東京医療センターの重大医療事故(1)からつづく
■■■東京医療センター循環器科 医師■■■
≪≪≪エリキュース(抗凝固薬)追加処方≫≫≫
2015年3月9日、循環器科医師からエリキュース(抗凝固薬)の服用を指示された。
【2015年3月9日 9:15 標準12誘導心電図検査結果】
[2015-03-09 標準12誘導心電図]
【2015年3月9日 10:15 循環器科 医師カルテ】
「95/47 P63」
「本日よリエリキュース追加。」
【処方】
メインテート錠(降圧薬) (0.625mg) 2錠
シベノール錠(抗不整脈薬) 100mg 2錠
分2 (朝,夕)食後 03-09から21日分
エリキュース錠(抗凝固薬) (2.5mg) 2錠
分2 (朝,夕)食後 03-09から21日分
[2015-03-09 循環器科 医師カルテ]
循環器科医師自身が2015年2月9日に測定した『血圧は127/75』、2月23日の『血圧は126/80』である。2月23日からメインテート(降圧薬)とシベノール錠(抗不整脈薬)を飲み始めて2週間後の、3月9日には『血圧が95/47』と異常に低くなっている。
2月23日のメインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)の処方が不適切であることは明らかであるのに、3月9日に循環器科医師自身の測定で異常に低い血圧を測定しても、処方を変えようとしていない。なにも考えることなく、無意識、無造作に処方箋を書いているだけの怠慢で無能な医師であろう。
3月9日測定の『血圧が95/47』と低すぎるのに、服用中の
メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)を止めるどころか、さらにエリキュース(抗凝固薬)の服用まで指示している。循環器科医師が正常な精神状態にあるとは考えにくい。
≪≪≪診療、処方を訪問医に丸投げ≫≫≫
【2015年3月9日 診療情報提供書 循環器科医師→訪問医】
「心エコーでは病的所見なく非弁膜症性心房細動と診断し、
ホルターECG(心電図)では終日心房細動であったものの
外来受診時は洞調律に復調しておりました。」
「担癌患者であり喀血既往もあるためできるだけ洞調律維持
を図るためシベノール(抗不整脈薬)を開始し、『抗凝固療法
の導入は慎重に検討』いたしましたが『虚血性脳血管障害
は回避したいとの御希望』もあり、眼科術後からエリキュ
ース(抗凝固薬)を開始しております。」
「喀血などの際にはエリキュース(抗凝固薬)休薬はやむを得
ないと思います。」
「引き続きの御加療を御願いしたく御報告申し上げた次第です。」
[2015-03-09 診療情報提供書 循環器科医師→訪問医]
この診療情報提供書は循環器科医師が3月9日に作成して3月30日の診察日に母に渡し、4月1日の訪問診療日に母が訪問医に渡している。つまり3月9日の時点で、既に循環器科医師は訪問医に診療と処方を丸投げすると決めていたことになる。
診療情報提供書には、循環器科医師の診断内容と、処方のみが書かれているが、『24時間ホルター心電図検査』結果は添付されていない。検査データも渡さないで診察と処方を丸投げするなど、まともな医師では通常ありえないことだろう。ヤブ医者ならやりかねないことだが。
循環器科医師が、脳梗塞になると脅して心房細動治療薬を処方しておきながら、そのあと経過診察等の実質的な診療もしないで訪問医に診察、処方を丸投げするつもりでいながら、診察、処方の基礎データである『24時間ホルター心電図検査』の結果を渡していない。
診療情報提供書には、『24時間ホルター心電図検査』の結果を同封すべきであろう。循環器科医師の屁みたいな診断内容や処方より、『24時間ホルター心電図検査』結果の方がはるかに意味のあるであろう。循環器科医師のあまりにデタラメな診察、診療、『丸投げ』のしかたには呆れるばかりである。完璧に医師失格であろう。
循環器科医師は『24時間ホルター心電図検査』結果を、意図して診断情報提供書に含めなかったようだ。診断情報提供書に含めれば、検査結果が『要観察』で『要治療』ではなかったことがバレてしまうのを懸念したのであろう。
医師に課された説明責任、告知義務は患者に対してだけでなく、『丸投げ』する相手の医師に対しても負っているはずだ。循環器科医師は医師としての責任、義務をまったく自覚できていないようだ。
【2015年3月24日 母のメール】
眼科の前検査で心臓が悪いことを発見され、
『もうそのままでいい』と、
