪≪≪細胞診≫≫≫



【2013年8月28日 16:29 主治医カルテ】

「TA(超音波エコー)で確認し0.5%xylokineにて局麻下に
 18Gロングサーフロにて試験穿刺
 腹水性状:漿液性、濃黄色
 計25mL採取⇒病理細胞診へ提出


【2013年9月12日 16:33 主治医カルテ】

腹水、穿刺、Ⅲ、、Atypical Cell

若干リンパ球優位の著明な炎症性背景に反応性中皮細胞や組織球が多数見られま

 すその中に若干の核形不整と明瞭な核小体の見られる異型細胞集塊がごく少数

 見られます

標本上、腺癌の可能性がありますが、異型が著明ではな

 く、あまり多くないためclassⅢとします。」



            ≪≪≪訪問診療≫≫≫



2013年12月に訪問診療を考え始め、2014年1月東京医療センターから勧められた中野なおクリニックに訪問診療をお願いした。



        ≪≪≪マイクロ波による温熱療法≫≫≫



2014年3月4日横浜でマイクロ波による温熱療法クリニックを受診診断(O-リング法)で、癌ではなく真菌が原因と診断プロポリスを勧められ服用をはじめた。


【2014年3月12日 15:46 主治医カルテ】

がんでないと断言できる訳ではないが、確定診断は付いていないことは
 間違いない事実
である。」


【2014年3月31日 12:12 主治医カルテ】

西洋医学的には真菌感染を強く疑うには採血上は根拠に乏しい


一月後の2014年4月8日、横浜の温熱療法クリニックの診断(O-リング法)で一転して真菌は消えたと言われた。この間、真菌騒動に意味もなく無駄に翻弄された。マイクロ波による温熱療法を行う都内の提携クリニックへの転院を勧められ、4月15日に受診、診断(O-リング法)で今度は癌ではなく、結核菌が原因と言われるリポソームビタミンCを勧められ服用をはじめた。

2014年4月15日から5月17日まで都内の温熱療法クリニックでマイクロ波による温熱療法を都合7回受けたが、受けるたびにお腹が大きくなり体調が悪くなった




          ≪≪≪放射線治療≫≫≫



【2014年5月14日 16:33 主治医カルテ】

診察上は腫瘤の顕著な増大はなさそう
 当初よりは大きいが
 腹水増多もなし
 動きも悪くはない

結核(菌)は否定的
腹満感に対してやれることはオピオイド(鎮痛薬)導入か放射線治療
「適応があるかどうか、明日paliativeな(緩和)放射線治療に関して放射線科医師に

 consultする」


都内温熱療法クリニックでの初診から一月後の2014年5月17日診断(O-リング法)で、結核菌は消えたと言われた。この間、結核菌騒動に振り回されてしまった。温熱療法7回目。逆効果しかなく、体調悪化で治療を打ち切った

2014年5月15日、苦痛を和らげようと、医療センターの放射線科を受診したが、放射線照射による副作用に不安を感じ一旦保留した。夏になるといよいよ苦痛が増してきたため2014年8月12日から9月9日まで、最小限の放射線照射を計5回受けた



【2014年8月6日 主治医カルテ】

具合い悪い、もう死にたい
 味覚がなくなった
 苦しい


「腹満↑
 腹水増多はないが腫瘍増大あり

腫瘍増大あり
 本人より放射線治療のご希望あり→金曜に放射線科医師に依頼しご高診いただく
 採血の希望あり→帰りに採血チェック→結果は往診医に郵送する
 呼吸苦+は金曜に呼吸器内科でご高診いただく」

入院を強く勧めるも絶対に入院はしたくないと
 →つらくなれば連絡を





           [2014-08-06 主治医カルテ]


【2014年8月8日 他科依頼返信 放射線科医師→主治医

死後剖検のこともある様で、在宅死を希望されつつも、

 当院での剖検も希望されています



            ≪≪≪体調良好≫≫≫



2014年8月22日頃からは、辛さも半分くらいになる。9月13日には体調も良くなる


【2014年8月31日 母のメール】

 (”卵巣癌の疑い”の診断から)一年経って血液検査も全く

 異転移もなし、の様子です。


【2014年9月17日 15:56 主治医カルテ】

腹部全体大分柔らかくなってきている
 腫瘍縮小あり、TA(超音波エコー)で分かるレベルの腹水貯

 留なし」





 

            [2014-09-17 主治医カルテ]


【2014年9月18日 母のメール】

 8月には、あまりの辛さに最後の手段として放射線を週一

 で5回受けましたそれがどうやら効いたらしくこの頃

 辛さが半減!大感激なのです

 全ての検査が合格で腫瘍マーカーも下がっているとか
 昨日(主治医診察)は食べ物を細かく聞かれ、自慢げ

 に本を見て、あらゆる良いとされる食事をしていると話し

 て来ました


【2014年9月28日 母のメール】

 放射線が効いたのでしょうね。その後の全ての内臓の検査

 値がOKで、おまけに腫瘍マーカーまで下がっているとか

お腹が⼩さくなってる、⾃分で触って判るでしょう?

 と。?ズボンが緩くなったかな・・・。

 次に⼆⼈の先⽣(呼吸器科医師と産婦人科治医)から毎⽇

 どのような⾷事をしているか?を聞かれ⾃慢げにあれこれ

 
2014年10月7日腹部が大幅に凹んだ



           ≪≪≪奇跡が起きた≫≫≫



2014年10月17日には、呼吸器科の医師から、

『奇跡が起きましたね』
 『○○(母)さん、本が書けますね。』

と言われるほどに良くなった


【2014年10月17日 母のメール】

 今日も病院で専門家が見ても「奇跡」だと云われて来まし

 た、ま、私が一番そう思うんだけど・・・。

 今回の奇跡も放射線もさることながら、次には何を食べて

 るか?と(呼吸器科の医師から)詳しく聞かれまし

 なんせ、卵巣がん(腫瘍)マーカーが半分になった・・・

 ま、放射線が効いたんだろうとは思うけど・・・。

 



都内クリニックでのマイクロ波による温熱療法で悪化した体調が、医療センターの放射線治療で持ち直した

マイクロ波による温熱療法による体調悪化と同時に腫瘍マーカー値も急増したが、放射線治療後に急減した。

マイクロ波による温熱療法で体調が悪化したため、辛さを和らげようと、ステロイド剤(デカドロン)の服用を増やしたことで、白内障を進行させてしまったようだ。まったくとんだ厄介ものを拾いこんでしまったものだ

この後白内障治療から、心房細動治療、腹水穿刺と一気に奈落の底に突き落とされていくことになる。



【2014年10月22日 16:43 主治医カルテ】

 腹満++も腫瘍増大はない
 腹水少量のみ
 腸管が目立つ
 少し浮腫あり←ステロイド??


            [2014-10-22 主治医カルテ]


2014年10月22日産婦人科の主治医からも奇跡が起きたと言われた


【2014年10月22日 母のメール】

 でもここまで「もう一度!」と願ったことが実現できたの

 ですから、之は神仏の、またお知合から頂いた、祈り、の

 お蔭、「奇跡だ」と私は感謝、しています。

 専門家から見ても奇跡だと二人の先生(呼吸器科医
師と産婦

 人科主治医)から言われましたよ、私の性格から来る生き方

 も関係してるといわれていますが)。



【2014年11月26日 16:43 主治医カルテ】

「張ってはいるが腫瘍は縮小あり
 腸管が張っている
 TV:腹水なし、腫瘍一部壊死を疑うエコー像あり
 腹満の訴え強いが診察上は腫瘍は縮小しており全体は柔ら

 かい





           [2014-11-26 主治医カルテ]


【2014年11月26日 母のメール】

 今日も病院で医学的にはまた腫瘍が小さくなってきている

 とお腹が膨れるのは傍の腸にもかかる放射線の副作用で

 便秘だ、といわれ漢方の薬が出て、これまた待つ原因の一

 つ6時の帰宅でした。


2014年11月26日には、産婦人科の主治医から

『癌(卵巣腫瘍)が縮小しており、癌(卵巣腫瘍)の心配がなく

 なってきた。』

と言われた。


【2014年12月1日 母のメール】

 御自分の今の状況をしっかりと受け止め、「それからどう

 するのが自分に一番良いか、を見極められる人が乗り切れ

 る」と、私の最初の先生(呼吸器科の医師)がおっしゃって

 くださり、今回のまるで奇跡的な私の今の毎日

 『〇〇(母)さん本がかけますね』


【2014年12月25日 17:20 主治医カルテ】

「腹満+も腸管ガスメイン
 腫瘍増大は明らかではなし、腹水増多なし」



 

           [2014-12-25 主治医カルテ]



            ≪≪≪白内障治療≫≫≫



【2015年1月21日 13:29 放射線科医師カルテ】

腫瘍マーカーは減っている
 腹部膨満などの症状が強い放射性腸炎か。御本人と相談し、ビオフェルミン

 内服することとした。」


2015年1月21日、医療センター眼科の研修医の診察を受けたところ白内障と診断され、2月24日に白内障の手術を受けることになった。

【2015年1月23日 10:21 呼吸器科 医師カルテ】

「2014/4/18と比較し著変なし(レントゲン写真)。
 右胸水は少し減った印象。」


【2015年1月28日 15:34 主治医カルテ】

「腹満軽度増大あるものの腫瘍の著明な増大はない
 腹水少量のみ、圧痛なし」

2/24(白内障手術で入院)に病棟に会いに行くことにする


           

 

           [2015-01-28 主治医カルテ]



           ≪≪≪心房細動の兆候≫≫≫



2015年2月6日眼科の研修医が、2015-01-23標準12誘導心電図を見て、

『心房細動の治療を受けなかったら、白内障の手術は行いま

 せん。』

と告げた。

 (病院の闇(1)では2015年1月28日としたが、2月6日に訂正する。)



           ≪≪≪脳梗塞の恐れ≫≫≫



2015年2月9日眼科の研修医が循環器科の医師に心電図異常について診察を依頼した。

2015-02-09標準12誘導心電図を見た循環器科医師から、

『ほって置く訳にはいかない、脳梗塞になる。』

      (2015/2/19 母のメールより)


と脅された。母が、

『もうそのままでいい』

と言ったのに、

脳梗塞の心配があり、ほって置く訳には行かない』

      (2015/3/24 母のメールより)

と言われ、心房細動治療薬を処方されることになった。

ほとんど脅迫に近い物言いであった。



      ≪≪≪24時間ホルター心電図検査≫≫≫



2015年2月12日24時間ホルター心電図検査を受けた。



       ≪≪≪心房細動治療薬の処方≫≫≫



『24時間ホルター心電図検査』『判読コメント』は、『要観察』で、『要治療』ではなかったにもかかわらず、循環器科医師から心房細動の治療薬メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)、エリキュース(抗凝固薬)を処方された。


心房細動治療薬の服用で、母の体調が次第に悪化し始め、悲劇の腹水穿刺に行き着くことになった


2015年2月24日右目の白内障手術

2015年3月3日左目の白内障手術



【2015年3月25日 15:29 主治医カルテ】

45-46kgで推移

腹満感の自覚は強いが増大は軽度のみ
 癌性腹膜炎を疑う硬結はない


腹水少量のみ

現状変わらず、また1か月後




 

           [2015-03-25 主治医カルテ]



  ≪≪≪循環器科医師、診察、処方を訪問医に丸投げ≫≫≫



循環器科医師2015年2月23日にメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)を処方次の診察日の3月9日にはさらにエリキュース(抗凝固薬)を処方その次の診察日の3月30日に、早々と以後の診察、処方を訪問医に丸投げしてしまった。この無責任でいい加減な診察姿勢にはただただ呆れるばかりである。以後、循環器科医師の処方薬の副作用で体調が悪化の一途をたどっていった



            ≪≪≪脈拍低下≫≫≫



2015年4月1日訪問医の往診『血圧104/44、脈拍41』だったので、メインテート(降圧薬)は朝だけ、4月6日にはさらにシベノール(抗不整脈薬)も朝だけにして、夜は飲まないようにと訪問医が電話で指示してきた。


【2015年4月1日 母の日記】

 

 訪問医先生からのTelにより、メインテート(降圧薬)を

 夜の分一粒飲まないことにする


【2015年4月4日 母の日記】

 具合悪く、一日中横になっていた


【2015年4月6日 母の日記】

 メインテート(降圧薬)の夜分中止よりシベノール(抗不整

 脈薬)の夜を中止にと連絡を頂く

 どうも具合悪く、先生(訪問医)に問い合わせた結果


【2015年4月6日 母のメール】

 今日も薬の副作用だと判った、この何ともいえぬダルさ


2015年4月初旬体重がどんどん増加し始める


【2015年4月10日 母の日記】

 (近所の)〇〇さん妹(の)家へスミレの株分けを植えに行く。
 これで死にそうなくらい苦しいが・・・。

【2015年4月12日 母の日記】

 風呂、玄関、脇の草取りなどをする。
 日毎に体調悪く、何もかも最後かと思う



2015年4月13日、予約なしで循環器科医師の診察を受け、血圧と脈拍が下がっているので訪問医からメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)を半減するよう指示されたと話した。


循環器科医師は、『脈を正確にカウントできていたかどうかが問題』として、脈拍60台が続いているのであれば循環器科医師が最初に処方した内容に戻すように指示した。


循環器科医師の処方には戻さず、以後も訪問医の指示に従った


2015年4月16日、介護認定員が来宅し、介護認定を受け『要支援1』(1~2)
と認定
された。



 

             [2015-04-16 要支援1]



       ≪≪≪心房細動治療薬すべて中止≫≫≫



【2015年4月18日 母の日記】

 毎日苦しく、辛くなって来る少しづづだけど本当にそう

 感じる


【2015年4月19日 母の病気メモ】

 刻々とお腹が膨らんでくる


2015年4月22日主治医は、母が腹部が辛いというので、処方した循環器科循環器科医師の承諾を得ないで

メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)、

エリキュース(抗凝固薬)すべての服用中止を指示


【2015年4月22日 母の日記】

 朝外廻りの掃除をする。訪問医が心電図とり。

 午後『元看護師長父上(運転)の車で、母上も乗り、主治医

 先生の診察』に入り、心臓の薬三種(メインテート

 シベノール、エリキュース)中止にする。


【2015年4月25日 母の病気メモ】

 日毎にお腹が膨らんでいく



      東京医療センターの重大医療事故(4)

 



■■■東京医療センター産婦人科 主治医■■■



          ≪≪≪腹水抜きを検討≫≫≫



2015年4月22日主治医は、母が腹部が辛いというので、心房細動治療薬を処方した循環器科医師の承諾を得ないでメインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)、エリキュース(抗凝固薬)すべての服用中止を指示



【2015年4月22日 母の日記】

 朝外廻りの掃除をする。訪問医が心電図とり。

 午後『元看護師長父上(運転)の車で、母上
も乗り、主治医

 先生の診察』に入り、心臓の薬三種(メインテート

 シベノール、エリキュース)中止にする。



              
 

            [2015-04-22 母の日記]


【2015年4月22日 16:04 主治医カルテ】

お腹苦しい
 両足も浮腫んだ
 右を下にすると痛い
 体重うなぎ登りで増えている、現在47kg

腹水++
浮腫著明
 腫瘤の顕著な増大はない腹水貯留あり
 下腹部は腫瘤のためスペースなく上腹部メインにある
『穿刺は肝臓・小腸近く、現時点での量ではリスクの方が恐

 い』

「腹水貯留傾向あり
 穿刺よりはまずは利尿薬内服で排出期待

「来週火曜(4/28)眼科後に受診を
 場合によっては入院管理も検討

徐々に増悪してきている旨説明した」

 



 
 

          [2015-04-22 主治医カルテ]


腫瘤の顕著な増大はない、と主治医のカルテに書かれている。つまり2015年5月18日の退院サマリーに書いてあるような卵巣癌末期ではないということ


主治医が、循環器科医師が処方したメインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)、エリキュース(抗凝固薬)の心房細動治療薬3薬の服用中止を指示したのに、なぜかカルテにはその記述がない


