tsubuyaki622の日記

母の闘病記

東京医療センターの重大医療事故(11)



   東京医療センターの重大医療事故(10)からつづく


■■■警視庁碑文谷警察署 刑事■■■


碑文谷警察署 刑事 刑事歴20年(当時)



    ≪≪≪東京医療センターに医療事故調査依頼≫≫≫



2015年5月8日、母は”卵巣癌の疑い”で溜まった腹水を誤って全量抜き取られ一月半後の6月22日自宅で息を引き取った。享年81歳。


2015年9月28日東京医療センター母の腹水抜きについて、医療事故調査を依頼。企画課員が事故調査委員会を立ち上げて調査』すると応えた。


2015年12月15日東京医療センター医療事故調査の進捗状況を問い合わせた。企画課員は、産婦人科の主治医が『処置内容に問題はなかった』と言ったので、そのまま調査もしないで2月半の間放置していたと応えた。


医療事故でなければ、事故調査をしたが医療過誤は認められなかったといってさっさと連絡してくれば済むことなのに、現実に医療過誤があったがゆえに対応に苦慮して、ずるずると2月半もの間放置していたのだろう。


企画課員が私への連絡をためらって、納得のいく理由もなく2月半も放置していたことで、東京医療センター医療事故の存在を事実上認めたことになる


東京医療センター事故原因を究明する意志がないと分かり、医療センターに期待するのは諦めて警察に相談することにした。


2016年1月7日、警視庁碑文谷警察署に被告訴人を東京医療センター産婦人科主治医ほかとする告訴状を持って、医療事故被害相談に訪れた


相談した刑事から医療事故の証拠となる解剖所見がないので証拠不十分で告訴状は受理できないと告げられた。代替として担当医師による説明の場は設定できるとのことだったのでお願いした。


2016年1月21日東京医療センター産婦人科科長と主治医から母の腹水抜きの処置について説明を受けた


科長、主治医とも、腹水抜きは正常に処置され、問題はなかったの一点張りで、話し合いは平行線のまま終わった東京医療センター医療事故の存在を認める気がないと分かり弁護士に相談することにした。


2016年2月9日、科長の勧めで、カルテ600頁余を入手した。



       ≪≪≪弁護士に医療事故調査依頼≫≫≫



2016年3月4日赤坂一ツ木法律事務所の弁護士と東京リベルテ法律事務所の弁護士医療事故被害について相談した。両弁護士は『医療事故研究会』が選任した。


2016年3月22日、両弁護士と医療事故調査契約を締結


2016年12月22日、両弁護士から医療事故調査結果の報告を受けたが、まったくのピント外れで、医療事故ではなかったという前提に立った、結論ありきの報告書であった。専門医の意見書も付いていなかったので、専門医の意見書を付けた報告書を再提出するよう要請した。


2017年6月29日専門医から意見を聴取して両弁護士がまとめたと称する、医療事故調査報告書の説明を受けたが、医学知識のない両弁護士が医師になりすまして作文した、医学的合理性に欠ける詐欺同然の報告書であった。


結局1年3カ月の月日と少なからぬ費用を弁護士に浪費させられただけで終わった。帰り際にこの医療事故調査報告書は詐欺報告書だと言って両弁護士を罵倒し、詐欺で訴えてやると言い残して赤坂一ツ木法律事務所をあとにした


弁護士がダメなら、もう一度警察に相談するしかないと考え、新たな資料を加えた医療事故説明書類を作成した。



     ≪≪≪碑文谷警察署に医療事故被害相談≫≫≫



2017年10月5日午前9時過ぎに、前回2016年1月7日に相談した碑文谷警察署の担当刑事に、新たに用意した母の医療事故の証拠書類で、医療事故の被害相談すべく電話したところ、定年退職したとのことで代わりの刑事が電話に出た



対応した刑事は、はなから迷惑そうな様子、態度で、会って話を聞こうとしなかったが、私もここで引いたら終わりと思い、40分ほどかけて粘り強く説得してなんとか面会の約束を取り付けた

指定された10月5日午后1時に碑文谷警察署に伺った。案内された部屋は、署員の事務室に付設された取調室のような少し圧迫感のあるこじんまりした部屋であった。



部屋に入るなり、まだ立ったままの状態で刑事は開口一番


『死んでしまった人間を、今さらどうしようと言うんです

 か。』


大声で聞いてきた


研修医が母の死の20日後に過労自殺していたことは午前の電話で刑事に話したが、2016年1月7日の医療事故被害相談では自殺報道される前で知らなかったのでまったく触れていない

刑事が研修医は死んだという前提で聞いてきたのは、警察として研修医の自殺を把握していたということになる

さらに、『今さらどうしようと言うんですか』という言葉は、研修医が医療事故を起こしたという前提で、死んでしまった研修医に今さらどんな処罰を望んでいるのかということであろう。