と私は言いましたが、
『脳梗塞の心配があり、ほって置く訳には行かない』
とか、またまた行く診察室がふえてしまった・・・。
[2015-03-24 母のメール]
2月9日の『2015-02-09標準12誘導心電図』を見て、循環器科医師は『脳梗塞の心配があり、ほって置く訳には行かない』と診断し、2月12日に『24時間ホルター心電図検査』を行い、『要観察』の結果に基づいて2月23日にメインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)を処方。
次の診察日の3月9日にはさらにエリキュース(抗凝固薬)も追加処方している。循環器科医師は、この時点で既に訪問医に丸投げすると決めていて、次の診察日である3月30日には実際に訪問医に丸投げしてしまった。
脳梗塞になると脅して、心房細動治療薬3薬を処方したのだから、循環器科医師自身が心電図検査等による経過観察をしながら、処方の適否を検討して、適宜見直していくのが医師としての当然の責務であろう。まともに経過観察もしないで、はじめから訪問委に丸投げするとは、無責任の極みである。実にいい加減でデタラメ、チャランポランなクズ医師のようだ。
循環器科医師の情報提供書には、『抗凝固療法の導入は慎重に検討』いたしましたが『虚血性脳血管障害は回避したいとの御希望』もあり、眼科術後からエリキュース(抗凝固薬)を開始しております、とあるが『慎重に検討』はもっともらしくみせるために書いただけであろう。
脳梗塞になると脅されたから、やむなく服用を承諾したのであって、決して希望したわけではない。むしろ母は『もうそのままでいい』と一旦は断っている。
誰だった医師から脳梗塞になると脅迫されれば、無抵抗に従わざるを得ないであろう。循環器科医師は自分に都合のいい作り話をカルテに書いている。悪質極まりない悪徳医師である。自身の診療実績作りだけが目的のようだ。
『虚血性脳血管障害は回避したいとのご希望』とあるが、『24時間ホルター心電図検査』結果のどの部分から、『虚血性脳血管障害の差し迫った危険性』を読み取ることができるのか。
『24時間ホルター心電図検査』の結果が『要観察』で、『差し迫った脳梗塞の危険性もない』のに、他の病気に悪いと認識していながら、”卵巣癌の疑い”で腹水が溜まっている母に、血液をサラサラにするエリキュース(抗凝固薬)を処方したのは、あまりに無茶で無責任な医療行為ではなかろうか。
もっとも循環器科医師の場合は、医療行為とは言わずアホな医師の『医療ごっこ』とでも言ったほうが適切であろう。
何が循環器科医師をそこまで駆り立てたのか。保険診療点数を稼ぎたいのと、診療実績を積み上げて、医療センターでの自身の評価を上げることが目的なのか。当然循環器科医師本人の無能、無定見、無責任も要因になっていよう。
≪≪≪循環器科医師、早々と診察放棄≫≫≫
【2015年3月30日 10:42 循環器科 医師カルテ】
BP(L) 118/67 P60
かかりつけ中野なおクリニック(訪問診療)へ診療情報提供書作成し患者さんに手渡
した。
RP01 メインテート錠 (降圧薬) (0.625mg) 2錠
シベノール 錠 (抗不整脈薬)100mg 2錠
分2(朝,夕)食後 03-30から14日分
RP02 エリキュース錠 (抗凝固薬) (2.5mg) 2錠
分2(朝,夕)食後 03-30から14日分
【他病院紹介 (変更)】 他病院への紹介
循環器 → 中野なおクリニック [紹介]
紹介年月日:2015-03-09
【管理指導】
診療情報提供料 I
指導日時 :2015-03-30
[2015-03-30 循環器科 医師カルテ]
[2015-03-30 標準12誘導心電図]
診療情報提供書は、2015年3月9日に作成済みで、3月30日に母に手渡した。
【2015年3月30日 FAX 母→訪問医】
久保明花先生 3/30 ○○(母)
またまた、お願い事が出来てしまいました。
今日医療センター予約の循環器へまいりました。
そこで、『通院も大変だろうから、訪問医先生の方から薬を
頂きなさい』と、お手紙を持たされ、
今日から先二週間分だけを貰って帰宅しました。
次回四月一日にいらっしゃる時に、その先
何週間分か間にあう様にお持ち頂けたら
と思うのですが…。(毎度用を云い付ける様で恐縮…)
書類は明後日にいらして下さった時にお手渡し
し様と思っています。取り敢えず薬の名前を
書いておきます。
①エリキュース錠(抗凝固薬) 2.5mg 一回一錠朝夕食後