他人である元看護師長が診察に同席していたのに、記載がない黒幕の元看護師長が主治医に記載しないよう頼んだのであろう。


診察でもカルテ上も、腹水抜きの話はこの日が初めて。元看護師長は腹水抜きの直談判で付き添った


主治医『穿刺は肝臓・小腸近く、現時点の量ではリスクの方が恐い』と、腹水を抜くには量が少ないと危惧している。



         ≪≪≪腹水抜き一時保留≫≫≫



2015年4月22日午后、元看護師長と病院から帰宅した母が、これから一週間様子をみて来週、主治医が今後の方針を決めてくださることになったと話した。

 

ただ具体的な説明をしなかったので、まさか腹水抜きをするかどうかの方針決定とは思いもしなかった


この時の母は明るい展望を持ち、来週の主治医の方針決定を期待して待っているといった感じだった不安や心配を窺わせるような兆候もまったくなかったので、主治医との話し合いの内容について詳しく聞こうと思わなかった


【2015年4月24日 9:50 呼吸器医師カルテ】

「BP109/67 P108 Spo2 96% KT36.6度
 BW42→45.9kg→44.7kg(1/9)→47kg(4/24)」


具合が悪い。内出血や血痰が出る
 心臓の薬が影響?脈が40くらい
 循環器の薬は全部やめることにした腹水があるので、

 いずれ穿刺の予定?。」





          [2015-04-24 呼吸器科医師カルテ]



2015年4月24日呼吸器科医師の指示で血液検査を受けた


内出血や血痰が出るということは、明らかにエリキュース(抗抗凝固薬)の悪影響であろう。必要でもなく体調悪化をもたらすだけの薬を循環器科医師が処方した結果である。とんでもなくバカで間抜けな医者にかかったものだ。


【2015年4月25日 母の病気メモ】

 日毎にお腹が膨らんでいく





           [2015-04-25 母の病気メモ]



       ≫≫≫腹水抜きの注意点≪≪≪



自ら開発した『KM-CARTを使った腹水治療で5年足らずで4000例(2016年8月まで)』におよぶ実績があり、この分野の第一人者と目されている都内豊島区の要町病院腹水治療センター長の松崎圭祐医師による解説記事類から引用。


『腹水を抜いてただ廃棄』するだけでは、『体力維持に必須のアルブミン(栄養分)』グロブリン(免疫関連物質)』等のタンパク質も腹水と一緒に抜き取られてしまうため、『急速に患者の体力が低下』して『全身状態が悪化』し、さらに腹水が溜まりやすくなるという悪循環を招き『死期を早めるだけ』なので、腹水を抜いてただ捨ててはいけないというのが現代医療の常識である。


がん性腹水の中には、『がん細胞や炎症成分』と同時に、『血管内の水分バランスを保つアルブミン『免疫で重要な役割を担うグロブリンなどが大量に含まれているため、腹水を抜くと『栄養状態だけでなく免疫機能が急激に低下』し、特に『終末期では死を早める』ことさえあります。


『ドレナージを繰り返す』ことで血漿蛋白濃度が低下して『急速に体力が低下』全身状態が悪化し、さらに『腹水が溜まりやすくなる』という悪循環を招く


腹水が『1~2リットルと少ない状態での腹水穿刺は危険』で、『腹部膨満感の緩和効果も乏しい』ため、ほとんどの医師は実施をためらう


こうしたことから、『がん性腹水を抜くと体が弱って死期を早める』といわれ、腹水の治療は敬遠されるようになりました。


松崎佳祐医師が考案した『KM-CART法』を用いて、抜き取った『腹水を濾過、濃縮後に点滴で体内に戻せば』『全量を抜き取っても患者の体力は低下せず』『死期を早めることもない』



       ≪≪≪主治医、腹水抜きを決める≫≫≫



【2015年4月27日 母のメール】

 この関取みたいに大きく膨らんだお腹『(腹)水が溜まっ

 てきてる』とか。先週(4/22)、『これから一週間利尿剤を

 使って引かぬようなら、入院して(腹)水を抜く』と言う治

 療に入るかも・・・と

 明日、先生のご判断で決まると思います。・・・。何しろ

 この苦しさ、辛さ、我慢の限界!

 

 『どうでもいいから楽にして』

 と云うのが本音の毎日なのです。



 
【2015年4月28日 母の日記】

『予約の主治医先生、元看護師長さんが
付いて行って下さ

 る。』

 5月7日に水抜きの為に入院と決まる



                

            [2015-04-28 母の日記]


母は『腹水をただの水』と認識していた。水だったらさっさと抜いてしまえば楽になるだろうと考え楽観的に構えていたようだ。

 

腹水はただの水ではなく体力維持に必須のアルブミン(栄養分)やグロブリン(免疫関連物質)が含まれていて、捨て去れば体力が低下して全身状態が悪化し、死期を早めることになるというリスク事項を、主治医も元看護師長もまったく説明していないから、母は楽観していられたのだろう。

 

『何しろこの苦しさ、辛さ、我慢の限界』とあるのは、循環器科医師が処方した心房細動治療3薬の副作用と考えられる。



【2015年4月28日 16:54 主治医カルテ】

やっぱり苦しい
 体重48kg

「腹水++」

腹水穿刺へ、個室希望あり
 GW明けに9A入院で」


【検体検査結果】採取日時:2015-04-24
免疫血清検査Ⅰ,Ⅱ、核医学検査


 WBC          H 9700
 HGB                  11.9
 PLT                   33.9
 GOT(AST)          28
 GPT(ALT)           14
 TP                  L 5.9
 ALB                  L 3.3
 BUN                  16.3
 Creatinlne            0.57
 CRP                  H 1.7
 BNP院内        H 155.0
 CA125         H 1762.0
 CA19-9      H 344.3
 CEA                  H 6.9


【他病院紹介】 他病院への紹介
 産婦人 → 訪問医療クリニック[紹介]
 紹介年月日:2015-04-28



 

            [2015-04-28 主治医カルテ]


ひとたび廃棄するだけの腹水穿刺を始めると、以後腹水穿刺を繰り返す悪循環に陥り、次第に体力が低下して衰弱が進んで死に至る可能性が高い


腹水量(1700ml)が少なく、腹水を抜いても腹部膨満感緩和の効果は期待できず、リスクを考えたら実施すべきでないのに、主治医はなぜ急いで腹水穿刺実施を決めたのか


心房細動治療薬3薬の服用を止めたのだから、待っていれば腹部膨満感も軽減していくと予想されたのだから、腹水穿刺を急ぐべきでなかった主治医の取り返しのつかない重大な判断ミスである。


元看護師長がわきからなんと口出ししようと医師でも現役の看護師でもないのだから、そんな言葉に左右されることなどないはずである。

 

黒幕の元看護師長は、4月28日の診察にも同席していたが、

4月22日の診察同様カルテには記載がない



       ≪≪≪血液検査結果問題なし≫≫≫



2015年4月28日、母は主治医から

『4/24採血の血液検査は、腫瘍マーカー類は横ばいないしは

下がっており、血液検査の結果も申し分ない。』

との説明を受けた。


つまり”卵巣癌の疑い”については少なくとも悪化はしていないという診断。それなのに2015年5月8日に腹水穿刺した後の5月18日の退院サマリーでは、一気に『卵巣癌末期』に飛んでいる。不可解千万。つじつま合わせのため、無理やり『卵巣癌末期』にこじつけた『退院サマリーを偽造』したのだろう。


手術を受けていないので、卵巣癌とは診断されていないのに、なぜ『卵巣癌末期』となるのか。医師にとって禁じ手である『カルテの虚偽記載』である。


主治医から、お腹を楽にするため腹水を抜くことを勧められ連休明けの5月7日に入院して腹水を抜くことに決まった

 

 



            [2015-04-28 血液検査結果]




          [2015-04-28 腫瘍サイズと腹水量]


 

 

           [2015-04-28 腫瘍マーカー図]




 


 

 

           [2015-04-28 腫瘍マーカー値]



2014年4月15日から5月17日まで、都内クリニックでマイクロ波による温熱療法を計7回受けたことで、腫瘍マーカーが急上昇した。


2014年8月12日から9月9日まで、医療センターで放射線照射を計5回受けたことで、2014年8、9月以降、腫瘍マーカーが急降下した。



        ≪≪≪腹水抜き実施≫≫≫



2015年4月28日 診療情報提供書 主治医訪問医

        
腫瘍増大・腹水貯留による腹満感の増悪があり、
 ゴールデンウィーク明けの5/7に婦人科入院のうえ、腹水

 穿刺の予定とさせていただきました。」

『今後は腹水穿刺を繰り返す』ことと、利尿剤内服にて腹

 水のコントロールを図っていこうと考えております。」




 

            [2015-04-28 診療情報提供書]


2015年4月22日のカルテで『穿刺は肝臓・小腸近く、現時点の量ではリスクの方が恐い』と、腹水量が少なくリスクを懸念していながら、腹水穿刺を決めた4月28日には腹水穿刺を始める前から『今後は腹水穿刺を繰り返す』と訪問医に情報提供している。


廃棄するだけの腹水穿刺を繰り返せば、『体力維持に必須のアルブミン(栄養分)』グロブリン(免疫関連物質)』等のタンパク質も腹水と一緒に抜き取られてしまうため、急速に体力が低下して、全身状態が悪化し、さらに腹水が溜まりやすくなって、死期を早めるだけである。

 

 

まともな医師であれば、このような無謀で杜撰な計画を立てることなど考えられない腹水穿刺を決めた辻浩介主治医の考えが理解できないバカなのだろうか


主治医は腹水穿刺は繰り返せば体力を消耗し、衰弱を進めて死期を早めてしまうことを、まったく理解していないのではないか。理解していれば、少ない腹水を抜く前から『今後は腹水穿刺を繰り返す』などとバカなことは言わないはず。


一旦腹水抜きを行うと、腹水穿刺を繰り返すことになり急速に体力が落ちて遠からず死に至るということを、主治医は母にも私にもまったく説明していない主治医自身が腹水穿刺後の体調悪化について知らないから、説明していないのか。


主治医は、腹水は溜まったら抜けば良いと安易に考え腹水穿刺の処置テクニックは心得ていても腹水穿刺後に患者の容体がどうなるかについて、まったく理解していないようだ。


であれば主治医は医師として腹水穿刺をする資格などまったくないということである。このような人物が医師面下げて診療に当たるなど、言語道断ではないか。実に恐ろしいことだ。主治医は医師としての適格性が欠けている


腹水穿刺を繰り返すことで、体力が弱って緩やかに死に至ると知らされていたら、母は絶対に腹水穿刺などしなかった母に限らず、どんな患者でも緩やかに死に至る処置だと知ったら、例外なくそんな処置は絶対に拒否する


これほど重大な情報を患者、家族に説明もしないで、腹水抜きをするとは『説明責任と告知義務をないがしろ』にした、極めて無責任で不適切な処置で、『医師としての職業倫理に反する重大な背信行為』である。


主治医は日大卒業後慶応病院での研修を終えて、やっと2年経過したばかりで、医学的な知識や経験が不足した未熟な医師である。こんな未熟な医師に命をあずけることになるとは、なんという不運、不幸の極みであろうか。


訪問医も主治医から腹水穿刺前に『今後は腹水穿刺を繰り返す』との予告を受けていながら、以後母が亡くなるまで事の重大さについて十分な注意喚起、説明、指導もせず、ただ流れに任せていただけである。


訪問医に対して腹水穿刺を止めさせるべきだった、とまでは言えないし、現実問題として無理だったと思うが、せめて専門的知見にもとづいた説明をしてほしかった


主治医ではない訪問医ではあっても、訪問医にも自ら知り得た治療内容については、医師としての説明責任、告知義務はあるはず


2015年4月28日病院から帰ってきた母は意気揚揚としていて、これでやっと楽になれる思っていたようで、放射線治療白内障手術の時とは違って『一抹の不安も感じていない様子』だった。


私のまったくあずかり知らぬところで、心房細動治療薬の服用中止に並行して、腹水を抜く話が進められていたようだ。私が知ったのは4月28日午后で、5月の連休明けの7日、8日腹水抜きをする手続きを済ませて帰宅した後のことである。


話を聞かされ、とっさになんとかして止められないかと考えたが、母には不安な様子がまったく見られず、むしろ腹水抜きに希望を託しているようだったので、説得をあきらめた


母の表情から判断するに、主治医も元看護師長も腹水抜きのリスクを母にまったく説明しないで腹水を抜けば楽になるとだけ話して腹水抜きを決めたようだ主治医と元看護師長による未必の故意による腹水穿刺処置であった。


腹水抜きを繰り返せば、しだいに体力を消耗して、やがて死に至るリスクが極めて高いことを主治医が理解していなかったとしたら医師として知らなかったでは済まされないことである。あまりに未熟、お粗末で、医療過誤どころか医療犯罪にも相当する行為であろう

 


腹水はただの水ではなく健康維持に必須の貴重な体内液であることを母は理解していなかった。主治医がリスク説明をしっかりしていれば、母は少なくとも楽観的な表情はみせず、不安げな表情になっただろうし、腹水抜きを思いとどまったはずだ


母が絶大な信頼を置いていた主治医と元看護師長は、母の期待を無残にも裏切った



     ≪≪≪心房細動治療薬中止で体調上向く≫≫≫



【2015年5月1日 母のメール】

 (4月)28日に私が病院へ行ったところ

 『お腹にたまって苦しい(腹)水を抜く為に入院せよ。3日か

 らから7日間ぐらいの予定』

 と言われ、仕方なくなく、7日に入院することになりまし

 た。



2015年5月1日循環器科の服薬を中止したことで、食欲が元に戻る

2015年5月4日頃には以前にくらべ体もだいぶ楽になり家事も問題なくこなしていた



【2015年5月4日 母の日記】

 梅のちぢれ葉を切ったり、庭を手入れ。お腹は苦しいが・・・。



 ■■■医療センター産婦人科元看護師長■■■


東京医療センター(旧国立東京第二病院)産婦人科看護師長
国立国際医療(研究)センター(旧国立東京第一病院)看護部長
医療センター退職後に母の卵巣癌の相談にのった


ここで一旦、元看護師長に話を移す

初めて腹水抜きの話が出た2015年4月22日に続き、腹水抜きを決めた4月28日、向かいに住む元看護師長が診察に同席していたのに、なぜか主治医はカルテに記載していない


腹水抜き実施を決めるにあたり、主治医からは家族になんの説明もなく、同意書も求められなかった説明を受けていれば、私が待ったをかけた。医療センターの治療規則に違反した違法なやり方であろう。主治医は順法意識が欠如した身勝手な医師である。


主治医は当初(4月22日)『腹水抜きには消極的、否定的』で、『穿刺は肝臓・小腸近く、現時点での(腹水の)量では、リスクの方が恐い』とカルテに書いている。しかし次週(4月28日)の診察では元看護師長に押し切られて、腹水抜きの実施を決めた


腹水量がさほど多くもない(1700ml)のに、主治医はなぜ無理して腹水抜きを決めたのか。腹水抜きをするレベルの量ではなかったはず。


母は2015年4月に入った頃から向かいの元看護師長宅を頻繁に訪れて、お腹の苦しさについて相談していたが、元看護師長はリスク、デメリットの説明もしないで腹水を抜けば楽になると軽い気持ちで勧めたのか。


主治医が腹水抜きを決める前に母は元看護師長から、腹水抜きの効用について既に聞かされていたようで、安全でなんの心配もなく楽になる方法だと思い込まされていたようだ。


私は腹水抜きについて、まったくのつんぼ桟敷に置かれていた4月28日に医療センターから帰宅した母が、入院して腹水を抜くことに決めてきたといきなり言うのでびっくり仰天してしまった。


元看護師長は、4月22日は腹水抜きの直談判が目的で母に同行したが、もともとは4月22日だけの予定であった。


ところが主治医が一週間様子をみると言い出したので、急遽次回4月28日も同行しますと言ってきた。なんとしても腹水抜き実施を主治医に迫るつもりだったようだ。


元看護師長は、東京医療センター産婦人科看護師長のあと、国立国際医療(研究)センターに移り看護部長まで務めた経歴の持ち主である。


看護師トップの看護部長は、医学の素人とは違い看護知識、経験ともに豊富で、当然腹水抜きのリスクについても知り抜いていたはずである。未必の故意があったと考えてなんら不自然でない