つまり刑事は、自殺した研修医が医療事故を起こしたと認めたことになる。ごっつぁんです

研修医は死んだが、腹水抜きを指示、指導した主治医は健在でしょうと応えると主治医をどうしたいと言うんですかと聞くので

医師免許(業務)停止というのがあるでしょう、と応えた。


腹水抜きを実施した研修医より、精神疾患を発症して、うつ状態にあった研修医を指揮、指導する立場にあった主治医の方が医療事故に関する責任ははるかに重いはずである。刑事は事案の軽重を理解できていないのかこれで刑事が勤まるのか




      ≪≪≪弁護士の報告書に突然激高≫≫≫



弁護士から受け取った医療事故調査報告書のコピーを刑事に渡したところ刑事はテーブルに置いた報告書のコピーを、平手で力一杯バンバンと叩きつけながら、大声を張り上げて


『あなたの弁護士がこう言っているんじゃないか。』

『そんなに弁護士の言うことが気に入らないなら、』

『自分で弁護士の勉強をして、弁護士になって、』

『自分で調査したらいいじゃないか。』


と、がなり立てた


私が弁護士の報告書は医療事故を否定した、結論ありきの詐欺報告書であると話したのが、よほど癇に障ったらしく刑事は突然烈火のごとく怒りだし、感情が噴火大爆発した感情爆発するようなシチュエーションではなかったにもかかわらず。

部屋の扉は開け放たれていたので、刑事の上司と思しき人物が何事が起きたのかとこちらの様子を見に入口までやって来て覗き込んだ

碑文谷警察署では、母の医療事故の存在を封印して、建前上医療事故はなかったことにしていたようで、私が弁護士の報告書を否定して、医療事故の存在に言及したことが、刑事の感情を強く刺激したようだ。

刑事の感情が大爆発したということは医療事故の存在を警察として認めたということである。医療事故の存在を警察が認識していなかったのなら、刑事の感情が大爆発することもない『あ、そー』と軽く受け流しておけば済むことである。ごっつぁんです

医療事故の被害相談に訪れただけなのにまるで被疑者取り調べでもしているかのような、居丈高な態度には正直閉口した。なに勘違いしてるんだ、このバカ。驕るな

刑事による一連の言動は、まさしく警察権力を笠に着たパワハラそのもので、相手が被害相談に訪れた一般都民であることを考えると、著しく常軌を逸したあからさまな強迫行為であったといえる。

 

 

刑事を20年もやっていると偉くなったと錯覚して一般人にパワハラ暴言を吐くようになるのだろうか。警察の悪しき体質が如実に現れていたようだ。

 

業務中に些細なことで興奮して感情爆発するのは精神的未熟さの現れであろう。修養を積む必要がある。

刑事の「自分で調査したらいいじゃないか」という言葉を受けたわけではないが医療センターも、弁護士事務所も、碑文谷警察署もまったくもっていい加減で当てにならないと分かり結局自分で調べてまとめるしかないと考え、一連のブログを書くことになった




    ≪≪≪内臓損傷では一カ月も生きられない≫≫≫



刑事は内臓を損傷したら一カ月も生きられないと言った。確かに内臓損傷してなんの処置も施さなければ、長く生きることはできないという点については同意するが、それが一カ月になるかどうかは分からない

2015年5月8日に研修医がメインの腹水溜まりの腹水を誤って全量流出させて内臓を損傷した翌日5月9日の母の日記と病気メモには、



『(腹)水抜きをした後から、ずっと膨らんで来るお腹』(日記)

『(医療センターから)帰宅、前よりもっと膨らんで来るお

 腹』(病気メモ)


5月10日と14日のメールには、


『お腹はへっこむどころか反って膨らんでくる』(10日)

『(腹)水を抜いても反って膨らんできたお腹、あの日の苦し

 さはなくなったものの、違う苦しさが出て来て』(14日)


書き残している


メインの腹水溜まりの腹水を全量流出させれば一時的ではあっても腹部膨満感は治まり、お腹が少しは楽になるはずである。

ところが、お腹が楽になるどころか、前より膨らんできて、違う苦しさが出て来たと書いている。

内臓損傷の傍証として十分に採択可能な母自身による証言記録である。



2015年5月8日のカルテで研修医は、


『腹水700mlで流出止まつた。』

『(穿刺針の)向きや深さを変えたり、シリンジ(注射器の筒)

 で陰圧かけるも引けず。』


と書いている。


『腹水700mlで流出止まった』とは、メインの腹水溜まりの腹水が全量流出して、腹水溜まりがあった腹腔内のスペースがなくなったことでテープで腹部に固定されていた穿刺針が内臓に突き刺さったことを意味している。