②メインテート錠(降圧薬) 0.625mg 同上
③シベノール錠 (抗不整脈薬)100mg 同上
でござます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
[2015-03-30 FAX 母→訪問医]
2015年3月30日になると、循環器科の医師が、病院に通って来るのも大変でしょうからと、『今後は訪問医から同じ薬の処方を受けるよう』母に指示。3月9日のエリキュース(抗凝固薬)処方後初めての診察日であった。
実に不思議なことに、『脳梗塞になる恐れがある』と脅して、2月23日にメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)、次の診察日の3月9日にはエリキュース(抗凝固薬)を処方しておきながら、なぜかその後の経過診察等を一切行おうとせず、次の診察日の3月30日には訪問医に当然の如く診察と処方を丸投げした。
ほって置いたら脳梗塞になると脅したくらいだから、心房細動や脳梗塞の診察は、初診の循環器科医師の責任で行うべきことで、訪問医が診察することではない。なぜ『訪問医に丸投げ』して、自身で経過診察をしなかったのか理解に苦しむ。なんとも無責任でいい加減な医師である。やる気がなく診療への熱意が感じられない、無気力のダラダラ勤務医師。
訪問医だって自身で検査をして、脳梗塞になる恐れがあると診断したわけでもないのに、循環器科の医師から突然、診察と処方を丸投げされたら困惑するだろう。
しかも『24時間ホルター心電図検査』の結果も渡さないで、単に『循環器科医師の診断内容』と『処方薬の情報のみを伝えている』。訪問医にしてみれば、検査結果がないから診察も満足にできず、単に処方箋を出すだけになってしまう。循環器科医師による『常軌を逸した無責任で無分別な丸投げ行為』は医師に値しない愚かで情けない愚劣な所業である。
母に対して緊急の必要性のない薬を処方し、訪問医には検査結果も渡さないで、後の診察、処方を丸投げする行為は、処方の結果について責任回避せんがための、敵前逃亡に匹敵する卑怯な医療行為である。循環器科医師は医師失格であろう。
循環器の医師は診療の丸投げを日常的に行っているのだろうか。こんな無責任な医師にかかったら、患者は不運この上ないどころか、命にかかわる重大事態に陥りかねない。
検査と処方箋で保険診療点数を稼いで、診療実績を積み上げたから、もはや用済み、お払い箱か。
『24時間ホルター心電図検査』の判読レポートの『要観察』から判断するに、循環器科医師の『ほっておいたら脳梗塞になる』という脅しは、『24時間ホルター心電図検査』結果を無視した『でっち上げ診断』ではないか。
循環器科医師の処方薬の服用を始めてから、徐々にお腹が大きくなりだした。
≪≪≪耳の聞こえが悪くなる≫≫≫
2015年3月15日頃から急に左耳が、はれぼったい感じになり、少し聞こえが悪く噛んだ音が、中で響くような感じが続いていると母が訴えた。
【2015年3月27日 呼吸器科 医師カルテ】
「目の手術無事に終えた。直後はすごく良くなった気がするが、だんだん
そうでもなくなってきた。」
「左耳がおかしい。3月15日から急におかしくなった。耳鼻科にかかりたい。
動悸もない。」
3月15日から左耳の調子が急におかしくなったのは、循環器科で処方されたメインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)、エリキュース(抗凝固薬)の副作用ではないか。他に思い当たるふしなし。
2015年3月27日、耳鼻咽喉科と歯科口腔外科で診察を受けたが原因不明と診断された。
【2015年3月27日 他科依頼票 呼吸器科医師→耳鼻咽喉科医師】
「3/15頃より、急に左耳が、はればったい感じがあり、少し聞こえが悪く
噛んだ音が、中に響くような感じが続いているとのこと。」
【2015年3月27日 他科依頼票 耳鼻咽喉科医師→歯科口腔外科医師】
「耳異音 顎関節症疑い
耳異音を主訴に当科紹介されました。
開口時にクリック音を認め、その際の異音を感じているようです。顎関
節症の所見はありますでしょうか。」
【2015年3月27日 他科依頼票 歯科口腔外科医師→耳鼻咽喉科医師】
「左顎関節部ですが、開閉口運動も良好で、関節雑音の触知ありません。
顎運動時に音がすると訴えているが、関節雑音を疑う所見がありませし、
その他顎関節に明らかな異常と考える所見も確認できません。」
【2015年3月27日 他科依頼票 耳鼻咽喉科医師→呼吸器科医師】