元看護師長は既に医療センターを退職していたが、医療センター産婦人科元看護師長としての経歴、立場を利用して、主治医の治療方針を自身が思い描く方向に誘導している。


母は家が向かいにあることもあって、元看護師長の家族とは、元看護師長の養父、養父の養母以来の長い付き合いで、元看護師長の子供2人には長い間ピアノを教えており、実に4世代にわたる因縁浅からぬ関係であった


4月22日の主治医の診断で、『穿刺は肝臓・小腸近く、現時点での量ではリスクの方が恐い』と言っていたのだから、本来であれば元看護師長は医療の専門家の立場から、腹水抜きを止めるよう説得すべきであったにもかかわらず逆に推し進めた


母はこと医療に関することでは、元看護師長に全幅の信頼を置いていたので、元看護師長が腹水を抜けば楽になり、リスクもないと言えば、その言葉を疑うことはなかったはずである。


元看護師長は、腹水穿刺を決めた4月22、28日と腹水穿刺で入院した5月7日の連続計3回だけ母に同行したが、それ以前、以後はいつも私が付き添っており、元看護師長は一切同行していない元看護師長の同行の目的はひとえに母に腹水穿刺をさせることだけであった。


元看護師長にはなにか『よこしまな意図』があって、リスクが高く危険な処置である腹水抜きを推し進めたかったのではないか。


既に退職して部外者である元看護師長が、主治医の治療方針に介入して、腹水穿刺に誘導することを許したのは、東京医療センターの管理体制そのものの問題でもある


母の死の一年後の2016年5月になって、母の日記を読み返すなかで元看護師長が腹水抜きに主導的、積極的に関わっていたことを知り、裏切られたとの思いを強くした。



      ≪≪≪元看護師長のとんだガセネタ≫≫≫



元看護師長は、

『うちの先生方はみな慶応(病院)から来ているんですよ。』

東京医療センターの現役の看護師の頃に母に話していた


この話を聞いた母は東京医療センターの医師は、みな慶応大学医学部を卒業した優秀な医師であると思い込んでいた


東京医療センター診察待ちをしている時

『私は今、最高の医療を受けていると思うの。』

『ここでダメだったら、もう諦めるしかないわね。』

と私に話したことがある。


それもあって、眼科研修医、循環器科医師、産婦人科主治医(、研修医)はみな慶応大学医学部卒業の優秀な医師であると思いこの医師たちの指示に従っていれば安心と考え、疑いを持つことなく素直に従った


ところが、これら医師はみな慶応大学医学部卒業ではないことを母の死後、ネット検索で知ることになった。


元看護師長から母は、とんだガセネタを掴まされていたということである。



       東京医療センターの重大医療事故(5)

 



■■■東京医療センター産婦人科 主治医■■■


主治医に話を戻す



          ≪≪≪腹水抜き初日≫≫≫



2015年5月7日、8日腹水抜きは主治医の指揮、指導のもとで研修医が実施研修医は『精神疾患を発症して、抑うつ状態で注意力が減退』した状態であった。

          (2017年8月10日東京新聞記事より)


【2015年5月6日 18:29 主治医カルテ】

入院後腹水穿刺予定
 1000ml程度目標
 点滴はなしの予定」


【2015年5月7日 11:15 主治医カルテ】

「右季肋部3cm下より腹水穿刺実施 辻/笹栗/三辻
 キシロカイン局麻下に16Gロングサーフロにて穿刺
 腹水淡黄色」

1000mL目標にドレナージ
 バイタル問題なければ点滴なしで飲水励行を
 1000mLで終了したらセルプロックに提出予定」


【2015年5月7日 11:35 研修医カルテ】

経腹エコーガイド下左側腹部より腹水穿刺施行


【2015年5月7日 13:13 研修医カルテ】

腹水1000ml抜去

「カテ抜去し腹水はセルブロックヘ提出。」


【2015年5月7日 17:40 看護師カルテ】

「右側腹部に16Gロングサーフロー穿刺し、
 1時間かけて1200ml(1000ml?)黄褐色の腹水排液あり。」


【2015年5月7日 20:50 主治医カルテ】

「特に問題なく腹水穿刺終了
 明日も1000mLドレナージしたい」



【2015年5月7日 母の日記】

 予定通り入院へ出発。着いてすぐ水抜きにかかる。千cc
 夜に主治医先生30分くらい(病室に)現れる


 
【2015年5月7日 21:47 主治医カルテ】

穿刺部軽度腫脹あるが明らかな血腫はなし
 皮下に滲出+か


腹満わずかだが軽減あるも依然腹満強い
 明日も再度ドレナージ



【2015年5月8日 9:00 主治医カルテ】

昨日の穿刺部より2cm下方より腹水穿刺実施
 主治医/研修医


「腹水性状淡黄色で変わらず」

1000mL目標にドレナージ
 抜針後はしっかりとガ一ゼで圧迫固定を」

 



          [2015-05-08 主治医カルテ]


2015年4月22日の超音波エコー装置での診察で、腹水量が少ない(1700mL)と確認していたのに初日の5月7日に1000mL抜いたにもかかわらず、翌日5月8日もさらに漫然と1000mL目標にドレナージしたいと、主治医はカルテに書いている。


超音波エコー装置で残りの腹水量を確認もしないで、いい加減なドレナージ目標を立てている主治医の怠慢による無謀で杜撰な目標設定が、結果的に研修医によって、内臓を損傷することになったことを考えると、主治医の責任は極めて重大で、決して見逃すことができない厳然たる事実である。



■■■東京医療センター産婦人科 研修医■■■


鳥取大学医学部卒
福岡の医療法人の病院で初期研修
東京医療センターにて後期研修中

ここで一旦、研修医に話を移す


2015年5月7日朝個室の病室で待機しているところへ研修医が、ノックもしないで超音波エコー装置を手押ししながら無言で入ってきて、母のベッドを挟んで私の向かいに立つなり、

『今からここで処置をするんですよ。終わったら呼びますか

 ら。』

と、興奮した口調で怒ったように言うので、慌てて退室した。正常な精神状態での言動、態度とは言えない状況であった。


礼節をわきまえず、挨拶もまともにできない社会性に欠けた人物であると、不快感を抱いたが、2017年8月労災認定の報道で精神疾患を発症して抑うつ状態にあったと知り納得した。


【2015年5月7日 11:35 研修医カルテ】

経腹エコーガイド下に左側腹部より腹水穿刺施行


【2015年5月7日 13:13 研修医カルテ】

腹水1000ml抜去


「カテ抜去し腹水はセルブロックヘ提出。」




【2015年5月8日 9:24 研修医カルテ】

「TAUS下に18Gにて腹水穿刺施行 流出良好」

1000ml抜去目標



【2015年5月8日 10:16 研修医カルテ】

腹水700mlで流出止まつた
 (穿刺針の)向きや深さを変えたり、シリンジ(注射器の筒)

 で陰圧かけるも引け。」

腹水穿刺終了とした。」




 
         [2015-05-08 研修医カルテ]


【2015年5月8日 16:37 看護師カルテ】

9:00 腹腔穿刺実施
 バイタルサイン:オーバービュー参照
 18Gロングサーフローにて右腹部穿刺
 淡黄色腹水流出あり気分不良訴えなし」

9:30 BP90/54まで低下あるが、
 頭部軽度ギャッジアップしたほうが楽とのことで様子みる。」

9:45 腹水流出ストップしたためDr報告(排液700ml)
 BP 99/55 気分不良なし 呼吸苦なし」


10:15 Dr研修医にて刺入部角度変更し、
 シリンジで陰圧かけるが腹水流出なし

 抜針しガーゼ保護、エラテックスにて圧迫固定する。
 7日の穿刺部軽度発赤・腫脹あり。」


「血圧低下なく経過。2日でtotal 1700ml腹水排液している

 ため飲水励行し、血圧変動注意していく。」

 


 


           [2015-05-08 看護師カルテ]


研修医はカルテに腹水700mlで流出止まったと書いている。


腹水穿刺では腹壁と腸管との距離が十分に空いている、安全な穿刺位置を探して穿刺針を腹腔内の腹水溜まりに刺し込み、穿刺針が抜け落ちないようにテープで腹部に固定する


腹水量が少ない時は、超音波エコー装置で腹水の残量を随時チェックしていないと、腹水が抜け切ってしまい、腹水の流出が止まる。


腹水が抜け切ってしまうと、メインの腹水溜まりのあった腹腔内にスペースがなくなるので、腹部にテープで固定されている穿刺針は、必然的に内臓に突き刺さることになる。


700mlで流出が止まった時点で、既に穿刺針は内臓に突き刺さって内臓を損傷している。


東京医療センター産婦人科での腹水穿刺では、超音波エコー装置で腹水量を随時チェックしていないので流出が止まるまで腹水が抜け切ったことに気が付かないという、まったくの『成り行き任せ』のズボラなやり方である。最新設備を備えた大病院で、これほどいい加減な腹水穿刺をしているとは信じがたいことである。


しかも9:45に看護師から流出がストップしたと連絡を受けていながら、研修医が病室に戻ってきたのは10:15である。つまり、30分間も穿刺針が内臓に突き刺さった状態で放置されていたことになる。


9:45に流出が止まった時、研修医はその場にいなかったことになる。腹水の残量を超音波エコー装置で随時チェックしていなければならないのに、無責任にも職務を怠っていた。もっとも超音波エコー装置は穿刺後に診察室に持ち帰っていて、病室にはなかったと思われる。


なんともいい加減な腹水穿刺で、穿刺中に超音波エコー装置も使わないでなんとなく腹水穿刺して、そのまま放置するという緊張感に欠けたズボラな治療のしかたである。


研修医は、700mlで腹水の流出が止まった後

『(穿刺針の)向きや深さを変えたり、シリンジ(注射器の筒)

 で陰圧かけるも引けず。』

 


と書いている。これは腹水流出が止まった時点で、すでに内臓に突き刺さっている穿刺針で内臓を突き刺しまくった、つまり内臓に穴を開けまくったということである。なんという恐ろしいことをしてくれたんだ。こんなことされたら、あとは苦しみながら死んでいくだけではないか。実際そうなってしまったが。


腹水の流出が止まった時点で、メインの腹水溜まりの腹水は全部抜け切って穿刺針が内臓に突き刺さっており、これだけでも体調維持するうえで極めて重大な事態であるのに、さらに内臓に繰り返し穴をあけて内臓を損傷させている


しかもシリンジ(注射器の筒)で陰圧かけたということは、内臓器内から内容物を吸引しようとしたということで、常識的にありえないような愚行であり、とてつもないダメージを体に与えたことになる。信じがたい愚かな行為である。


これは明らかに研修医が犯した重大な医療事故であり、腹水穿刺を指揮、指導した主治医による無謀で杜撰な穿刺目標が誘因したものであることを考えると、研修医以上に主治医の医療事故に対する責任は大きい


腹水の残量が少ないと予想されたので、腹水穿刺中は超音波エコー装置で随時、腹水量をチェックするように主治医は研修医を指導しなければならないのに必要な注意、指導を怠っていたと考えられる。



         ≪≪≪腹水抜きの問題点≫≫≫



要町病院腹水治療センター長の松崎圭祐医師は記事のなかで、腹水が2L未満の少ない状態での腹水穿刺は危険で、腹部膨満感の緩和効果も乏しく、かえってその後腹水抜きを繰り返すことになって、死期を早めることになると述べている。


精神疾患に伴う抑うつ状態にあって、注意力が減退していた研修医に、施行を任せきりにしたため700mlで自然流出が止まるまで放置して、内臓を損傷したのみならず、主治医から与えられた1000mlの目標めざして、さらに(穿刺針の)向きや深さを変えたり、シリンジ(注射器の筒)で陰圧かけて、遮二無二腹水を引き抜こうしたことで内臓の傷口を広げてしまった


研修医の常軌を逸した無謀な医療処置で、主治医の4月22日の危惧が不幸にも的中して、腹水穿刺針に近い『肝臓・小腸に損傷を与えてしまった』


研修医のやったことは、『ガキのいたずらレベル』で、とてもまともな医療処置とはいえない精神疾患を患っていたとはいえ、あまりにお粗末である。


精神疾患を患っている研修医をリスクを伴う医療処置に従事させたということは、東京医療センターの管理体制に重大な欠陥があることを示している。


そもそも腹水を抜かなければならない緊急性、切迫さもない状況下で、主治医が1700mlと僅かしかない腹水を抜こうしたことが、取り返しのつかない事態を招く結果となった。


1700ml程度の腹水量にもかかわらず、腹水穿刺という立ち入るべきでない領域に、敢えて踏み込んだ主治医の判断は完全に間違っており、生じた結果に対しては全面的に責任を負わなければならない


主治医が必要のない腹水穿刺を決断し、不適切な穿刺目標を設定しなければ研修医が自殺することはなかったし、母も死ぬことはなかった


腹水抜き全体を監督し、研修医を指揮、指導する立場にあった主治医の責任は極めて重大である。


主治医の背後には影の主役、黒幕の元看護師長がいて、腹水穿刺に誘導したが、当事者以外にはその存在すら分からない。実に巧妙に姿を隠している



         ≪≪≪研修医、過労自殺≫≫≫



2015年6月22日に母が亡くなった20日後の7月12日に、研修医が過労自殺していたという事実を、2年後の2017年8月10日の報道で初めて知った


【2017年8月10日 東京新聞朝刊】

独立行政法人国立病院機構が運営する東京都内の病院に勤務していた三十代半ばだった産婦人科の男性研修医が二年前に自殺したのは、長時間労働精神疾患を発症したのが原因だとして、品川労働基準監督署(東京)が労災認定していたことが分かった。遺族の弁護士が九日、記者会見して明らかにした。認定は七月三十一日付。」

「弁護士によると、男性は二〇一〇年四月に医師免許を取得し、一三年四月から、この病院の産婦人科に勤務一五年四月以降、抑うつ状態や睡眠不足、注意力の減退などの症状が見られるようになり、精神疾患を発症同年七月十二日に都内で自殺した。」

「遺族側代理人の弁護士は会見で「病院は男性が長時間労働に従事していたことを認識していたにもかかわらず、十分なサポート体制を取っていなかった」と批判。背景に深刻な産婦人科医不足があるとも指摘した。病院側は「会見内容を把握しておらず、答えられない」としている。」





           [2017-08-10 東京新聞朝刊]



【2017年8月9日 BuzzFeedNEWS】

病院の寮の自室はものが散乱した状況だった。冷蔵庫には

 何も入っていなかった公共料金の支払いも滞っていた『亡くなる直前の5月、6月には道交法違反(信号無視)』を起

 こしているという。」



5月8日に研修医がメインの腹水溜まりの腹水を全量を抜いて、内臓を損傷させたことで、指導した主治医から厳しく叱責されたことであろう。6月22日には母の死亡を主治医から知らされひどく落ち込んだであろう。研修医の道交法違反(信号無視)の時期と見事に符号している。


主治医は、内臓損傷の責任をすべて研修医に押し付け、厳しく叱責しているが、そもそも主治医が無謀で杜撰な腹水穿刺の実施を決めたことが内臓損傷のおおもとの原因である。


研修医が自殺したことで、内臓損傷の事実、責任を研修医とともに葬り去り、主治医は何事もなかったかのように過ごしているずるいヤツというのはいつもこのようにうまく立ち回るものだ


研修医は主治医によって、スケープゴートにされたといえよう。
 

 

■■■東京医療センター産婦人科 主治医■■■


主治医に話を戻す

   

  
    ≪≪≪メインの腹水溜まりの腹水が全量流出≫≫≫



【2015年5月8日 母の日記】

 二日目午前中早くから(腹)水抜きにかかるが700ccで出な

 くなる。
 筒井、山本裕子様、見舞いに来て下さる。

 『一番入ってほしくない路線に入ってしまった』由。

 『22時から45分ぐらい主治医先生来室。』

 呼吸器科医師先生も午前中早くから来室して下

 さる。

 


          

             [2015-05-08 母の日記]


5月8日夜10時に主治医が病室にやってきて


『一番入ってほしくない路線に入ってしまった。』

       

        (2015年5月8日 母の日記より)


『全部とるのはまずいと言っていたのに、結局全部抜くこと

 になってしまった。』

      (2015年5月13日 訪問医診療レポートより)