研修医は、ここでさらに『(穿刺針の)向きや深さを変えたり、シリンジ(注射器の筒)で陰圧をかけた』が、これは腹部に突き刺さった穿刺針を何度も抜き差ししながら、内臓に多数の損傷を与え、さらに腹水ではなく内臓器から内容物を引き抜こうとしたということである。大バカヤロー


これでも内臓損傷を否定するのであれば刑事にはカルテの記述に基づいて全体の状況を客観的に理解、把握する能力が欠けているということである。つまりアホ。これで刑事が勤まるのか。伸びしろが少ない。


 母は2015年5月8日に腹水穿刺に伴う内臓損傷を受けた一月半後の、6月22日に亡くなっている

途中5月23日には、フェントステープ(痛み止めの麻薬)で一時的に体調が持ち直したが、6月に入ると急速に衰弱していった




       ≪≪≪専門医10人の証言が必要≫≫≫



刑事にどう説明しても納得を得られない、というより納得する気など毛頭ないことが分かったので、どうしたら被害届を受け取ってもらえるのか試しに尋ねてみたところ、


『相談者である私がまず、確かに医療事故であると、裁判で

 証言してもらえそうな専門医10人を探す。』


『次に10人の専門医の元に私自身が出向いて個々に面談し、

 間違いなく裁判で証言してもらえるか確認する。電話では

 だめ、面談が条件。』


『10人の専門医の確約が取れた後に、刑事がもう一度、医師

 一人一人に直接面談して再確認する。』


と得意げに”和尚”は『空念仏』を唱えた。



ひどく現実離れした『バカのうわ言』のようなことを、よくもまあ抜け抜けと話せるものだと関心させられた私は真剣に医療事故被害の相談をしているのに、刑事はまるで『言葉遊び』でもするかのようにばかばかしいことを屁でもするように平然としゃべっている実に扱いにくい刑事である。要するにかなりの『つむじ曲がり』


これ以上相談を続けても展望が得られそうにないので、引き上げることにした。


碑文谷警察署を出たのは午后5時10分前だった。午後1時から正味3時間半の長丁場であったが、残念ながら被害届を出すという所期の目的を達することはできなかった


ただ刑事が実質的に医療事故の存在を認めるような言辞で応対してくれたことは想定外の得難い副産物であったごっつぁんです



      ≪≪≪松崎圭祐医師のネット記事≫≫≫



刑事の求めに応じて、10人の専門医を探し出し、裁判での証言の確約を得るというのは現実的ではないので、ネット上で腹水抜きに関する専門医の見解を検索してみた。

2017年10月16日に、都内豊島区要町病院腹水治療センター長の松崎圭祐医師が、腹水抜きについて数多くの貴重な記事を書いているのに気づいた。




記事の内容は、東京医療センターの重大医療事故(4)】2015年4月25日のあたりを見てほしい。


松崎圭祐医師は、自ら開発した『KM-CART法を使った腹水治療で、5年足らずで4000例(2016年8月まで)』におよぶ実績があり、この分野の第一人者と目されている。


松崎圭祐医師の記事の一部を引用する。


『腹水を抜いてただ廃棄』するだけでは、『体力維持に必須のアルブミン(栄養分)』グロブリン(免疫関連物質)』等のタンパク質も腹水と一緒に抜き取られてしまうため、『急速に患者の体力が低下』して『全身状態が悪化』し、さらに腹水が溜まりやすくなるという悪循環を招き『死期を早めるだけ』なので、腹水を抜いてただ捨ててはいけないというのが現代医療の常識である。



       ≪≪≪碑文谷警察署に電話で相談≫≫≫



松崎圭祐医師の腹水抜きに関する知識、経験は、並みの10人の専門医など遠く及ばないほどの、豊富な実績に裏打ちされたものであると分かったので、松崎圭祐医師の記事で刑事を説得することにした

2018年1月12日、碑文谷警察署の刑事に電話で、腹水抜きの経験豊富な医師の記事を入手したので医療事故被害相談にもう一度伺いたいと話した。

刑事は予想した通り、10人の専門医が集まったのかと聞くので並みの10人の専門医など遠く及ばないような、実績豊富な医師の記事で説明したいと話したが、ネット記事など信頼できないと言いあくまで10人という『専門医の頭数を揃える』ことにこだわる硬直した姿勢を崩さなかった




        ≪≪≪病院を潰したいのですか≫≫≫



前回2017年10月5日と異なり今回はどう説得しようにも、頑として動こうとしない私の執拗な食い下がりに業を煮やしたのか


『金が目的ですか。』

『病院を潰したいのですか。』


と、厳しい口調で問い返してきた



小茂田刑事は、明らかに東京医療センターで医療事故があったという前提に立って話している実に正直な刑事であるが、正直なだけではだめで、誠実さが伴っていることが重要である。