「耳内所見・聴力からは主訴との因果関係は不明でした。顎関節症に関し
て当院歯科に見て頂きましたが可能性は低そうです。当科的に積極的に
治療の対象となる疾患は指摘出来ませんでした。」
≪≪≪脈拍低下で心房細動治療薬半減≫≫≫
【2015年4月1日 訪問医 診療レポート】
「血圧104/44、脈拍41」
「循環器でのお手紙を拝見したら、発作性心房細動でしたの
で、やはり抗凝固療法は可能な範囲で続けた方がよいでし
ょう。喀血のリスクはありますが、脳梗塞のリスクなどの
ためには続けましょう。」
[2015-04-01 訪問医 診療レポート]
【2015年4月1日 母の日記】
訪問医先生からのTelにより、メインテート(降圧薬)を夜の分一粒飲まないことに
する。
循環器科医師が訪問医に渡した診療情報提供書には、『24時間ホルター心電図検査』の結果はない。だから、訪問医も自身では何も判断できず、『循環器科医師の診断を鵜呑みにする』ほかなかったのであろう。
2015年4月1日の訪問医の往診で『血圧104/44、脈拍41』だったので、メインテート(降圧薬)は朝だけに、4月6日にはさらにシベノール(抗不整脈薬)も朝だけにして、夜は飲まないようにと訪問医が電話で指示してきた。
訪問クリニックの院長は循環器の医師なので、院長が訪問医に処方薬の服用を半減するよう連絡させた。医療センター循環器科の医師のような『ボンクラ医師』には見えないものが、訪問クリニックの院長には見えていたということか。
【2015年4月6日 母の日記】
メインテート(降圧薬)の夜分中止より、シベノール(抗不整
脈薬)の夜を中止にと連絡を頂く。
どうも具合悪く、先生(訪問医)に問い合わせた結果。
【2015年4月6日 母のメール】
今日も薬の副作用だと判った、この何ともいえぬダルさ。
[2015-04-06 母のメール]
訪問医からメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)を半減するように指示されたことで、やっと循環器科医師の処方に問題があることが明らかになった。
ただなにせ、3月9日記載の循環器科医師から訪問医への『診療情報提供書』には、『24時間ホルター心電図検査』の結果が含まれていなかったので、この時点ではさらに踏み込んで服用中止までは指示できなかったようだ。
医師の役割は患者の健康増進であるはずなのに、循環器科医師のようなボンクラ医師にかかると、逆に健康悪化に陥ってしまう。とんでもない医師である。こんなヤブ医者にかかったらもうおしまいだ。
≪≪≪医療センター循環器科を再受診≫≫≫
2015年4月初旬、体重がどんどん増加し始める。
2015年4月8日、メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)を朝、夕服用すると、訪問医による血圧測定で『血圧が104/44』に下がり、『脈拍も40台』になることがあったので、循環器科を受診。処方した循環器科医師不在で、外来診療の日に再度診察を受けるよう看護師に言われた。
【2015年4月8日 看護師カルテ】
「メインテート(降圧薬)と、シベノール(抗不整脈薬)を朝、夕で内服すると、血圧が
下がった感じと、脈拍が60(40の間違いでは?)台になる。」
「上記訴えあり本日受診。
来院時血圧122/78 P:68
自宅の血圧計にて脈拍が40台になることがあったとのこと。
現在は症状なし」
「現在症状なく経過。
2/23の時点より処方内容変わりなく前回外来時と脈拍、血圧ともに変わりないため、
主治医の外来を提案したところそうしたいとのことで本日の外来はキャンセルと
した。」
「医師(循環器医師)外来日までに症状の変化があるようであれば病院に連絡し、受診
するよう説明した。」
「わかりました。ありがとうございます。」
訪問医の指示で4月1日にメインテート(降圧薬)の服用を半減し、4月6日にはさらにシベノール(抗不整脈薬)も半減していたので、その効果があって、4月8日の看護師の測定では血圧、脈拍ともに正常値に戻っていた。
【2015年4月13日 看護師カルテ】
「予約外受診
4/8にメインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)内服にて血圧と脈拍が下がる
ような症状にて来院したが、しばらく症状変わりないため、主治医外来日の受診を
すすめており、本日来院。」
「4/8以降自宅での脈拍は60前後、血圧は100前後で経過している。」
