病院の闇(4)からつづく
≪≪≪参照記録≫≫≫
【電子カルテ】
全600ページ余のうち、眼科検査結果200ページ余を除いた正味400ページ
余が産婦人科を中心にした診療記録。各種検査結果と看護師記入分も含む。
循環器内科医師と眼科研修医の間の通信文や、産婦人科主治医と研修医に
よる腹水抜きの過程が、看護師の記述も含め、時間を追って克明に記録さ
れている。
ただ、日時に逆行する形で連続して出力されているので、記録を追いかけ
るのに余計な労力を要した。
【訪問医の診療レポート】
原則月2回の訪問看護のたびに、母の健康状態について聞き取った内容と、
指導したことが書かれている。私が母から聞いていなかった事実もあり、
貴重な情報源となった。
【母の電子メール】
元来、母は筆まめでよく手紙を書いていたが、電子メールを覚えてからは、
大勢のメル友と盛んにメール交換を始めた。
子供の時からの友人とは、交換日記でもやり取りするように頻繁にメール
交換していた。メール魔かと思うほど、毎日長時間メール書きを行ってい
た。キー操作も、かなり速かった。
おかげで大量のメールが残されており、卵巣がんになってからは病気関係
の記述も多く、『ほぼリアルタイムの記録』となるので信頼性も高い。
【母の日記】
20年以上にわたって毎日のように簡易日記を付けていた。当然、自身の健
康に関する記述もあり、母の闘病記録をまとめるにあたって、有益な情報
を得ることができた。
【母の病気メモ】
母が闘病中に体調の変化を、自分で随時メモに書き残したもの。
詳しくはオンラインストレージDropboxの「闘病記」フォルダ内pdfファイルを御覧ください。
https://www.dropbox.com/sh/1kr7ag1629iw1m7/AADiUCYwN7we9fmo3vYoXS-Ka?dl=0
病院の闇(1)~(5) 完