医療事故であるならば、誠実に捜査するのが警察の努めではないか。

刑事の言葉からは、身を挺してでも東京医療センターを守るんだという気迫だけは十分に感じ取ることができた。なぜそうまでして、東京医療センターの防波堤になろうとするのかが理解できない。裏に何があるのか。

警察としての守るべき対象を取り違えているようだ。加害者である東京医療センターではなく被害者である遺族に寄り添うのが警察の本来の努めであると、私は理解しているのだが。

精神疾患を発症して、うつ状態にあった研修医によるあまりに初歩的で稚拙な医療過誤が表沙汰になれば東京医療センターの存続にかかわる重大な問題につながりかねないと、刑事は真剣に考えていたようだ

碑文谷警察署は東京医療センターのことは暖かい眼差しで見守っているようだが、被害にあった患者のことはどこかに置き忘れて視野には入っていないようだった。




    ≪≪≪碑文谷警察署は医療事故を把握してた≫≫≫



2017年10月5日に碑文谷警察署に被害届を出した際の


『死んでしまった人間を、今さらどうしようと言うんです

 か。』


という刑事の言葉


さらに弁護士の医療事故調査報告書を渡して詐欺報告書だと言ったら


『あなたの弁護士がこう言っているんじゃないか。』

『そんなに弁護士の言うことが気に入らないなら、』

『自分で弁護士の勉強をして、弁護士になって、』

『自分で調査したらいいじゃないか。』


がなり立てたなにがなんでも医療事故の存在を認めないという気迫の籠った迫真の感情大爆発であった。


2018年1月12日にもう一度被害相談に伺いたいと電話した時の、

『金が目的ですか。』

『病院を潰したいのですか。』

怒鳴り返した刑事の言葉



刑事はかなり荒っぽくてちょっと扱いにくいが、根は正直とみえて率直に思いの丈を吐き出してくれるので、突っ込みどころの多い言辞を得ることができたごっつぁんです


研修医の自殺捜査で、碑文谷警察署は精神疾患を患っていた研修医が、母の医療事故に深く関わっていたことを知り、事の重大さを認識していたが、当事者である研修医が自殺してしまったので指揮、指導した主治医の責任も含め、医療事故の存在そのものをうやむやにして捜査を終えたようだ。『これにて一件落着のお手軽捜査』であった。

 

 

警視庁碑文谷警察署と違って江戸南町奉行の遠山の金さんなら『これにて一件落着』とはしなかっただろう。もっとも格が違い過ぎるか。(笑)


医療事故の事実を把握しながら、捜査に着手しなかったのであればその態様は職務怠慢、放棄以外のなにものでもなく看過できるものではない

病院が潰れるかもしれないと刑事が真剣に心配する程の医療事故の存在を知りながら警察が握りつぶして捜査しなかったのは都民に対する重大な背信行為ではないか。

個人の被害者の存在には目をつむり加害者である東京医療センターのような大病院が起こした医療事故には、見て見ぬふりをする大甘な警察の対応には疑問を禁じえない

刑事の言動から、碑文谷警察署は東京医療センターと癒着、結託して医療事故の隠蔽を図ったと推察できる。碑文谷警察署は医療事故を隠蔽することに、一体どんなメリットがあるのか。まさか捜査しなくて済んで楽できるなどといった馬鹿げた理由ではないだろう。

これが警察の医療事故捜査の実態と知り残念かつ無念で深い落胆を禁じ得なかった

碑文谷警察署が東京医療センターの番犬役を担っているとは想像したくないが。

以前あった桶川女子大生ストーカー殺人事件で、警察の不適切な対応が問題視されたことがあるが、どうも警察というのは面倒な案件には積極的に関わろうとしないで、相談者を突き放そうとするようだ。

警察という巨大組織は積極的に自己変革しようとする意志、意欲に乏しい、旧態依然たる体質のようで、桶川事件のようにマスコミに取り上げられなければ変わらないようだ。これは多分、碑文谷警察署のような一出先機関に限った問題ではないように感じる。




『警察に医療事故被害相談』(1)~(2)で、警察の対応についてもう少し詳しく説明しているので、そちらも合わせて読んでいただきたい。

 

詳しくはオンラインストレージDropbox「闘病記」フォルダ内pdfファイルを御覧ください。

 

https://www.dropbox.com/sh/1kr7ag1629iw1m7/AADiUCYwN7we9fmo3vYoXS-Ka?dl=0

 


   東京医療センターの重大医療事故(1)~(11)完