「ふらつきなどの症状なし。」
「BP:120/65 P:67」
≪≪≪循環器科医師、処方変更の必要なし≫≫≫
2015年4月13日予約外で循環器科を訪れ、4月1日の訪問医の診察で『血圧104/44、脈拍が41』だったので、訪問医からメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)を減量するよう指示されたと循環器科医師に説明した。
【2015年4月13日 13:47 循環器科 医師カルテ】
「血圧が下がってしまうような感じがする。
かかりつけで見てもらったときに脈拍40台でメインテート
(降圧薬)を減量するように言われた。」
「脈拍40台というのが『正確に脈をカウントできていたかど
うかが問題』。脈拍60台が続いているのであれば『元通り
の処方に戻して』いただいてもよろしいのではないでしょ
うか。」
[2015-04-13 循環器科 医師カルテ]
[2015-04-13 心電図]
循環器科医師からは訪問医の指示による減薬ではなく、循環器科医師が処方した元通りの処方に戻すよう指導されたが、戻さなかった。これが最後の循環器科診察となった。
血圧、脈拍が正常値に戻ったのは、訪問医からメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)の減量を指示されて実行したことが功を奏したのである。
2015年2月23日にメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)を服用する前から血圧、脈拍ともに正常値を保っているのだから、無理してメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)を飲み続ける必要はないはず。
『24時間ホルター心電図検査』結果の『要観察』からいっても、メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)、エリキュース(抗凝固薬)の服用は必要なかったというより、服用すべきでなかったということであろう。薬の服用は必要最小限に留めるというのが、医療の基本である。
脈拍が40台にまで下がったのは、メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)服用の副作用であろう。
訪問医からの減量指示の内容を循環器科医師に説明したが、
まったく聞く耳を持たずの対応であった。
循環器科の医師の処方には戻さず、以後も訪問医の指示に従った。
医師なら脈拍を正確にカウントできないわけがない。素人でも血圧計で間違いなくカウントできる。循環器科の『ボンクラのポンコツ医師』は何を言ってるのか。
脈拍が40台と通常より低くカウントされたら、医師は当然もう一度カウントし直すから、間違いはおきない。
母が体調不良を訴え、訪問医がそれをみかねて、処方薬の減薬を指示したと話しても、自らの処方を見直そうともせず、元の処方の維持を求めるとは、循環器科医師は状況変化に柔軟に対応できない、『思考停止状態の愚鈍なバカ医師』である。
循環器科医師の処方薬服用による副作用で体調不良を訴えているのに、まったく意に介さずといった態度。せっかく再診してもらいに来院したのに、むなしく帰宅することになった。
そもそも循環器科医師自身が、ほって置いたら脳梗塞の恐れがあると診断して処方しておきながら、自身で検査、診察を続ける意志がない。自身でけじめも付けられない厄介なトンデモ医師。
昔取った既得権の医師免許の上にあぐらをかいて、漫然と惰性で診察を続ける『おっさん医師』。嘆かわしいかぎりだ。
訪問医に丸投げしてしまったので、もう関心を失ったか。
循環器科医師の処方薬のおかげで、腹水が溜り腹部に圧迫感を感じるようになったことが、産婦人科主治医による腹水穿刺につながった。循環器科医師の『百害あって一利なし』の処方によって、母は塗炭の苦しみを味わうことになってしまった。まったくやりきれない思いがする。
【2015年4月18日 母の日記】
毎日苦しく、辛くなって来る。少しづづだけど本当にそう
感じる。
【2015年4月19日 母の病気メモ】
刻々と膨らんで来る感じのお腹・・・。
≪≪≪心房細動治療薬すべて服用中止≫≫≫
【2015年4月22日 訪問医 診療レポート】
「循環器の薬を飲んでから調子が悪かったようですね。メインテート(降圧薬)を減ら
しても徐脈が変わらないので、シベノール(抗不整脈薬)も減らします。」