という趣旨の話をしている


主治医は、『一番入ってほしくない路線に入ってしまった』と言っておきながら、具体的にどういう路線に入ってしまったのかを説明していない。主治医としての説明責任をまったく果たしていない


『一番入ってほしくない路線』とは、『内臓損傷という一番どころか絶対に入ってはいけない路線』に入ってしまったということである。そのうえ、全部抜くのはまずいと言っておきながら、結局メインの腹水溜まりの腹水が全量抜け出てしまった


こうした重大事態に陥ったにもかかわらず、主治医は必要な処置を施そうとしないどころか母のおかれた状況について、母や家族にまともに説明をすることもなければ、今後の見通しについても誠実に説明していない


もっともかかる事態に至っては、もはや手の施しようがなくただ傍観して流れに任せるほかないと考えたか


深刻な状況に陥ったことの説明もなければ、なんの救急処置も施さないというのは、まことにもって無責任かつ不誠実きわまりない対応で、医師としての説明責任を放棄して、告知義務も果たしておらず、医師の倫理規範に著しく反した許しがたい行為である。

 


         ≪≪≪腹水抜き後の体調≫≫≫



【2015年5月9日 10:29 看護師カルテ】

「独歩にて軽快退院される。」


【2015年5月9日 母の日記】

 九時三七分帰宅。すぐ二時間も眠る
 丁度元看護師長家へ現れた(中野)なおクリニッ
クの(院長)

 先生と出会う。
 水抜きをした後から、ずっと膨らんで来るお腹・・・。

 


           

              [2015-05-09 母の日記]


【2015年5月9日 母の病気メモ】

 帰宅、前よりもっと膨らんで来るお腹
 むくみが去らない

 




           [2015-05-09 母の病気メモ]


2015年5月9日腹水を抜いた翌日には、こんどは別のところが痛くなってきて、お腹が前より膨らんできたと母が言いだした。これ以降、腹部は徐々に膨らんでいった


腹水穿刺で内臓損傷したことで、腹水穿刺する前以上にお腹が膨らんできた腹水を抜けば、一時的なりともお腹が楽になるはずなのに、腹水を抜いた翌日には以前にも増して膨らんできたということは、間違いなく内臓を損傷したことが原因である。


体重もうなぎ登りとなった。


【2015年5月10日 母のメール】

 先生曰く『入りたくない路線に入って来てしまった。』

 ということで、これからどんどんいたちごっこになる予定

 と決定。

 

 知っていたけどね、お腹はへっこむどころか反って膨らん

 でくる・・・感じ。さりとて取らなきゃ苦しいし・・・

 と。




           [2015-05-10 母のメール]



【2015年5月11日 母の病気メモ】

 二段に分れた様な感じのお腹
 

 


      東京医療センターの重大医療事故(6)

 

 

■■■中野なおクリニック 院長 ■■■
■■■中野なおクリニック 訪問医■■■



院長  循環器科医師
訪問医 内科医師 アルバイト勤務


ここで一旦、訪問医療の中野なおクリニックに話を移す


【2015年5月13日 訪問医診療レポート】

 5/7より入院して胸(腹?)水を抜くこととなる。

『全部とるのはまずいと言っていたのに、結局全部抜くこと

 になってしまいました。』

 体重は減っていません
 むしろ増えています
 ↓
 ↓
 腹水をだいぶ抜きましたので、体力も落ちています

 思ったよりたくさん抜きましたが、今後また貯まってくる

 とは思います。





            [2015-05-13 診療レポート]


腹水を全部抜かれたと聞いて、医師である訪問医は大変なことになったと理解したであろう


腹水が全量流出したということは、医師であれば間違いなく内臓を損傷していると容易に想像がつくはずである。内臓損傷は腹水全量抜き以上に致命的である。


重大な事態に至っていると分かっていながら、母の置かれた状況についてなんら説明することなくたいしたことないような言い方をしている。


内臓損傷はもちろん訪問医の責任ではないが、訪問医として知りえた患者の容体については、当然説明する責務があるはずである。


訪問医は医師として、訪問医としての説明責任、告知義務をしっかりと果たしたとは到底言えない


この後も母が亡くなるまで4回訪問診療に来宅しているが、腹水の全量流出と内臓損傷が体に及ぼす悪影響についてなにも説明していない


訪問医は4月28日の時点で、主治医から5月7日に腹水穿刺することと、その後腹水穿刺を繰り返すと診療情報提供書で予告されていた


腹水穿刺する前から腹水穿刺を繰り返す予定と伝えられて、危険な処置と捉えなかったのか診療情報提供書を受け取った時点で、電話でもいいから危険な処置であると、母に注意喚起することができたのではないか。主治医の決定そのものを覆すことはできなかったかもしれないが


訪問医はアルバイト勤務の医師であるから、当然中野なおクリニックの院長にも相談しているはずである。


中野なおクリニックは、東京医療センターから訪問医療の患者を紹介されている関係で、医療センターに対する配慮が、患者の健康問題に勝っていたのであろう。


東京医療センターの主治医は、母にも私にも内臓損傷について説明することはなかったが、中野なおクリニックは直接の当事者ではなく、責任を負う立場ではないのだから内臓損傷についてなんらかの説明ができたはずだ。


内臓損傷の事実について母や私が知ったところでなんの手だてもなく無意味かもしれないが、心の準備はできるし、なんといっても主治医に母の解剖を頼むときに強硬に要求して解剖所見として内臓損傷の事実を掴むことができたはずである。


内臓が損傷したことを知らなかったがために、解剖を強く要求できなかったことが悔やまれてならない。


中野なおクリニックは、医師としての説明責任と告知義務に違反しているのだから、訪問診療医としての責務を果たしたとは言えないだろう。訪問診療医には、東京医療センターでの治療に対するチェック機能も求められてしかるべきである。




■■■東京医療センター産婦人科 主治医■■■


主治医に話を戻す



          ≪≪≪結膜下出血≫≫≫



2015年5月13日朝起きたら両目が真赤に充血していたので、病院の眼科を予約外で受診、結膜下出血と診断


白内障の手術は、2月24日と3月3日で、二月半後の5月13日の両目充血は、白内障手術が直接関係していたとは考えられない


明らかに内臓損傷と腹水の全量流出の悪影響が、両目の充血として現れたと考えられる。



【2015年5月13日 母の日記】

 朝、眼が真赤予約外で眼科に入る。薬が変わり、タリビ

 ット点眼薬も貰って来る。



       ≪≪≪体水分率80%に急上昇≫≫≫



2015年5月13日夜両目の充血と歩調を合わせるようにタニタ体重計の体水分率データに異変が現れ始め普段は50%程度なのが、急に80%あたりまで急上昇した。

 

 


             [2015-05-13 体水分率]


両目の充血といい、体水分率の50%から80%への急上昇といい、明らかに体に異変が生じている現れである。原因としては、メインの腹水溜まりの腹水がすべて流出してしまったこと以上に内臓損傷が強く疑われる白内障手術が影響して体水分率が急上昇することなどありえない


【2015年5月14日 母のメール】

 あの夜(5月8日)に先生(主治医)からのお話では
早い話が

 『入って欲しくない路線に入ってきてしまった』由。

 (腹)水を抜いても反って膨らんできたお腹あの日の苦し

 さはなくなったものの違う苦しさが出て来て、さーてど

 うしたものか、ですが、自分のこと、投げ出す訳にも行か

 ず何とか食事療法が無いものか本をあさったりしていま

 す

 その上、おまけに昨日は左眼が真っ赤になり手術後どうも

 薬があわない様な気がしていましたが又眼科に飛び入り

 ・・・。これは『治る!結膜炎、』と薬を変えて頂き帰

 宅。




 

           [2015-05-14 母のメール]



(腹)水を抜いても反って膨らんできたお腹あの日の苦しさはなくなったものの違う苦しさが出て来て、さーてどうしたものか』


母がメールに書いているが、


『(腹)水を抜いても反って膨らんできたお腹』

あの日の苦しさはなくなったものの、違う苦しさが出て来

 た


というのは、明らかに腹水抜きそのものとは別の要因、すなわち内臓損傷によるものと高い確度で容易に推定できる

何とか食事療法が無いものかと本をあさったりしていま

 す』

と母は書いているが、腹水全量抜きや内臓損傷が原因であるとは気づいていないので、食事療法でなんとかならないかと考えていた

『左眼が真っ赤になり手術後どうも薬があわない様な気がし

 ていました』

は、眼が真っ赤になったのも白内障手術が原因と考え腹水全量抜きや内臓損傷が原因とは想像だにしていない



【2015年5月15日 母のメール】

 足が凄く浮腫んで立ち居振る舞いが以前より、もっと「よっ

 こらしょ!・・・」と。何処までこうやって苦しんで生きて

 るのか・・・。20日の予約日まで待てるかどうか

 ・・・?。パンパンに張ったお腹が苦しくこの頃は痛みも

 加わって・・・。

 





            [2015-05-15 母のメール]


腹水を抜いて1週間しか経っていないのに、もう、

『足が凄く浮腫んで』

 

『パンパンに張ったお腹が苦しくこの頃は痛みも加わって』

とあるのも腹水抜きが直接の原因ではなく内臓損傷に起因していることは明白である。




【2015年5月16日 母の日記】

 ウラの毒ダミ取り等、この苦しさから逃れるのには、働い

 て自殺行為しかないと思い至る


なんとも悲しく、かわいそうで、読むのも辛いが、今の苦しさから逃れるには、ウラの毒ダミ取りなどしながら、無理してでも働くことで自殺を図るように死ぬしかないと考えるに至ったと書いているこの日記の記述をよく読めよ、辻浩介主治医


この苦しみの原因は、腹水の全量流出ではなく、内臓損傷しか考えられない


【2015年5月18日 母の日記】

 朝、(野菜)ジュースが作れず、飲めず。


【2015年5月18日 母のメール】

 この頃とてつもなく体調が悪く7、8、9、と入院して

 腹水を取りましたが、帰宅する前から、他の按配がもっと

 悪くなり、20(日)に予約ですが次はどうなります

 ・・・?。

 もういい加減止めて欲しい、もうどうでもいいや・・・!

 一杯頑張った!、という気分です。

 足の浮腫みがひどく像(象)の足よたよたと歩くのも大変

 です。

 兎も角、刻一刻膨らんでくるお腹が、もう苦しくて早く終

 りにしたい、というのが今の本音!。




 

             [2015-05-18 母のメール]



『この頃とてつもなく体調が悪く』

『帰宅(退院)する前から、他の按配がもっと悪くなり』

『足の浮腫みがひどく象の足、よたよたと歩くのも大変』

『刻一刻膨らんでくるお腹が、もう苦しくて早く終りにした

 い』


これらも腹水全量流出による苦しみではなく内臓損傷が原因である。ただ狡猾で不誠実な主治医が状況を誠実に説明していないので、母は内臓損傷にはまったく気づかず、”卵巣癌”による腹水の影響と受けとめ諦めの気持ちでいたようだ。



         ≪≪≪突然の余命宣告≫≫≫



【2015年5月18日 退院サマリー】

 医師:
     担当医 記 産婦人科 医師
     主治医     産婦人科 主治医
     担当医     産婦人科 研修医

 診断:
     (主病名)   卵巣癌末期
     (主病名)   腹水貯留
     (合併症病名) 気管支拡張症

 






            [2015-05-18 退院サマリー]



2015年5月18日の退院サマリーで、降って湧いたように卵巣癌末期と診断されているが、なにを根拠に卵巣癌末期と診断したのか

2013年6月11日に主治医はインフォームド・コンセントに、卵巣癌と診断が確定した訳ではない卵巣癌の診断は手術で摘出したものを病理組織診断することで診断となると書いているが、母は手術を受けていないので、『卵巣癌の疑い』ままである。


退院サマリーでの卵巣癌末期の診断は、医師にとっては禁じ手の極めて悪質な『カルテの虚偽記載』にあたる。主治医は取ってつけたようにデタラメな診断をしている。『カルテの虚偽記載は医師法違反』であり、厚労省から行政処分されよう。


腹水穿刺前の2015年4月28日に主治医から母は

『4/24採血の血液検査は、腫瘍マーカー類は横ばいないしは下がっており、血液検査の結果も申し分ない。』

説明を受けている


主治医が2年前に下したclassⅢの診断は以後一度も変更されていない。つまりclassⅢのままということである。



2015年4月22日の主治医のカルテには、

 

『腫瘤の顕著な増大はないが腹水貯留あり』

と書かれている。


ところが、5月7、8日に腹水穿刺したことで、診断内容が突如激変している。


これは腹水穿刺の際に、研修医が内臓を損傷させてしまったため大慌てで『つじつま合わせ』のために診断内容を変更したものであろう。


主治医は、『内臓損傷を卵巣癌末期にすり替え』て、事実に反する診断を『捏造』『でっち上げ診断』したということである。


メインの腹水溜まりの腹水を全量流出させてしまったうえに、内臓を繰り返し損傷したことで、死期も近いと考え、”卵巣癌の疑い”のⅢ期から末期へ、急遽『前倒しで二階級特進とした。なんという『姑息な帳尻合わせ』卑怯者


診断の捏造は明らかに『医師の倫理規範に反する悪質、悪辣な禁じ手』であり、主治医『医師生命に関わる重大な背信行為』である。


【2015年5月19日 母の日記】

 昨日からお腹が痛く、早く寝るが、痛くてよく眠れなかった。
 朝食もロクにナシ。午前中も眠る。

 朝、また(野菜)ジュースが作れず、飲めず。



【2015年5月20日 15:33 主治医カルテ】

退院後初回
 卵巣腫癌 :adenocarcinoma」

「腹水貯留→5/7-8ドレナージセルブロックにて
 adenocarcinoma(腺癌)

 苦しい、どんどんお腹大きくなってきている

腹満憎悪著明++
 50kg」

「在宅希望あり、今日は帰宅とするが『今後近いうちに再

 度腹水穿刺必要となる可能性高い』。」

苦しくなれば連絡を→そしたら入院穿刺ドレナージを」

厳しい旨予後が月単位であること、夏はこせない可能性

 があることは説明した」





 

         [2015-05-20 15:33 辻浩介主治医カルテ]


『苦しい、どんどんお腹が大きくなってきている』というのは、腹水の全量抜きではなく、内臓損傷が原因である。

訪問診療の中野なおクリニックの院長が翌月6/18に

 『今そんなこと(腹水抜き)したら死んでしまうよ。』


言っている


メインの腹水溜まりの腹水を全量流出させてしまって、内臓を損傷させているのに再度腹水穿刺必要とは、主治医は正気か。母を死なせるつもりかなんと恐ろしい鬼畜の医師であることか。医師としての基準に満たない医師未満の落第医師である。


主治医は、腹水穿刺を繰り返せば急速に体力が低下し、全身状態が悪化して、死期を早めるだけということをまったく理解していないのか。理解していれば、メインの腹水溜まりの腹水を全量流出させ、内臓を損傷したばかりなのに、さらに『今後近いうちに再度腹水穿刺必要』などとは書かないだろう。


腹水穿刺を繰り返せば、死期を早めるだけであると理解していなかったのなら、完璧に医師失格である。すみやかに医師免許を返上すべし


主治医は、研修医が内臓を損傷してしまったので、腹水がどんどん溜まるだろうと考え『今後近いうちに再度腹水穿刺必要』と書いたのか。


主治医責任逃れから、内臓損傷が原因であると認識していながら、母にも私にもいっさい説明しようとしなかった医師の倫理規範に反した卑怯で卑劣な医師である。こういう医師は医学界から早々に退場したほうがいい。


【2015年5月20日 母の日記】

 主治医先生から利尿剤の新しいのを頂く
 月単位で悪くなる由。夏は越せぬ?
 元看護師長さんへ行って話す



【2015年5月20日 母のメール】

 7、8、9と苦しくて腹水を抜く為に入院していました。

 が、いたちごっこの始まり

 『一番入って欲しくない路線に入ってしまった』と。

 今日の話では今後、月単位で6月か7月で人生の終焉を迎え

 るようになるとか・・。

 元々体が丈夫なので、すんなりとは終わらせてくれない

 暫く苦しみそうです。





            [2015-05-20 母のメール]


【2015年5月20日 18:11 主治医カルテ】

「腹水貯留+++」
腹満強く入院希望あれば入院でお願いします」


 【他病院紹介】 他病院への紹介
  産婦人 → 訪問診療クリニック[紹介]
  紹介年月日:2015-05-20




       [2015-05-20 18:11 主治医カルテ]



【2015年5月20日 診療情報提供書 主治医訪問医             


2日に分け、計1700mLをドレナージしました。セルブロ

 ック標本を作成しましたところ、卵巣漿液性腺癌の可能性

 が最も高い結果でした。」

「5/20に当院婦人科外来を受診されましたが、腹部膨満感は

 更なる増悪傾向を認めてきており、かなり病勢が進行して

 きている状況です。」

今後月単位での進行が予想されると思われます。」

 





 

    [2015-05-20 診療情報提供書 主治医→訪問医]


『卵巣漿液性腺癌の可能性が最も高い』から、余命幾ばくもない(3カ月、実は1カ月)といえるのか


病理組織診断報告書には『卵巣の漿液腺腫瘍の可能性が示唆される』で、卵巣漿液性腺癌の可能性が最も高いとは書かれていない可能性が示唆される』可能性最も高い』に置き換えているが、意味するところが大幅に異なる

 

 

主治医は、勝手に都合よく表現レベルを上げて、偽りの『診療情報提供書』を書いている。


『腹部膨満感は更なる憎悪傾向を認めてきており、かなり病勢が進行してきている』のは、”卵巣癌の疑い”が原因ではなく、内臓損傷に起因するものである。病勢が進行と書いて、病名が何であるか明記していない真の原因を知りながら素知らぬふりをする腹黒くあくどい医師実に悪質である。


悪質で狡猾な主治医は、『内臓損傷を卵巣癌末期にすり替え』責任逃れを図っている。実に汚いやり口である。



【2015年5月20日 病理検査レポート(組織診)】
《病理組織診断報告書》


 病理診断: (Ascites, other extractions,)
             Adenocarcinoma, see descritions!


 【所見】
  摘出された検体は腹水セルブロックです。

  組織学的にはクロマチンが増量し腫大した核、明瞭な核小

  体を有する細胞が小型の乳頭状様小集塊又は孤立性に多数

  認められますこれらの細胞は


   CK-AE1/AE3(+), CK-7(+), CK-20(-), PAX-8(+),
   ER(+), PgR(+,rare),WT-1(+,rare), FOXA1(-),
   CDX-2(-), GATA-3(-),TTF-1(+,focal),
   napsin A(+,rare), SP-A(-), CA125(+), P53(+),
   calretinin(-)


 の形態を示しています。低分化の腺癌です。卵巣の漿液

 腫瘍の可能性が示唆されるものの、部分的にTTF-1が陽性

 を示すため、肺や甲状腺の検索が望まれます





          [2015-05-20 病理組織診断報告書]



        ≪≪≪不可解な余命宣告≫≫≫



2015年5月20日腹水抜き後初めての診察で、主治医はパソコン画面の方を見ながら、母や私には眼もくれず、表情を変えることもなく素人にはチンプンカンプンな専門用語が羅列された、『2015-05-20病理組織診断報告書』のプリントを淡々と読み上げたうえで

『ぶっちゃけて言うと、この夏は越せない、余命は後3カ月で

 す。』


と、いきなり宣告

余命宣告をするのに、こんな乱暴な言い方あるだろうか

 

余命宣告は当初母一人に行われたが、『びっくりした』母が待合室に出てきて、『大変なことになった』から『一緒に話を聞いて』と、私を診察室に招き入れ、再び宣告を受けた


母の驚き方からも、自身が余命宣告を受けるような、重篤な健康状態にあるとは思ってもいなかっただろうし、主治医からも重篤な状況で余命幾ばくもないとの説明をこれまで一度も受けていなかったことが分かる。


通常、余命宣告をする時は、家族付き添いで診察を受けるよう、前もって伝えるはずである。主治医の対応は異常で理解しがたい


2年におよぶ主治医の診察で、一度たりとも『余命の話は無く』『classⅢのまま推移』していたので、のんびり構えていたが、あまりに『突然で初めての余命宣告』何が起きたのかよく理解できず、ただ茫然と聞いていただけだった。


2015年4月28日に腫瘍マーカーは横這いないしは下がっていて、血液検査結果も問題なし』と主治医は診断した。つまり

”卵巣癌の疑い”は少なくとも悪くはなっていないということ。


4月28日に医療センターから帰宅した母は、嬉しそうに主治医の診断内容を私に話してくれた”卵巣癌の疑い”の末期などという思いは、母の頭の片隅にもなかった


2015年5月8日のメインの腹水溜まりの腹水の全量流出と内臓損傷を経て、僅か22日後の5月20日に突然の余命3カ月宣告


主治医は余命3カ月と宣告したが、宣告後わずか一月で亡くなっているので、実際は余命1カ月であった。余命3カ月というのは、さすがにいきなりの余命1カ月宣告はないと考え、少しさばを読んで宣告したにすぎない。


まるで天国から地獄に突き落とされたような落差の激しい主治医の診断内容に、全身から力が抜けてまったくの無気力状態に陥ってしまった。


2015年5月20日の余命宣告に先立つ5月18日の退院サマリーで、『卵巣癌末期』と診断されているようだが、カルテ上に記録されているだけで、患者、家族には知らされていない退院サマリーは内臓損傷隠しのための、ただの『偽装工作』にすぎまい。


余命宣告の際は、病名も告げずに余命3カ月と言った卵巣癌が原因ではないと分かっていたから、卵巣癌という言葉をあえて避けている


余命宣告というのは通常、2年、1年、半年と短くなっていくものなのに、事前に何の予告もなくいきなり余命3カ月というのは、突発的な内臓損傷という不都合な事態に遭遇して動転、動揺した主治医が、隠蔽を目的に卵巣癌にかこつけて『でっち上げた』『まやかし診断』であろう。


”卵巣癌の疑い”での余命宣告であれば、医学的見地からいって余命1年、余命半年、余命3カ月と順次宣告期間が短くなっていくものであるが、突発的に余命3カ月、実際は余命1カ月宣告をしたということは、”卵巣癌の疑い”ではなく内臓損傷が原因であると白状したも同然である。


内臓損傷の事実が露見して外堀が埋まり突如余命3カ月、実際は余命1カ月宣告をして、内臓損傷を実質的に認めたことで、内堀も埋まった裸城主治医は籠城進退窮まったか、主治医。


いままで親身になって2年間も診察してきたのに、あまりにそっけなく、まるで人が変わったかのように、冷淡で冷酷な余命宣告となったのは、主治医の心の内に間違いなく『後ろめたいもの』があったからだ。


腹水の病理組織診断報告書を幾度も読み返したが、どこにも余命3カ月と読み取れるところはない


そもそも余命にかかわることなどまったく書かれていない。腹水の病理組織診断から、余命3カ月という予測が可能なのかヤブ医者ならお茶の子さいさいで、できるのだろう


この時点までの主治医のすべてのカルテからも、余命3カ月宣告の根拠となるような記載を見つけることはできない


余命3カ月というのは、研修医が腹水穿刺の際に内臓を損傷してしまったことで、余命いくばくもないと判断した主治医が、月数に余裕を持たせて、患者、家族が受ける衝撃をいくらかでも緩和しようとしたものである。


読んで聞かせたところで理解できないような、専門用語が羅列されただけの病理組織診断報告書を、余命宣告の前にわざわざ読み上げたのはもっともらしい理由づけとして余命宣告の根拠にしようと考え、『目くらまし』に使ったものである。


ただ余命宣告を受けた後も、余命宣告以上に生きる人は多く、そんなもの当てにならないと、私は自分に言い聞かせ、まだまだ大丈夫と努めて考えていた。


新潟大学名誉教授、故安保徹先生の著書より】

『余命宣告とはそもそも抗がん剤治療に伴うもので、抗がん

 剤治療も受けていない患者に余命宣告などあり得ないので

 はないか。』


抗がん剤治療を母は受けていない。主治医による余命宣告は、原因を偽って余命宣告という医学用語を借用、悪用した『なんでもありの出まかせ宣告』にすぎない。

 



       東京医療センターの重大医療事故(7)

 


■■■中野なおクリニック 院長 ■■■
■■■中野なおクリニック 訪問医■■■



ふたたび、訪問医療の中野なおクリニックに話を移す



           ≪≪≪麻薬使用開始≫≫≫



【2015年5月23日 訪問医院長診療レポート】

足の浮腫はすごいです。」

お腹の張りが辛いですね。食事も摂れているので腹水を抜

 くよりは張り薬(フェントステープ)を貼って症状を取る

 うにしましょう。」



2015年5月20日主治医の診療情報提供書を受け取って急を要する事態になったと思い5月23日に訪問医院長が突然初めての往診に来た。


『痛み止め』ですとだけ言ってフェントステープ1mgの処方箋を置いていったが、近所の薬局で購入する際、これは『麻薬』ですから患者以外は、絶対に手に触れないようにと、厳重に注意された。

麻薬を処方するのに医師は麻薬について何も説明しなくてよいのか。麻薬という言葉すら使っていない。薬剤師が説明すれば済むことなのか。ルーズ過ぎると思う。



主治医が診療情報提供書に、『腹水穿刺を繰り返す』と書いているが、訪問医院長『腹水を抜くより張り薬を貼って症状を取る』と言っている。

主治医は腹水穿刺を繰り返すと、どういうことになるのかまったく理解していないようだ。研修を終えて僅か2年で、医師として未熟すぎる訪問医院長の処置の方が賢明であろう。



訪問医院長は訪問医からの報告で、腹水の全量流出と内臓損傷に伴う体調悪化であると分かっていたはずなのに、痛み止めの麻薬を処方しただけで、母がおかれた状況についてまったく説明しようとしなかった医師の説明責任、告知義務はどこへいってしまったのか



【2015年5月23日 母のメール】

『お腹がぱんぱんにはって苦しい』・・・。張り薬で麻薬系

 とやらですが、訪問医療の(院長)先生が処方箋出してくだ

 さり、今お使いに出てもらっています。

 

 


 

           [2015-05-23 母のメール]


お腹がぱんぱんに張って苦しいというのは、内臓損傷によるものである。



【2015年5月23日 母の日記】

 訪問医院長先生、フェントステープ(麻薬)の処方を出して下さり、すぐ薬局で受け

 取り昼食の前に貼って、夜中に苦しくなくてびっくり


2015年5月24日フェントステープで母の体調が一転して良くなる



【2015年5月25日 訪問医院長診療レポート】

張り薬の効果があって良かったです。お腹の張りは感じなくなっているのでこのま

 ま様子を見させてください。あしの浮腫も変わらないようなので利尿剤は同じで様

 子を見させてください。薬の副作用も出ていませんのでこのまま様子を見ます。」



         ≪≪≪訪問診療回数急増≫≫≫



2015年5月23日から、訪問医院長が週2回訪れるようになり、訪問医の週1回と合わせて、週3回の訪問診療になった。

訪問院長はいよいよ最終段階を迎えたと認識して、訪問診療回数を増やし始めたようだが、回数を増やした理由について一切説明なし

2015年5月26日フェントステープの効果が出て体調絶好調で、楽になる。タニタ体重計で測定した体重と体水分率のグラフにもはっきりと現れている

 

 




     [2015-05-26 体重、体水分率図(タニタ体重計で測定)]

 





      [2015-05-26 体重、体水分率測定表(タニタ体重計)]



2015年4月1日メインテート(降圧薬)4月6日シベノール(抗不整脈薬)をそれぞれ半減したが、体重は45kg台から少しづつ増え始めた4月22日エリキュース(抗凝固薬)を含めて心房細動治療薬3薬すべての服用を止めても47kg台からさらに増え続けた


2015年5月8日にメインの腹水溜まりの腹水を全量抜き取った際の内臓損傷の後も、体重は増け続けて50kg台に至った5月23日にフェントステープを貼ったところ、体重は急減し44kg台で落ち着いた


2015年5月13日朝に両目が真っ赤に充血するのと機を同じくして体水分率は50%から急上昇して80%を超えた5月23日にフェントステープを貼ったところ、急減し元の50%あたりで落ち着き、同時に体重も劇的に減り本来の体重に戻った




【2015年5月27日 訪問医診療レポート】

フェントステープは貼っています。魔法の薬ですね。」

お風呂から立ち上がれず這って出たこともありましたが、

 すっかり元気になったので、全部片付けました。」


2015年5月27日になって、訪問医から市販の栄養飲料エンシュアの摂取を勧められたが、内臓損傷に対する専門的、医学的な養生、処置、注意喚起等の療養指導はまったくなかった



【2015年5月27日 17:00 主治医カルテ】

フェントス(テープ)始めてから調子良い
 かなり調子良さそう、多弁傾向あり

「往診Drにてフェントス(テープ)導入していただいた
 腹満強いが疼痛コントロールは良好に」

今後は在宅中心へ、当院通院も若干困難
 何かあれば当院でサポ―卜とし在宅で加療いただく
 次回眼科後に婦人科も受診を」





           [2015-05-27 主治医カルテ]



『当院通院も若干困難、在宅で加療いただく』とあるが、内臓損傷で当然通院が困難になることが確実に予測できたので、あとは訪問医に任せようということであろう。

何かあれば当院でサポート、と書いているのに死後の解剖は頑なに拒絶した。主治医にサポートしてほしいことなど、もうなにもない。ただ死後の解剖をしてほしかっただけサポートと言っているのは、必要なら腹水穿刺をまたしましょうというだけのことにすぎない。

2015年5月27日主治医の最後の診察。あまりいい雰囲気ではなかった。次回の診察は、できるだけ先に延ばして7月8日で折り合う。ただし主治医からは4週間後の6月24日に電話で体調を報告するよう求められたが、その前の6月22日に母は亡くなった




【2015年5月29日 母の日記】

 まー体調良く桜のヤゴ切り。



         ≪≪≪体調急速に悪化≫≫≫



【2015年5月30日 母のメール】

 先日、思いがけず、訪問医の先生から『苦しさを取る貼り

 薬』を頂いて、(2センチ正方の麻薬です。)私に言わせれ

 ば奇跡的に!楽になり27日の予約日には、『また水を抜

 く為の入院を考えて下さっていた先生』も看護師さん方も

 『良かったですね・・』と。先生方も皆様もその薬のこ

 と、ご存知無いようでした

 但しこれもキリがあるので、何処まで?ですが終末医療

 先生(訪問医院長)も少しは間隔が長くなって、家に居られる

 ようにとのご配慮




 

            [2015-05-30 母のメール]



『また水を抜く為の入院を考えて下さっていた先生』とあるが、この段階で再度腹水穿刺などしたら、死んでしまうとは考えないのかあまりに未熟で無知、無能な医師である。こんな医師にかかったら、間違いなく殺されてしまう医学界からすみやかに退場すべし

内臓損傷の事実を知らされないで、相変わらず主治医を信頼して頼りにしている母が哀れである。騙せるような無知な相手ならいくらでも騙してやるというのが主治医流の考え方なのだろう。

訪問医もお腹の辛さの原因についてまったく説明していないので、処方された麻薬内臓損傷による辛さではなく、『卵巣癌の疑い』による腹水の辛さを和らげるものと母は考えていた。



2015年5月30日、訪問医院長から、オプソ(麻薬)の処方を受ける。


【2015年5月30日 訪問医院長診療レポート】

今日はあんまり調子が良くないですね。苦しい。感激的な

 薬の効き目がないですね。」

張り薬の量は眠気が強くなり生活に支障をきたす可能性が

 ありますので増やしませレスキューの薬(オプソ)を処

 方しますので、症状が辛い時に服用してみてください。」



         ≪≪≪体調急速に悪化≫≫≫



【2015年6月1日 訪問医院長診療レポート】

「お腹の張りは強くありませんし足の浮腫も改善してきています。腹痛はオプソを

 服用して誤魔化しましょう



【2015年6月3日 訪問医診療レポート】

オプソはあまり効果がなかったので、お腹全体の痛みが強

 くなっているので、フェントス(テープ)自体を増量するこ

 とにしましょう。」


2015年6月3日、訪問医から、フェントステープを2mgに増量する処方を受ける。なぜお腹全体の痛みが強くなっているのか、分かっていながら説明しなかった

2015年6月4日フェントステープ増量の効果はほとんど無く、食欲も無くなる


2015年6月5日呼吸器科医師の診察を受ける。これが東京療センターでの最後の診察となる。



診察後、私が医療センター前の薬局に薬を取りに行っている間母は辛いからと広い待合室の長椅子で横になって待っていた当たり前だけど普段そんな行儀の悪いことを人前では絶対にしない