「ひとまず、発作性心房細動の予防のためにメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不
整脈薬)は1錠ずつ継続しましょう。」
「エリキュース(抗凝固薬)で血痰が出た影響もあるので、呼吸器科医師も中止した方が
良いと判断するかもしれません。今日(4月22日)の主治医(産婦人科医師)と金曜日(4月
24日)の呼吸器科医師にも相談して見て下さい。」
2015年4月22日、産婦人科主治医が、お腹が辛いと母がいうので、処方した循環器科医師の承諾を得ないで、メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)、エリキュース(抗凝固薬)すべての服用中止を指示。
[2015-04-22 訪問医 診療レポート]
【2015年4月22日 16:04 産婦人科 主治医カルテ】
「お腹苦しい
両足も浮腫んだ
右を下にすると痛い
体重うなぎ登りで増えている、現在47kg」
「腹水++」
「浮腫著明
腫瘤の顕著な増大はないが腹水貯留あり
下腹部は腫瘤のためスペースなく上腹部メインにある
『穿刺は肝臓・小腸近く、現時点での量ではリスクの方が恐
い』」
「腹水貯留傾向あり
穿刺よりはまずは利尿薬内服で排出期待」
「来週火曜(4/28)眼科後に受診を
場合によっては入院管理も検討」
「徐々に増悪してきている旨説明した」
【2015年4月22日 母の日記】
朝外廻りの掃除をする。訪問医が心電図とり。
午後『元看護師長さん父上(運転)の車で、母上も乗り、
(主治医)先生の診察』に入り、心臓の薬三種(メインテート、
シベノール、エリキュース)中止にする。
心房細動治療薬すべての服用中止指示は、母の日記には書いてあるが、主治医のカルテには記載がない。処方した循環器科医師への配慮なのか、責任の所在を不明瞭にしたいのか。
心房細動治療薬、メインテート(降圧薬)、シベノール(抗不整脈薬)、エリキュース(抗凝固薬)が卵巣腫瘍の患者に及ぼす副作用について、肝心の循環器科の『昼あんどん』医師が正しい情報、認識を持っていたのか疑問が残る。仮に持っていても、実行できなければ、なんの意味もないが。
やはり循環器科の医師が処方した心房細動治療薬は、母にとって必要ないというより、服用すべきでない、服用してはいけない薬であったということになる。
訪問医や産婦人科の主治医が母のお腹の状況を見るに見かねて、段階を追って循環器科医師の処方薬の服用中止を決めた。
この日の産婦人科主治医の診察で、いよいよ最悪の腹水穿刺の検討に入った。
2015年4月24日、呼吸器科の医師の指示で、血液検査を受けた。
【2015年4月24日 9:50 呼吸器科 医師カルテ】
「BP109/67 P108 Spo2 96% KT36.6度
BW42→45.9kg→44.7kg(1/9)→47kg(4/24)」
「具合が悪い。内出血や血痰が出る」
「心臓の薬が影響? 脈が40くらい」
「循環器の薬は全部やめることにした。腹水があるので、
いずれ穿刺の予定?。」
【2015年4月25日 母の病気メモ】
日毎にお腹が膨らんでいく。
2015年4月22日に循環器科の服薬を中止したことで、2015年5月1日頃には食欲が元に戻る。
2015年5月4日頃には体もだいぶ楽になり、家事も問題なくこなしていた。
結局、循環器科医師の心房細動処方薬は、必要ないどころか、健康を害するだけの処方すべきでない、百害あって一利なしの、とんでもない薬であったということになる。責任感の希薄な坂本宗久医師は一体なにを考えて処方したのか強い疑問を感じる。こんな医者にかかったら、患者は崖っぷちに立たされることにもなりかねない。実際に母は崖っぷちに立たされてしまった。
2015年2月23日に循環器科医師がメインテート(降圧薬)とシベノール(抗不整脈薬)を処方し、3月9日にエリキュース(抗凝固薬)を追加処方。
2015年4月1日訪問医がメインテート(降圧薬)の半減を指示、4月6日にはシベノール(抗不整脈薬)の半減も指示、最終的に4月22日に主治医が上記3薬の全面服用中止を指示したことで、やっと循環器科医師のバカな処方を止めることができた。
この間、母の体調は悪くなる一方で、これが原因で腹水穿刺となって、致命傷を負うことになった。循環器科医師という無能でバカな医師の処方が母の死に繋がったことになる。
循環器科医師がはたして循環器科の医師としての適格性を備えているかを、東京医療センターは真剣に検討する必要があると思う。
東京医療センターの重大医療事故(3)につづく