【2015年6月5日 母の日記】

 (呼吸器科医師)先生の予約外来、多分最後の
 立ち上がってこの二年間の私の対応をほめて、握手してくださった。
 食物がほとんど入って行かぬ。


2015年6月6日体調最悪強い吐き気を感じる


【2015年6月6日 3人目の訪問医診療レポート】

だいぶつらいです。お腹が張って苦しいです。食事は全然

 です。水も入っていきません。」


2015年6月6日自力で入った最後の風呂

【2015年6月8日 訪問医院長診療レポート】

お腹が苦しいです。左の脇腹が痛いです。
 吐き気止めを飲むとほとんど入っていかないみたいで

 2、3日食べていません。」


2015年6月9日、自力で立っていることもできなくなった。自力で最後のシャワーを浴びる。紙オムツを使い始める。

この先はもう急坂を転げ落ちるように衰弱が進んでいき、私もわけも分からず、ただもう日々の対応にてんてこ舞いするだけとなり、落ち着いて何も考えることができなくなった




【2015年6月10日 訪問医診療レポート】

「力が入らないです。後ろから抱え上げないと起き上がれま

 せん。(フェントス)テープを2mgにしてから食事が摂れな

 くなっています。」

食事も水分もほとんど取れなくなってきています。」




         ≪≪≪今月一杯もたない≫≫≫



2015年6月10日訪問医が帰り際に『今月一杯もたない』と告げたが、これまた衝撃が大きすぎて、ただただ呆然と聞いていただけだった


【2015年6月11日 訪問医院長診療レポート】

今日は比較的調子がよろしいようなので良かったです。

 食事に関してはゼリーが食べられているので今後も続けて

 行きましょう。」

2015年6月11日からは、週4回の訪問診療になった。もはや自発的な意志のない、ただの生き物のようになってしまった

2015年6月12日、よく幻影を見るようになる


【2015年6月13日 訪問医院長診療レポート】

体調は回復していますね。食事も摂れていますので安心

 ました。」


【2015年6月15日 訪問医院長診療レポート】

「週2回程度排便があれば心配ないと思います。血圧は安定

 ていますね。食事も食べられているので安心しました。」



       ≪≪≪訪問看護を受け始める≫≫≫



2015年6月13日、訪問看護と訪問入浴を受け始める

2015年6月15日に介護認定員が来宅して、介護認定を受け『要介護3(1~5)』と認定された。

 




             [2015-06-15要介護3]


2015年4月16日『要支援1(1~2)』から、僅か二月後の6月15日には『要介護3(1~5)』へと4段階も悪化した。もちろんメインの腹水溜まりの腹水全量流出と内臓損傷が原因である。”卵巣癌の疑い”が原因というのは悪辣で狡猾な主治医による『病因のすり替え』にすぎない。


2015年6月16日ネットで腹水を検索して、要町病院の松崎圭祐医師の記事を読み、腹水には体を維持するのに必須のアミノ酸等の大事な栄養分や免疫成分が大量に含まれ、血管やリンパ管を通して体中を循環していて、決して無駄な排水のようなものではないことを初めて知った


翌6月17日に訪問医に要町病院でのKM-CART法による腹水抜きについて相談した。


【2015年6月17日 訪問医診療レポート】

要町病院の腹水治療に関しては、現段階では侵襲が大きい

 のでお勧めしません。」

入院加療は、家で過ごしたいというご本人の意向にも反す

 ることになってしまいます。」

現在はとてもよい状態でコントロール出来ていますので、

 ベッド上で安静に過ごすようにしてください。」


主治医とは違って訪問医は腹水抜きを勧めないと、至極まともなことをいっている腹水穿刺を繰り返すという主治医の考え方はまったく理解不能というより腹水穿刺についての理解が完璧に欠落している主治医は医師としての基準を満たしておらず、独り立ちできるレベルではない

メインの腹水溜まりの腹水の全量流出は体調悪化の間接的な要因であり、研修医が腹水穿刺時に内臓を損傷したことが直接的な要因であるのだから、この段階で腹水穿刺を繰り返すというのは、正気の沙汰でないただの『バカのうわ言』でしかない。主治医は動物実験でもするつもりか大バカヤロー

腹水穿刺を指揮、指導した主治医陰から腹水穿刺を推し進めた元看護師長訪問医療の中野なおクリニック院長および訪問医はともに、メインの腹水溜まりの腹水全量流出と内臓損傷に伴う重篤化について、最後まで完全スルーを貫き、一切説明しなかった



主治医は腹水抜きの当事者であり、元看護師長も表には現れないが事実上の当事者だから、完全スルーした理由も容易に想像がつく

訪問医療の中野なおクリニックの院長と訪問医の場合は、東京医療センターとの『患者斡旋の依存関係に伴う忖度』から、へたに動けば厄介なことになると考えて、事なかれ主義に徹し、波風立てずに流れに任せて、傍観を決め込んだようだ。はっきり言って無責任であり、誠実さに欠けていた。これで訪問医として合格だろうか。私はそうは思わない。



【2015年6月18日 訪問医院長診療レポート】

お腹の張りが強いので足の浮腫も少し悪化しています。痛みのコントロールは出来

 ていますのでこのまま様子を見させてください。身の置き所がなくて辛そうです

 ね。」

ゆっくりと休めなくなるようでしたら張り薬(麻薬)を増量しましょう。」


2015年6月18日、訪問医院長から要町病院のKM-CART法で腹水を抜くことについて

『今そんなこと(腹水抜き)したら死んでしまうよ』

と言われる。

この時点で素人の私は、腹水穿刺の際に内臓を損傷していたことなど知る由もなく腹水は溜まったら抜かなければならないと思い込まされていたので、要町病院での腹水抜きについて6月17日訪問医に聞いたことへの訪問医院長の回答である。

訪問医も訪問医院長も腹水穿刺でメインの腹水溜まりの腹水が全量流出してしまったことで、必然的に内臓を損傷したと理解していたから、ここで腹水を抜くのは無謀な試みで、単に死に追いやるだけとはっきりと認識していた。

それにもかかわらず、私には理由を一切説明しなかった。これは明らかに説明責任の放棄と告知義務違反であり、医師としての責務を果たしておらず無責任で不誠実な態度である。

主治医は2015年5月8日に腹水穿刺した後、5月20日のカルテに『苦しくなったら入院穿刺ドレナージを』と書いている。



腹水穿刺で内臓を損傷したと知りながら、腹水穿刺を繰り返すつもりでいた治医の未熟な考えは、医師ではなく野蛮人の発想


内臓損傷で苦しんでいるのに、腹水穿刺を繰り返すなど『キチガイ沙汰』だ。そんなことしたら訪問医院長が言うように間違いなく死んでしまう


主治医は自身が指揮、指導した腹水穿刺で、研修医が内臓を損傷させた事実を覆い隠し、あくまで卵巣癌で腹水が溜まってくると言い繕ろって、腹水穿刺する愚行、蛮行を繰り返そうとした

内臓損傷しているのに、腹水穿刺を繰り返せば確実に死期を早めることになる。これはもはや医療犯罪に相当する悪質、悪逆な行為であり、医療行為であると言い逃れすることなどできない主治医のようなヤブ医者にかかると『医師免許は殺しのライセンス』になってしまう。



2015年6月19日、2度目でかつ最後の訪問入浴を受ける。日中眠り続ける

2015年6月20日痰を大量に出す。苦しがるのでオプソを飲ませる


【2015年6月20日 3人目の訪問医診療レポート】

「一昨日辺りから仰向けで寝るようになりました。この方が熟睡できるようです。

 仰向けで寝るようになってから楽になっているようです。食事はゼリーや

 メイバランス、エンシュアなどを組み合わせながらです。」


2015年6月20日10時、3人目の訪問医の診察を受ける。これが最後の訪問診療であった。



■■■東京医療センター産婦人科 主治医■■■


主治医に話を戻す



   ≪≪≪”卵巣癌の疑い”のⅢ期で死亡、解剖依頼≫≫≫



2015年6月に入って、日々急速に体力を消耗していき、寝たきりの状態が続いたが、とうとう2015年6月22日朝、自宅で帰らぬ人となった余命は主治医が宣告した3カ月ではなく、たったの1カ月であった

腹部は"b"の字のようにへそから下が極端に膨らんだ異様な姿であった。



”卵巣癌の疑い”のⅢ期による死と考えるには、あまりに突発的で急激な衰弱のしかたで、どう考えても不自然、不可解な病状悪化であった。


何かあったら元看護師長に連絡するようにと、日頃母から言われていたので、すぐに向かい住む元看護師長に診てもらい解剖を主治医にお願いする旨伝えた。このあと訪問医院長に連絡した。


訪問医院長は死亡診断書を書くにあたり病名は何ですかと聞いてきた。いくらなんでも1年半も訪問診療をしていて、病名は何ですかはないでしょう。死因が『卵巣癌』ではないと分かっていたから、『ためらいと後ろめたさ』を感じ、少しでも責任を回避したかったのではないか。


医師は、病名も分からないのに死亡診断書を書けるのか病名が分からないから遺族から聞いた病名を、そのまま死亡診断書に書いていいのか。なんとも理解しがたい不思議なできごとであった。



訪問医院長が帰った後、引き続き医療センター産婦人科主治医に連絡したが、席を外しているとのことで、折り返しの電話をお願いした


主治医からの電話を受け、かねてから母が主治医と約束していた剖検をお願いした

母は早い段階から、『今後の医学の進歩に役立ててほしい』と考え、死後の剖検を主治医に頼み、主治医も快諾していた

主治医に解剖をお願いしてあるという話は、生前繰り返し母から聞かされており、亡くなったらすぐに主治医に連絡して解剖してもらうようにと言われていたので、スムーズに解剖が行われるものと考えていた

主治医は元看護師長から既に母の死を知らされていて解剖依頼への対応策を元看護師長と事前に話し合っていたようだ。




         ≪≪≪主治医が解剖を拒絶≫≫≫



私の解剖依頼に主治医は躊躇なく


『こちらで解剖するための手続きは煩雑で、ものすごく大変

 ですよ。』

『車の手配もありますし。』

『診察の際に話には出ましたが、正式に約束したわけではあ

 りません。』

『医学的には既に診断がついていることなのです。』

『いまさら解剖しても得られるものは何もありません。』

『解剖することに、何の興味も関心もないし、意味もないこ

 とです。』


と冷淡、冷酷に言い放ち、いくらお願いしても、取りつく島もない、問答無用の拒絶的な返答しか得られず、やむなく解剖を断念させられた

主治医という立場にありながら嘘で固めた説明を、平然と遺族にする主治医よ、アンタそれでも医者かい、医師失格だ、恥を知れ、恥を。主治医人格面にかなり問題があるようだ。

東京医療センター解剖するための手続きがいかに煩雑で大変でも、仮にそれが本当に医療センターが必要とするものであるなら、労をいとわずに手続きを進めればいいことである。そんなことに主治医が余計な気を使ってくれる必要などないはず。

東京医療センターのホームページの解剖についての説明では、『死亡した患者の解剖をできる限り行って、治療内容の検証を行い以後の治療に役立てていきたい』
と書かれている。主治医が手続きが煩雑で大変といったのは、単に解剖を妨害して断念させようとしただけのことであろう。

車の手配は葬儀社に頼めば済むことである。


2014年8月8日の放射線科医から主治医への他科依頼返信に

『死後剖検のこともある様で、在宅死を希望されつつも、

 当院での剖検も希望されています。』


と明記されている。一時的に治療を受けた放射線科医にさえ話しているのだから、2年間も診療していた主治医には当然はっきりと話していたし、決してほんの雑談程度のものではなかった百歩ゆずって正式に約束していなかったとしても、遺族が解剖を求めたらそれに応えない理由はないはずだ

医学的には既に診断がついていると主治医は話したが、2013年6月11日の主治医によるインフォームド・コンセントには



『卵巣癌と診断が確定した訳ではない。』

『卵巣癌の診断は手術で摘出したものを病理組織診断するこ

 とで診断となる。』


主治医はかつて自身がカルテに書いたことと矛盾することを平気で口にして、言い逃れしている

母は腹水の細胞診は受けたが、手術は受けていないので病理組織診断はされていない診断は未確定なのだから遺族が望んだ解剖死因を明確にするのが医師の務めであろう。

 

 

患者、遺族を欺く意図をもって偽りの説明をするとは、まぎれもなく悪辣、悪質、悪徳医師による背任行為である。


解剖しても得られるものが何もないというなら、解剖など必要ないということになる解剖とは死因を究明することが目的であろう。主治医は解剖が必要とされる意味をまったく理解できていないこれでよく医者が勤まるものだと、ただただ呆れるばかりである。ただの大バカなのだろうすみやかに医学界から退場されたし

解剖することに、興味も関心も意味もないと言っているが、真意は解剖なんかしたら隠していた内臓損傷の事実が明るみに出て、すべてがばれてしまうから恐ろしくてできないということであろう。

主治医にとって解剖は、パンドラの箱である。だから絶対に開けてはならぬのである開ければすなわち自身の医師生命の終わりを意味するこんなレベルの医師の医師生命など早く終わった方が世のため、人のためだ

母は自身の”卵巣癌の疑い”の症例が、今後の医学の進歩に少しでもお役に立てればとの思いで、主治医と解剖の約束をし、主治医も快諾していたのに、いざとなったらあっさりと約束を反故にしてしまうこの非情さに、無念を禁じ得ない


母は複数の知人に、今後の医学の進歩のため解剖してもらうよう主治医にお願いしてあると話していたので、亡くなった後で知人たちから解剖をしたんですかと聞かれた。



      ≪≪≪解剖拒絶した主治医カルテ≫≫≫



解剖を拒絶された時点で、腹水の全量流出とそれに伴う内臓損傷が死因であるとの認識はまったくなく、母の遺言通り純粋に医学の進歩のための解剖と考えていたのと、母が亡くなった直後の落ち込んだ気持ちのなかで、冷静にものを考えることもできず主治医の頑なな態度に押されて解剖を断念させられてしまった


【2015年6月22日 8:58 外来 医事課 カルテ】

ご家族より。今朝、お亡くなりになられたとのこと
 本人と主治医先生の間で亡くなった際は病理解剖をする

 いった話はなかったでしょうか ?

 Dr主治医 対応」

 



         [2015-06-22 外来 医事課 カルテ]



【2015年6月22日 9:26 主治医カルテ】

6/21夜間より呼吸苦増悪され永眠
 2015/6/22自宅にて永眠されたと連絡あり
 往診Drにて死亡確認していただけたとのこと」

死因は病死で明らか、養子の方と相談し病理解剖は実施せ

 ずとした




         [2015-06-22 主治医カルテ]



6/21夜間より呼吸苦増悪というのは、元看護師長には自宅で説明したが、主治医には電話で、ただひたすら解剖のお願いをしただけで、呼吸苦憎悪などとは話していない

主治医との電話では最初から解剖する、しないのせめぎ合いの中で、呼吸苦憎悪になど話は及んでいない主治医は元看護師長から知らされたことを、私が話したことと勘違いして書いたのであろう。主治医と元看護師長が裏で通じていたことを示す証左である。語るに落ちたな

遺族と相談し病理解剖は実施せずとあるが、相談などしていない。実に悔しいことに、ただ一方的に解剖を”拒絶”されただけである主治医は悪質な稀代の大ウソつきである。

主治医の2年間の”卵巣癌の疑い”の診察を通じて、ずっとclassⅢのままだったのが、腹水穿刺後の初めての余命宣告で、突如余命3カ月と宣告されて、一月後に死亡したのに、死因は病死で明らかとはなんだ病死ではなく研修医による医療事故死だろうが。

死因は病死で明らかと書いているのは、卵巣癌と診断がついていないのと、後になって内臓損傷と判明した際にカルテへの虚偽記載として罰せられるのを避けるためか。死亡の事実を記載するのに病名を明記しない、あるいはできないのに、解剖を拒絶するとは何事か。

腹水穿刺後に病状が突然悪化した原因を、解剖で確認するのが医師の努めではないか。遺族も解剖を求めた医師としての自覚が足りなさすぎるというよりは、ただ目と耳をふさいで頭だけでもどこかに隠したいというだけのことであろう。尻が丸見えだぞ、大バカ者

 



       東京医療センターの重大医療事故(8)

 


■■■東京医療センター産婦人科 主治医■■■


主治医に話を戻す。



           ≪≪≪解剖について≫≫≫



東京医療センターのホームページ】には、

『死亡した患者の解剖をできる限り行って、治療内容の検証

 を行い以後の治療に役立てていきたいが、現実には遺族

 遺体を傷つけられることに抵抗を感じて、なかなか実施率

 を上げられない。』

と記されている。


現実には遺族である私が解剖を懇願したのに、いまさら解剖しても得られるものは何もありませんと、主治医は医療センターの方針に反して、自らの保身だけのために断固拒絶した。



【医療事故調査した弁護士の病理解剖についての見解】


「患者は、死後の解剖を希望しており、病院側も了解してい

 た。」

「死後も、遺族から解剖希望がでたものの死因は病死で明

 らかと説明し、実施しなかったが、医師には、本人(遺族含

 む)の求めがあった場合には、病理解剖を実施し、その結果

 に基づいて死因を説明すべき診療契約に付随する義務を負

 っていたと解される。」

病理解剖の実施及び結果報告義務違反として、医師の対応

 が不適切であったといえる可能性がある。」

「なお、診療契約は準委任契約として、当事者の死亡により

 終了するが、診療契約の当事者が死亡した後の顛末報告義

 務については、家族に対して報告すべき義務を負うとの裁

 判例があるので、病理解剖の実施及び結果報告義務につい

 て同様に考える余地がある。」



以上のように、主治医は遺族が解剖を求めた場合解剖に応じる責務を負っている。主治医は解剖を拒絶した理由を、第三者が納得のいくよう明確に説明すべきである。


既に医学的に診断はついているとか、今さら解剖しても得られるものは何もありませんとか、私は解剖に興味も関心もありません、といった理由をあげれば自らのバカさ加減をさらけ出して世間の物笑いの種になって、主治医の医師としての評価を落とすだけだ。念のため言っておく




■■■中野なおクリニック 院長 ■■■
■■■中野なおクリニック 訪問医■■■



再び、訪問診療の中野なおクリニックに話を移す


2015年6月29日の葬儀のあと、7月4日になって、中野なおクリニックの院長が焼香に来宅1年半に渡って月2回(約36回)の訪問診療を続けたアルバイトの訪問医は結局焼香に現れず

院長はその場で、

『早く忘れたほうがいいですよ。』

実に奇妙なことを言った

これはなかなか意味深長な言葉である。


東京医療センター産婦人科での2年間の診察で、ずっと”卵巣癌の疑い”でclassⅢだったのが、5月8日の腹水穿刺後の5月20日に突如余命3カ月宣告を受け急激に体調が悪化して6月22日に亡くなったことに納得できず、気持ちの整理がついていないのに、早く忘れてほしいと言わんばかりの言いぐさには釈然としないものを感じた。


訪問クリニック院長は医療センターでの腹水穿刺で内臓を損傷した事実を把握しながら医師としての説明責任、告知義務を怠り母にも私にもいっさい知らせず傍観姿勢であったことを認識していたがゆえに、院長にとっては早く消し去りたい過去であったのだろう。


つまり、

『早く忘れたほうがいいですよ。』

ではなく、

『早く忘れてください。なかったことにしてください。』

ということであろう。


なぜ院長は内臓損傷のことを説明しなかったかといえば、中野なおクリニックは東京医療センターからも、患者を紹介してもらっている患者斡旋の依存関係にあるため東京医療センターに弓を弾けば、いずれ自身に跳ね返ってくると考えたからであろう。


医療機関との依存関係にある訪問医療では診療内容に対する健全なチェック機能が働かないということである。機能不全に陥っている訪問医療



■■■東京医療センター産婦人科 科長■■■


慶応大学医学部卒
産婦人科科長



        ≪≪≪病院に事故調査依頼≫≫≫



2015年6月22日に母が亡くなってからの一月余死因と思い込まされていた『卵巣癌』について、頭では分かっていたつもりでも、気持ちの上ではなにか釈然とせず違和感を感じていた


日々ぼんやりとあれこれ想いをめぐらしていたが、7月25日になってやっと、死因は『卵巣癌ではなく『腹水の全量抜き』とするのが、合理的で辻褄が合うと考えるに至った。


2015年9月28日東京医療センターの企画課員に私がまとめた『病気の経過』を渡して調査を依頼


企画課員は、現在全国国立病院長会議で医療センターの上層部が北海道に出張中なので、帰京しだい事故調査委員会を立ち上げて調査』すると返答した。


2015年12月15日待てと暮らせど一向に連絡が来ないので電話してみたが、企画課員は居留守を使い、雲隠れして出ず。翌日まで何度も電話して、やっと夕方になって電話を受けた。


私の問い掛けに、

『主治医に問い合わせたところ、治療は適切に行われており、

 何も問題は無かったということだったので、自らの判断で

 事故調査委員会を立ち上げなかった。』

と企画課員が返答。


私が質問を続けようとしても、こちらの話を聞こうともしないで、何やら一方的に大声でがなり立てたあげく、話が終わってもいないのに『失礼しま~す』と言って、一方的に企画課員は電話を切ってしまった


主治医に問い合わせただけで、医療事故調査は必要ないと最終判断するなど、あり得ないことである。


医療事故でないと判断したのであればなぜ2月半もの間放置して連絡してこなかったのか無責任極まりない言語道断な対応であった。


事故調査委員会を立ち上げるといった重大な事項を、一介の企画課員が独断で取りやめることができるのか東京医療センターとしての判断と解するのが妥当であろう。


医療事故でなければ、事故調査をしたが医療過誤は認められなかったといってさっさと連絡してくれば済むことなのに、現実に医療過誤があったがために対応に苦慮して、ずるずると2月半もの間放置していたようだ。


企画課員が私への連絡をためらって、納得のいく理由もなく2月半も放置していたことで、東京医療センターは医療事故の存在を事実上認めたことになる


東京医療センターは医師も事務員も、一体どこまでいい加減な組織なのかと憤慨しつつ、こんな病院を相手にしていても埒が明かないと考え、警察に相談することにした。


2016年1月7日東京医療センターを所管する警視庁碑文谷警察署に告訴状を提出したが、解剖所見がないとの理由で告訴状は受理されなかった


狡猾な主治医が刑事被告人になるのを恐れて解剖を断固として拒絶したのが、ここで効いた


警察の計らいと力添えで母の治療内容について、産婦人科の科長と主治医から説明を聞くことができた


2016年1月21日に、母の治療内容について、東京医療センター産婦人科の科長と主治医から説明を受けたので内容を紹介する。科長と主治医の説明は『』で表示

 



         ≪≪≪科長の公式見解≫≫≫



余命3カ月宣告は、卵巣癌がかなり進行していたから。

 過去の診察から総合的に診断した。腹水抜きは関係な

 い。


『余命1年、半年を飛ばしての突然の3カ月宣告ではない。

 2年前の初診時から癌はかなり進行していて、余命とい

 う表現こそ使わなかったが、癌の進行状況を随時説明し

 ていた。』


2013年6月11日の主治医のインフォームド・コンセントには、『卵巣癌と診断が確定した訳ではない』、『卵巣癌の診断は手術で摘出したものを病理組織診断することで診断となる』と明記されている。母は亡くなるまで一度も手術を受けていない


卵巣癌と診断されたわけではないのに、科長は『卵巣癌であると虚偽の説明』をしている。根拠薄弱で欺瞞に満ちた対応である。


主治医のカルテでは、初診時からの2年間classⅢのままで、余命3カ月というほどに、”卵巣癌の疑い”が悪化していたとは一言も書かれてない2014年11月26日には、『癌(卵巣癌の疑い)が縮小しており、癌(卵巣癌の疑い)の心配がなくなってきた。』と母は主治医から言われている。

主治医のカルテをしっかりと読み込んで、総合的診断の根拠となる事象を具体的にあげてもらいたい具体的な根拠も挙げずに、総合的に診断とは負い目のある、ずる賢い人間が言い逃れの際によく使う言葉であることをご存じか、科長。

本稿『東京医療センターの重大医療事故_統合版』に2014年8月から2015年5月の主治医のすべてのカルテのコピーを添付してあるので、よく読み込んだうえで、『過去の診察から総合的に診断した』『癌の進行を随時説明』根拠となる記述を具体的に挙げてほしい

 

 

具体的に挙げることができなければ遺族に対して虚偽の説明で騙そうとした医師としての明白な背任行為となろう。


そもそも、なんで”卵巣癌の疑い”での初めての余命宣告で『いきなり余命3カ月』になるのか。医学的合理性に欠ける説明である。

 

 

内臓損傷という医療事故を起こしてしまい、大慌てで卵巣癌にかこつけて余命3カ月宣告をして、つじつま合わせをしようとした『でっち上げ宣告』であろう。実際の余命は3カ月どころか、たったの1カ月であった


『実際には余命1カ月しかなかったのは、正確に時期を予測す

 ることはできないから。』


『2015年4月28日の腫瘍マーカー、血液検査から判断した

 のではなく、過去の診察内容から総合的に判断して、相当

 程度がんが進行していた。』



余命が実際には1カ月しかなかったのは内臓を損傷したからである。ただいくらなんでもいきなりの余命1カ月宣告は、現実的な診断として受け入れてもらえそうにないし、患者、家族に与える衝撃が大きすぎると考え、少しさばを読んで余命3カ月と言ってみただけで、本音としてはやはりせいぜい余命1カ月とみていたのであろう。


直近に測定した腫瘍マーカーや血液検査結果といった、医学的判断の根拠となる検査データを無視して、過去の診察内容から総合的に判断とは、実に身勝手で恣意的な判断で、決して医学的、科学的な根拠に基づく判断ではない産婦人科の科長という自身の置かれた立場をよく考えて無責任で根拠薄弱な説明は止めたほうがいい


主治医の過去2年間の診察カルテからは、相当程度癌が進行していたという記述は見いだせない。科長は『バカの一つ覚え』総合的などと言ってないで、ぜひカルテに基づいて医学的な根拠を明確にして丁寧な説明をしてもらいたい。

具体的かつ説得力のある根拠、事実に基づいた説明をしないで総合的に診断したなどという『曖昧で抽象的』な表現をするのは、愚かで未熟な人間がよく使う『ゴマカシ論法』の典型である。

具体的な事実、根拠を積み上げたうえで、総合的という表現は使われるものだ。科長には具体的な裏付けとなるカルテ資料を明確に示してほしい。できないのであれば、単に軽々しくその場の思い付きで話したに過ぎないと世間では受け取られることになる。



『腹水抜きは、血液検査や点滴と同じでリスクはなく、家族

 へのリスク説明や同意書も必要としない処置です。』


『点滴するのに、いちいち家族に説明して同意書をとります

 か。』


『大量の腹水抜きに際し、事前に患者に説明する必要のある

 リスク事項は無い。点滴と同じレベルである。』


『腹水抜きにリスクはないので、リスクの説明はしていな

 い。腹水抜きはよく行われる処置で、特殊なものではな

 い。』


科長が腹水抜きについて、看護師レベル以下の知識、認識しか持ち合わせていないとは意外で、これでは世間一般の人に嘲笑されるだけだろう。

『腹水抜きは、血液検査や点滴と同じでリスクはない』、とは驚くような奇説、珍説のバカげた説明である。本気かね。

 

 

要町病院腹水治療センター長松崎圭祐医師は記事のなかで、腹水が2L未満の少ない状態での腹水穿刺は危険で、腹部膨満感の緩和効果も乏しく、かえってその後腹水抜きを繰り返すことになって、死期を早めることになると述べている。

 

 

2015年4月22日の主治医のカルテに、

『穿刺は肝臓・小腸近く、現時点での量ではリスクの方が恐

 い』


と書いている。つまり腹水抜きはリスクがあるということである。

科長は主治医が研修を終えてまだ2年の未熟な医師だから、リスクを怖がっているとでも言いたいのだろうか。だったら研修医はもっと未熟だから、極めてリスクが高いということになろう。そんな研修医に腹水穿刺を任せたのは、とんでもなく高いリスクを犯したということになる。

『腹水抜きは家族へのリスク説明や同意書を必要としない処置である』と科長は大見えを切ったが、これは世紀の大嘘である。科長には遺族に対して誠実、真摯に説明、説得しようとする姿勢が感じられない責任ある立場の人間の言うセリフではない

『腹水を抜いてただ廃棄』するだけでは、『体力維持に必須のアルブミン(栄養分)』グロブリン(免疫関連物質)』等のタンパク質も腹水と一緒に抜き取られてしまうため、『急速に患者の体力が低下』して『全身状態が悪化』し、さらに腹水が溜まりやすくなるという悪循環を招き『死期を早めるだけ』なので、腹水を抜いてただ捨ててはいけないというのが現代医療の常識であると、
要町病院の松崎圭祐医師が書いている。

科長はこれでも家族へのリスク説明や同意書を必要としないと言えるのか



『大量の腹水抜きに際し、事前に患者に説明する必要のあるリスク事項は無い』と科長は言っているが、母の1700mlは大量の腹水ではなく内臓損傷の恐れのある極めてリスクの高い腹水量である。当然、患者、家族に事前にリスク事項の説明をすべきであった。

『点滴と腹水抜きを同列に扱っている』が、科長アンタ正気かいと言いたいね。これが東京医療センター産婦人科科長の言葉とは驚きである。こんな病院には恐ろしくてかかれない

『腹水抜きはよく行われる処置』とあるが、それは腹水量にもよるだろう。母のように1700mlしかない腹水を抜くことは通常ありえないごまかしてけむに巻こうとする態度がアリアリで、誠意のかけらもないむなしい言葉

科長の説明を受けて分かったのは、東京医療センター産婦人科では腹水は溜まったら抜けば良い腹水を抜いても体調が悪化することはないのでリスク説明は必要なく、患者の腹水が溜まって腹部膨満感を訴えたら気にしないでどんどん抜けという方針を取っているということだ。



これが東京医療センター産婦人科での腹水処理の実態であろう。なんとも空恐ろしい病院である。

科長は医者をバカにするなと言ったが、専門医が素人からバカにされるようなこと言うなということ。



『腹水はあちこちに分散して存在しているので、全部を抜き

 取ることなどできません。』


あちこちに分散していることは間違いないが、それは本当に少しづつで大勢に影響のない量であろう。木を見て森を見ずのたぐいの説明である。虫眼鏡なんか覗いてないで、両目を大きく見開いて全体をよく見なさい。

ここで問題にしているのはメインの大きな腹水溜まりで、これが全部抜けたということは、実質的にほとんどすべての腹水が抜けたも同然であろう。誠意もなく詭弁を弄するだけの実に厄介な産婦人科科長である。

メインの腹水溜まりから腹水が全部抜けたということは、腹水溜まりのあった腹腔内のスペースがなくなってテープで腹部に固定されていた穿刺針が必然的に内臓に突き刺さったということである。これは腹水が全部抜けたこととは比較にならないほど重大な事態である。



『腹水抜きは正常に処置されており、何も問題はなかっ

 た。』


メインの腹水溜まりの腹水が全部抜けたことで内臓を損傷しているのに、なにが正常に処置されただね。科長は事の重大さがまったく理解できていない無能な人物である。これでよく東京医療センター産婦人科の科長が勤まるものだと驚かされる。


『急激に衰弱が進み、全身衰弱死したのは、腹水抜きとは関

 係なく、末期癌の症状である。』


急激に衰弱が進み、全身衰弱死する程の”末期癌”であったというなら、科長よ、根拠となるカルテのデータを示しなさい『事実のすり替え』を図った首謀者が誰かは知らないが、科長と主治医は腹水抜きに伴う『内臓損傷』を、都合よく『卵巣癌末期にすり替え』ているだけである。実に欺瞞と悪意に満ちた説明態度である。


『特異な死因でない通常死では解剖は一般にしない。今回の

 事例でも解剖の必要はなかった。』


腹水穿刺前の4月28日には、主治医が血液検査結果も腫瘍マーカー値も問題ないと言っていたのに、5月8日の腹水穿刺後に急激に体調が悪化、衰弱して6月22日に死亡したのがなぜ通常死になるのか。正常な感覚が麻痺しているようだ。死因に疑問を持たない、というより持ちたくないだけだろう。


今回の事例では解剖の必要はなかったと科長は言っているが、医療事故を調査した弁護士の見解は


『医師には、本人(遺族含む)の求めがあった場合には、病理

 解剖を実施し、その結果に基づいて死因を説明すべき診療

 契約に付随する義務を負っていた。』


である。私は解剖を強く要請したが、主治医が荒唐無稽でバカげた屁理屈を並べ立てて頑なに拒絶した。明白な解剖妨害であり、診療契約違反である。


『腹水抜きによる衰弱が死因であるということは、解剖から

 は判断できない。』


腹水抜きに伴い内臓を損傷しているのだから、解剖すれば内臓損傷は一目瞭然である。主治医にとって不都合すぎる真実が白日の下に晒されることになり、刑事被告人になる可能性を考えると、恐ろしくてとても解剖なんかできなかったのであろう。主治医は臆病で卑劣な卑怯者である。

精神疾患を発症してうつ状態にあった研修医が、メインの腹水溜まりの腹水を全量流出させてしまったことで、内臓を損傷主治医に厳しく𠮟責された研修医は耐えられなくなってまもなく過労自殺。それでも腹水穿刺に何も問題はなかったと言い張る気か。

素人相手なら病状を都合よく捏造して説明しても、簡単にごまかせると高を括っているようだ。驕り高ぶった傲慢で不遜な態度である。医師として誠実に誠意ある説明を遺族にしようという姿勢がまったく見られない。医師の説明責任、告知義務を放棄している。

重大な医療事故が起きているのに東京医療センター産婦人科トップの科長が、この程度の認識レベルでしかないのだから、その下に連なる医局員については、主治医を含め、あとは推して知るべしということである。

この時点で私は、メインの腹水溜まりの腹水全量流出については認識していたが、内臓損傷に気づいたのは、ずっと後になってからなので、内臓損傷についての説明は求めていないが、内臓損傷があったという事実は動かない

研修医の過労自殺も、この時点ではまだ報道されていないので、認識していなかった




          ≪≪≪主治医の説明≫≫≫



循環器科の処方薬メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不

 整脈薬)、エリキュース(抗凝固薬)すべての服用中止は、

 がお腹が辛いというので止めさせた。』


『緊急に腹水を抜いたのは、腹部が大きくなって苦しそうだ

 ったので応じた。』


循環器科の処方薬3薬を2015年4月22日に止めた後5月4日頃には母の体はかなり楽になっていた腹水穿刺を急ぐ必要はなかった循環器科医師の処方は副作用が強く、不適切であると分かって服薬中止したのだから、少しの間待っていれば状況の改善は十分に見込めたはずである。あまりに性急な決定であった。

腹水量(1700ml)が少ないと分かっていながら、腹水を抜いている。2L以下の腹水を抜いても、腹部膨満感の改善は見込めないばかりか、腹水を抜くことで体力を消耗して、死期を早めるだけだから、あえて腹水を抜く意味を見いだせない。実に不可解な処置である。主治医はとんでもなく未熟な医師だ。



『腹水抜きを決めて、連休明けに入院と急いだのは、母が是

 非にというので応じた。前々から腹水抜きのプラス面の効

 用は説明していた。』


母が是非にと言ったかどうかは、その場にいなかったので判断できないが、もしそのようなことを言ったとすれば、前々から相談していた元看護師長から、腹水抜きは安全で楽になる処置であると『たぶらかされ』ていたのであろう。

それでもまともな医師であれば、腹水抜きのリスクをしっかりと説明して思いとどまらせるべきであった。そうすれば母も思いとどまったはずである。

少ない腹水量での腹水抜きにメリットなど何もないはず。リスクの説明もまともにしないで腹水を抜けば楽になるとプラス面の効用ばかり説明したのであれば、完璧に医師
失格である。


主治医は、腹水を抜くと体力が低下して、全身状態が悪化し、死期を早めることになるという、基本的な事柄を理解していなかったのではないか。であれば実質的に医師にあらざる人物による医療行為であったも同然であろう。医師免許を保持しているからといって、医師としての基準を満たしているとは決していえない

 

腹水を抜いたあと患者の体調がどうなるかも理解しないで腹水穿刺をするなど到底まともな医療行為とは言えない、愚挙、暴挙である。こんなことが東京医療センターの医療現場で行われていることに誰も疑問を持たないのだろうか

 

元看護師長が腹水抜きをいかに強引に迫ったとしても腹水抜きを最終決定した責任者は主治医であることは厳然たる事実である。


『腹水を抜いたのに腹部が更に膨らんだのは、腹水は抜いて

 もすぐに溜まるもので、いたちごっこになる。』


だったら抜いたことに何の意味もなくいたちごっこを繰り返して、急速に寿命を縮めるだけの、極めつけの超愚策ではないか。治療に名を借りた悪質、不当な処置未必の故意による医療行為である。

 

 

なんでそんなバカなことをしたのか。主治医として毅然として止めるべきであったろう。腹水抜きについての知識、理解、経験不足が強く疑われる

腹水を抜いた次の日には、もうお腹が膨らんできた腹水抜きは一体何だったのか次の日にはお腹が膨らんできたのは、内臓損傷以外に原因は考えられない腹水を抜けば、一時的ではあってもお腹は楽になるはずである。

腹水は抜いてもすぐに溜まり、いたちごっこになるというのは、内臓損傷の事実を覆い隠すためのきわめて悪質な詭弁である。虚偽の説明をして、ごまかそうとする態度は、医師にあるまじき振る舞いで、医師の倫理規範に反する到底容認できない卑劣な態度である。


『腹水を全部抜いてしまったと母に言った覚えはない。』


2015年5月13日の訪問医の診療レポートに全部抜いてしまったと記録されている。主治医は嘘をつくことになんの抵抗も感じないようだ。医師である以前に、一人の人間としての信用、信頼性に大きな疑問符がつく人物である。

2015年5月8日の研修医のカルテにも『700mlで流出が止まった』と書いてある。流出が止まったうえに『(穿刺針の)向きや深さを変え、シリンジ(注射器の筒)で陰圧をかけるも引けず』と書いている。つまり、メインの腹水溜まりの腹水が全量流出してしまったということである。



『腹水を抜く前に家族に説明しなかった点については申し訳

 なかったと思っています。』

 

 

今さらそんなこと言われても、どうにもなるものでない東京医療センターでは腹水抜きに際して、事前に患者、家族にメリット、デメリット両面について説明して同意書を取らないようだ。東京医療センターは、同意書等の処置前手続きを取らないで、勝手に処置をするとんでもなくいい加減でデタラメな病院である。

以上が東京医療センター(産婦人科科長、主治医)の公式見解』である。



最後に科長が、説明に納得がいかないのならカルテを入手して、自身で内容を確認してみてはどうですか、と勧めたので、2016年2月9日に600頁余のカルテを入手した。


カルテを入手したおかげで、貴重な情報を得ることができた。ただカルテは底意地悪く時間をさかのぼる形で出力されていたので、ひどく読みづらかった



       東京医療センターの重大医療事故(9)

 



■■■東京医療センター■■■
 

 


             ≪≪≪総括≫≫≫



一言でいえば、ひとえに『病院の選択を誤った』ことが誤算のはじまり。

東京医療センターの先生方はみな慶応(病院)から来ている』、という元看護師長の話と慶応病院への信頼感から、母は東京医療センター最高の医療を受けていると信じ込んでいたため、病院を変えるという選択肢はなかった循環器科産婦人科では最低レベルの医療処置を受けさせられた

『無能で無責任な循環器科医師』と、『未熟で杜撰な産婦人科主治医』とのめぐり合わせの悪さ。既に退職していた産婦人科元看護師長による腹水治療方針への介入を許した主治医のあきれるような無定見

循環器科医師産婦人科治医のような2流、3流の医師が東京医療センターの看板で、一流ずらして診療に当たっているアンバランスに気づくことは難しい。

循環器科医師『24時間ホルター心電図検査』の結果が『要観察』であり、『要治療』でもないのに、『百害あって一利なし』心房細動治療薬を処方して、母の体調悪化を招いた

循環器科医師は脳梗塞になると脅してメインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)、エリキュース(抗凝固薬)を処方しておきながら、その後まともな経過観察もせず『24時間ホルター心電図検査』結果も渡さないで、訪問医にすべて『丸投げ』するという無責任極まりない行動に出た。

循環器科医師に脈拍の低下を訴え、訪問医から循環器科医師の処方の減薬を指示されていると話しても自身の処方の維持を求めるような、状況変化に的確に対応できない『ボンクラ医師』にめぐり合った不運、不幸

1700mlしかなかったメインの腹水溜まりの腹水を強引に全量抜いてしまった主治医の医療処置は、定石を外した超愚策であり、母の医療事故の主因である。主治医の責任は極めて重い

抜いた腹水はすべて廃棄するという、東京医療センター方式の腹水抜きはすべきでなかった。腹水は一度抜いても、すぐに溜まって、また抜くという繰り返しになり体力を急速に奪って死期を早めてしまう



主治医は、腹水を抜くと体力が低下して、全身状態が悪化し、死期を早めることになるという、基本的な事柄を理解していなかったようだ実質的に医師にあらざる人物による医療行為であったも同然であろう。医師免許を保持しているからといって、医師としての基準を満たしているとはいえない

それ以上の大問題は、精神疾患を発症して、うつ状態にあって注意力が減退していた研修医が腹水穿刺の際に、メインの腹水溜まりの腹水を全量流出させたことで、内臓に重大な損傷を与えてしまい、結局これが致命傷になったことである

2015年4月22日循環器科医師の処方薬をすべて止めた5月4日頃には、体調もかなり良くなっていたので、慌てずじっくりと様子見していれば、腹水抜きの必要はなくなっていたはずだが、4月28日に元看護師長にせっつかれた主治医が腹水穿刺を決断してしまった。

さらに言えば脳梗塞の脅しに屈せずに、循環器科医師の処方薬を服用しなければ破局を迎えることはなかった循環器科医師は脳梗塞になると脅しておきながらまともに経過観察もせず『24時間ホルター心電図検査』結果も渡さないで、訪問医に診察を丸投げするくらいデタラメでいい加減な医師だから、止めてもよかった。というより止めるべきだった。

『24時間ホルター心電図検査』結果は、『要観察』で『要治療』ではなかった

循環器科医師のような『ボンクラ医師』の、『百害あって一利なしの処方』もさることながら、主治医は最終的に循環器科医師が処方した薬を全部止めさせたくらいで、副作用を理解していたのだから、もう少し早い段階で処方内容に介入してくれていればとの思いが残る。権限外ということもあるだろうが。縦割り組織の弊害か。

中野なおクリニックの院長も、もう一歩踏み込んで、循環器科医師の処方をすべて止めるように指示してくれればよかった。ただ『24時間ホルター心電図検査』の結果を受け取っていないので、難しい面はあるが

循環器科医師が、『24時間ホルター心電図検査』結果が『要観察』であったことを、母に知らせなかったため、判断しずらかった面はある。循環器科医師は、医師としての説明責任と告知義務に反した無責任な医師実務的な用を足さない、骨董品のようなポンコツ医師である。

東京医療センターには保険診療点数稼ぎのノルマがあるのか。ノルマ達成のために、循環器科では無駄な検査、診察と不要な処方をしている医師は自身の評価を上げるため診療実績の積み上げばかりに頭がいき患者の体調面には関心が薄いようだ。



だとすれば東京医療センターノルマと実績作りの犠牲になって、利用されるだけの無知な患者哀れである不要な処方で新たな病気になって、悲しい結末を迎えることもある。

もはや職員でもない産婦人科の元看護師長が治療方針に強引に介入し、主治医自身がリスクを危惧していた腹水抜きを決断させてしまった



主治医が2015年4月22日のカルテに、


『穿刺は肝臓・小腸近く、現時点での量ではリスクの方が恐

 い』

と書いているように、腹水量からしてもリスクが高い処置であることは明白であったのだから、絶対に腹水穿刺すべきでなかった未熟で知識、経験不足の主治医による重大な判断ミスである。

主治医は、腹水量が少ない(最終的に1700ml)と分かっていながら初日に1000ml抜いた後『エコー装置で確認もせず』翌日も1000ml抜くという『無謀で杜撰な目標』を立てて、研修医に実施させた。その結果、メインの腹水溜まりの腹水が全量流出して、内臓を損傷させたことで、母の体調が著しく悪化して亡くなった

二日目の腹水穿刺では、腹水の残量が少ないことを予測できたのだから、超音波エコー装置で随時チェックして、腹水が抜け切って内臓を損傷しないように監視を怠るべきでなかったが、研修医はしなかった。主治医が研修医に監視を怠らないようにしっかりとした指導をしていなかった。

腹水抜きを実施したのが精神疾患を発症してうつ状態の研修医であったという、最悪の取り合わせになったことが、内臓損傷を誘発して母の死を早めることになった。

母の場合腹水量が少なかったのでリスクが高い腹水抜きは絶対にすべきでなかった。するなら要町病院のKM-CART法のように抜き取った腹水を濾過、濃縮して点滴で戻す方法をとるべきであった。もちろん内臓損傷には細心の注意を払って行う必要がある



治療過程で重大な問題が起きると病院は偽りの説明で隠蔽を図るので、素人が独力で真相にたどり着くのは容易なことではない解剖は担当医がなんと言おうと、絶対に実施すべきである。必要なのは確実な証拠となる解剖所見である。

私自身に意欲、根気、時間、探求心があり参照できる記録類も多数残されていたので、どうにか真相に迫ることができたが、長い長い道のりであった。

東京医療センターから紹介された訪問診療の中野なおクリニックは、『患者斡旋の依存関係』から、医療センターの治療内容にたとえ疑問を抱いても『病院への忖度』もあってか有効な助言をしてくれなかった

大病院だからと言って、決して安心できるものではない。大病院には医師、研修医も数多く、個々に見ればそれこそピンキリで、キリに当たることも当然念頭に置く必要がある。

大病院多くの研修医の実地訓練の場にもなっているので、熟練医師によるしっかりした指導、監督がないと思わぬ結果を招くことがある。ただ、指導、監督がしっかりしているかどうかを外部の人間が判断するには無理がある



東京医療センターのように管理体制がしっかりしていない、元看護師長のような部外者によって治療方針が歪められたり医師、研修医の精神疾患等の健康管理がおろそかになって想定外の問題を生じることがある

精神疾患を発症してうつ状態にあった研修医に、リスクを伴う医療措置をまかせた東京医療センターの管理体制には重大な問題があった

研修医等の職員の健康管理もまともにできないような病院が、患者の健康管理に万全を期すことなどできるのか

最後に呼吸器科と放射線では、しっかりとした説明に基づき診察、治療を受けることができたことに深甚なる謝意を表します



かなり長くなりましたが拙文を読んでいただいた方に、多少なりとも参考になる情報を提供できたのであれば幸いに存じます。



『病院の闇_統合版』では、母の病気の経過を時系列で説明しているので、そちらも併せてご一読ください。


『病院の闇_統合版』では、メインの腹水溜まりの腹水の全量抜きに伴う体調悪化に重点を置いているが、本稿東京医療センターの重大医療事故_統合版』では、メインの腹水溜まりの腹水の全量流出の結果、内臓を損傷したことが致命傷になったと言う点に重点を移して記述した。


『病院の闇_統合版』『弁護士に医療事故調査依頼_統合版』『警察に医療事故被害相談_統合版』と書き進むうちに、医療事故の核心がどこにあるかという点について理解、洞察が深まり、本稿東京医療センターの重大医療事故_統合版』最終的に内臓損傷が致命傷になったと確信するに至った。


 

 東京医療センターの重大医療事故_統合版(2)に続く

 

 

 

詳しくはオンラインストレージDropbox「闘病記」フォルダ内pdfファイルを御覧ください。

 

https://www.dropbox.com/sh/1kr7ag1629iw1m7/AADiUCYwN7we9fmo3vYoXS-Ka?dl=0